棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

マンダラ・あーと・パフォーマンス-2

2008-10-16 09:51:39 | 創作活動
昨夜の16夜の月はすごさがありました。

すでに20年前にやったことを、昨日のごとく語る気はありませんでしたが、文の流れの中で、昔話になってしまいました。
1980年代から90年代半ばまで、盛んに行ったパフォーマンスです。
障子戸に描き、後ろからライトアップすることに思いついたのは、我が家に遊びに来ていた子供たちのいたずらからでした。
お絵かきに調子の乗ったついでに、障子戸まで描いてしまった。ヨクアルコトデス。
絵の具が色光に変わった美しさに「ステンドグラスだ!!!」と改めてきずいたのです。

それより障子戸に、曼荼羅絵を描きまくる。
たまたま遊びに来たPA屋さん兼音楽プロデュースさんが、舞台で音楽とコラボできないだろうかと提案された。
アブストラックな絵画だと、当時から結構行われていたが、きちんとした曼荼羅絵による舞台公演はなかった。
描きての私はバックで音楽にあわせながら、障子戸4-6枚を描く、というものだった。
つまり、真っ白な画面に人影が、ビッシリと観音さんを描く。いや浮かび上がってゆく。
綺麗な色光になるためにはどんな絵の具がいいのか、青森のねぶたの彩色などを研究しながらスタート。
演出はしだいにエスカレートしていったのです。
つづく

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