棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

生きるという感覚

2014-08-28 11:43:13 | 山郷の暮し
6年前から、いやそれ以前から始まっていた脊柱管狭窄症なのであろうが、たまたま6年前の8月にガクンときて、MRI検査にてはっきりわかった。
分かったが治療法がわかったわけでなく、整骨医院に行けば決まったように手術をしましょう、の一言。
以後、自己治療とともにマッサージ・整体・鍼灸などにかかり、動きも普通の生活ができてきた。
しかし、昨年より気合の入った制作を続け、いつの間にか頸や腰に大きな負担をかけていたのか・・。

昨年頃から全身のシビレが出始め、最初に脳の障害を心配し検査を受けた。
全く心配はないが、シビレに関してはワカラナイ、とのことで、今なお同じ診察結果だ。
今年の8月に入り、シビレが一気に進み、足の裏は感覚がなくなり運転が難しくなる。
その状態は今も変わらず、この先も直ちに改善することはあるまい。
杖を離せない生活になっているが、少しずつ歩数が増えている。
 
 今日こそは 一歩先に 歩きたい
 期待こめ 歩いてくれと 願う朝
 歩行器を 見て悲しき 就寝時
 今日こそは 百歩歩くぞ 手を伸ばし

そのような状況の現在で、しみじみ思うことがある。
自分のことを自分でできることがいかに「いきている」と思えることか。
生きる ということに対し、名誉や財産またはそれらに類することがいかに虚しいことか。
正直 私にはそれらはないが、介護の方々に頼る前に、なんとしても自分で過ごしたいものである。

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