棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

五月晴れ

2011-05-16 08:45:28 | 山郷の暮し
初夏を思わせる気温に、草花の新緑が萌たち、風薫る大空に次々と目が生まれる。
薫風にきらびやかな色彩が溶け込む。
そう・・鯉幟が点々と見える日本独特の空になる。
この時期になると、ズク無しの私も自転車でスケッチにでかける。
しかし、風景はトテモ描けず、ことしもまた鯉幟を描く。今までに何十枚と描いてきてだろうか。鯉幟絵だけの展示会もいいかもしれない・・・。
あるときは鯉のでっかい目玉を描いたり、派手な色彩が薫風に溶け出してゆくさまを描いたり。最大1mX3mの画面になってしまったり、ともかくいろいろ在る。
太陽を背に、矢車ときらきら輝くウロコもおもしろく、躍動感がたまらない。
ともかく、たのしーーーとわくわくしながら描く。
今回は数枚のスケッチを基に初めて「武者幟」と組み合わせて見た。
気がついたことだが、鯉幟はけっこうひるがえっているが、武者幟は少ない。

この絵は2009年に描いたもので、今は画中の茅葺はありません。


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