松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ワークマンの、5本指ソックス。

2018-11-14 09:19:51 | 日記・エッセイ・コラム

 人口減少と共に店が減っていく中で、吉幾三のCMも見られなくなり、ワークマンの存在を忘れかけていた。

 夏場にワークマンの話題が取り上げられ、仕事着としてではなく、実用性から若い人に見直されていることを知った。

 秋田市では2店舗が営業しているが、広面店に寄ってみた。まだ暑い夏だった。しかし客は寂しかった。帰る頃、作業着の人が何人か買い物をしていった程度だ。

 オレは5本指の白い靴下を買った。28cmの人用のがあった。これがすぐれモノでビックリしている。3足セットだから交代交代履いてはいるが、丈夫で驚いている。未だに足を締め付ける。買った時と全く変わらない。

 少し慣らしたらもっと緩くなって、履き心地が良くなるだろうと思った。季節が変わっても、靴下は変わらなかった。相変わらずヘビーデューティー。大したもんだ。どれだけ靴下に、気持ちを込めているんだ。凄いプライドだと思う。

 生き残るわけが分かった気がする。ほかの品物も、使うと明らかな違いがあるのだろう。だけど機能性が優れただけじゃ、若者は買いに来ない。ファッション性も、受け入れられる範囲に収まるのだろう。

 いいモノはいい。このコンセプト。次代の人間に、分かってもらえるのはうれしい。

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