棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

93-珍訳源氏-玉かずらの巻

2009-09-23 09:40:03 | 物語・絵本・童話
姫を初めてみた源氏殿はびっくりした。愛した夕顔の、いいがたい優しさと憂いとともに、どことなく毅然とした様子は、母親の夕顔以上だ。源氏殿の性癖虫がおきだしてしまった。
恋わたる身はそれなれど玉かずらいかなる筋を尋ね来つらむ  
とこの姫を玉かずらと称した。
源氏殿の実子夕霧の若君に、姉だと紹介してしまったのだ。これが後々に問題になってしまうのです。

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いやいやそんな生易しいものでなく「光源氏ハーレム六条殿堂屋敷」入りということでしょう。
さいさんお話をしたように、すべてのことを私が知ったのは、一年後の年末時でした。



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