棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

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鍔って面白い

2018-03-16 16:33:39 | 山郷の暮し
鍔の事などまったく関心がなかったのだが、「文鎮にでもしてください」といただいたのがきっかけでオークションを検索しだした。
そのいきさつは先に投稿しました。
冬の寒さもあり制作もままならず暇つぶしに研究をするうちに、モーー夢中になってしまった。

実戦では突き刺すのが主な戦法で、鍔の目的は手が滑って自ら指を切ってしまわないためのストッパーであった。
先にも書いたが「鍔迫り合い」は実戦ではなかったようだ。
韓国の時代劇には突き刺す武術で、直刀であり、古来の日本もそうであった。
鍔形状の大きな違いは、中心穴(なかごあな)の形が日本刀では鯉形で、韓国は長方形といかにも突き刺すにふさわしい形だ。
日本はいつしか弓なりの切る形になったのは、鋼材の違いなども関係あるようだ。

オークションにも時折長方形の中心孔の鍔が出品されることがあり、勉強不足のころは変な孔型だと思っていた。
また模様などは日本の鍔ほど意匠に富んだものはまだ見ていない。

日本刀のことに薀蓄をの賜る知識や興味はないが、他国の文化と比べたとき大きな違いがある。
武器をここまで意匠を凝らし、美術品にまで格調高いものに仕上げたのは日本だけではないだろうか。
海外の旅などでは必ず美術館ばかりでなく博物館にも入館するが、どこの国でも歴史的な武器の展示コーナーがある。
武器類には特に感心が無かったということもあるが、「美しいなー」と魅せられてしまった武器は思い出せない。
王様・貴族階級のキンキラなサーベルも鎧も同様である。

日本刀の刀身のすごさに世界が認めているが、意外と鍔をはじめとする他の装飾細工に注目をされていない。
刀身は国宝・文化財指定も数あり、今もって有名な刀鍛冶が伝わっており、興味の無い者もナントナク聞き覚えがあるものだ。
しかし、独自な発展を遂げた鍔においては、鍔工どころか代表的な流派すら知られていない。
私もつい3-4ヶ月前まで知らなかった。
これから専門職的(骨董屋的)なことではなく、画人としての思いつくままを記していこう。
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