棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

七夕

2008-08-07 15:27:44 | エッセイ・随筆
今日は月遅れの七夕。
日本の伝統行事は太陰暦で行われていたから、本来は月遅れが季節感とあっているのだ。
ときどき、陽暦を基準に日本古来の文芸・文武を論評していたり、はたまた温暖化現象と絡ました、をとっちがえた話までする先生が居たりする。

七夕は陽暦の7月ではなく、サトイモの葉も大きくなり、宝石のような朝露がたまる今でなくてはいけない。
その朝露で墨をすり、願い事を短冊に書いたものだ。
私も意味は知らなかったが、そうした記憶がある。

松本には江戸末期から、はやった珍しい七夕飾りがあった。
羽子板のような板に、男女の顔を描き、紙などで着物を着せ、軒先に飾った。
板絵は下級武士の内職仕事のひとつだった。

今日一般家庭ではみられず、記念館などでの展示となっている。
http://ryuomaru3.web.fc2.com/matumoto/sakuin/sb-25tanabata.html

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