棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

哲学的思考

2011-01-26 08:42:34 | 山郷の暮し
真冬日でない日が2-3日続くと今朝の寒さはキツイ。
鉛色の空がジワーーとせまってくる。今日はサブーーイだろう。

10年以前に製作をした絵本「生命の樹」を引っ張り出し、PC編集を始めている中で、とくに文を再校正をしている。
インドの森に生まれたインドボダイジュが、悠久のときの流れ、自然と人間の営みを語る。自然編と人為編の二部構成によるものだ。
自然の猛威に打ち倒されながらも、再起してきた人間が、やがて自ら手にした力によって自然を破壊をし、窮地に落ちてきた現在。
人々の「信仰心」をべーすに、失意と希望にあふれた人間ドラマです。

この文は蔵書のひとつである 『哲学以前の哲学」松浪新三郎 岩波新書 1988年発行 になんらかの影響を受けていたかもしれない、とあらためて感じた。
ただ今この本を読み直し、さっぱりわからないが、哲学思考とはどんなことかアウトラインはなんとなくつかめる。
ついつい、哲学が無いだの、哲学的だなどと言ってしまうが、哲学とはいかなるものか、自己確認・整理をしなければなるまい。
昨夜、妙に冴え冴えとしてしまい、とりとめもなく思ったことを思い出しつつ綴っている。


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