棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

害獣--怪獣対策ネット

2008-08-07 09:16:04 | 山郷の暮し
「思索の道」などと、どこからか拝借をした名前をつけて一人悦にいっている散歩コースは、腰痛で動けない間に。つる草が絡み合い緑の壁となってしまった。
草木が被さる小道は、私がこの地に移り住む30年近い前までは、桑畑が広がり、養蚕農家がひっきりなしに出入りをしていた。
勝手に通っていた小道は、私道で「すみません通らせてください」と、農作業をしている人たちに、多少は後ろめたい気持ちで通ったものだった。
20年ほど前から養蚕農家はいなくなり、あっという間に桑畑はジャングルと化してしまった。
今やこの小道を通るのは、私と賢犬サクラが主だった。
と、思いきや、去年あたりからイノシシ・鹿の獣道となってしまった。
いくらサクラががんばっても、どうにもおいつかない。
連中は犬は嫌いだが、ニオイ程度ではひるまないようだ。
確かではないが、人間の髪の毛のニオイ が嫌いで所々ぶらさがっていた。

昨年は田圃がイノシシに遊そばれ、稲作は全滅。ドロをかむったお米はとても食べ物にならないという。
稲の緑の絨毯に一直線に筋があったり、所によっては、自由曲線が画かれている。
目撃はしていませんが、鹿の足跡だといいます。

今年は稲作をやめてしまった。実に深刻な問題なのです。
我が家の石垣から200Mちかく金網をめぐらしています。
自然のままがいい などと、軽々にいえるものではありません。

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