花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

オープンフォレストin松戸

2012年05月24日 | 松戸周辺
5月の連休を過ぎてから10日間あまり松戸の森が公開されました。
普段公開されている森や未公開の森などボランティアの方の案内で見ることができました。
森のほかにも寄贈された茅葺屋根のお屋敷や古墳など身近にあっても知らないところばかり
を歩いてきました。日常の手入れや保全はすべてボランティアの力によるものです。



このお屋敷はいずれ公開されるそうです。
中へ入ってみたら間取りや配置など実家に似ていたので思い出にひたってしまって。



裏の竹林 ここには竹を使った和紙の工房があります。




中学校の中の古墳 まだ中の調査はされていないそうです。


この大きな古墳のほかにもうひとつ小さな古墳もあるそうです。


中学校からほどなくの距離に三つ揃った別の古墳がありました。
そのうちの1号古墳にはきれいにそのまま残っていた人骨二体が頭を東に向けて
横たわっていたそうです。
貝塚だったため貝のアルカリ成分が作用して良好な状態を保つのに役立ったと
推測されているのですが木棺で使われていた釘も発見されました。およそ1500年も前の
できごとでした。周囲には今でも貝殻がいっぱいあります。時空を超えてのタイムスリップ!



公の森のほかに個人の所有の森も多いです。森の守り神としてお祭りしていた「いしみやさま」


ケヤキやコナラなど木の種類も豊富でした。スダジイの巨木


千葉県ではあまり多くないと聞きました。ヤマハンノキ 若芽


葉の形がきれいです。






こっちを見ている?・・・森人 守人   ヤマハンノキの幹  


別の森でも竹の木が多かったです。
整備するにはタケノコのうちから掘って処分しなければならず
ボランティアの方の苦労は相当だと頭が下がる思いです。



ウグイスカグラが赤い実をつけていました。
ホウチャクソウ・マムシグサ・キンラン・ギンランなど花の種類も結構多いかもしれない。


あまり関心は持たれないのかと思っていたら意に反してたくさんの方が集合されました。
すぐ近くにある森の存在を知ることができたので散歩コースに加えようかな♪