松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

象潟漁港に住み着いた、ネコたち。

2014-11-02 06:11:29 | ペット

嫁の野暮な用事で、象潟へ行った。行くともちろん実家に寄るが、漁港にも寄る。

それは引退したジサマが番小屋にいる、ということもあるが、こっちの動機の方が大きい。

おそらく日本一幸せな野良猫かも知れない。何しろ新鮮な魚を人間より早く、しかも

調理したやつも、サービスしてもらえるからだ。

この子が一番若い。捨て猫でほんとの親はいない。この白と黒が、育ての親で、連れ去られ

ないか警戒しているところ。

今日一番のアイドルだろう。片目が開かないところが、また母性愛をくすぐる。

親の心配をよそに、のびのびくつろいでいる。きのうは鳥海山という大きな屏風の

おかげで象潟はほとんど雨が降らず、おまけに暑いくらいだった。

遊佐方面から上昇気流に乗って、山頂から雲が下りてくる。典型的な「ダシ風」だ。

これを「フェーン現象」という。

庄内ナンバーの常連がいて、なべに魚と、ネコじゃらしで遊ぶ。

この子らも、この前来た時はかわいい子猫だった。

ネコが住み着いてからは、冬場にしまって置いた網が、ネズミにかじられることは

なくなったそうだ。しかし慣れすぎて、車が往来しても、どかない。短気な漁師には

引かれてしまう。だから番小屋と船の間には、遊びに行かない。

ここは、外海のすぐ前。番小屋の裏に当たる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする