棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ビックリ 布団柄

2020-01-11 16:59:53 | 山郷の暮し
お天道様がピカピカで寝正月の布団が日光浴。
布団干しは暖かさの象徴ともいえる日本的な光景。
ボケーーと観ていると「アレ!!! ミュシャではないか。」と気が付いた。
ご存じの通りミュシャは優れた装飾美術から絵画・彫刻等多彩な芸術家である。
私の制作にも多大な影響を受けている。


{ミュシャとはぜんぜん違うぞ}という声が聞こえそうですが、見た瞬間にそうひらめいたことで詰められてもこまってしまう。
布団柄をよく見ると花の輪郭の色、赤と色の調子が実にいい感じだ。
輪郭線が多彩な色どり、影を付けずに色の濃さで決めている。
言い換えれば単純なプリント柄なのではあるが・・・。



その布団はずっと以前からあったのであるが、シーツに隠れていたりしてわからなかった。
幸い羽毛の布団カバーだったので剥がしとってしまった。
まずは洗濯機に放り込み、物干にかけてさらにびっくりした。
光が透けてさらに美しさがました。
これをどう料理をしたらと乾いてから算段をしょう。

ついでですが30年以前に西ドイツで曼荼羅展をしたことがある。
その応援者の一人に「フトン」という寝具店があった。
ドイツの方だが日本に来た折に布団柄のダイナミックなデザインに見せられ、輸入販売を始めたとか。

その店に行けば、低いベット式に大胆なデザインの布団がかかっている。
室内装飾も兼ねた感じで実に良かった。
すっかり忘れていたことを思い出しました。

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