源氏殿はご機嫌斜めの紫の上にてこずりながらも「我が娘をひきとり、立派な姫に育て宮中にあげたい。それには、身分の低い母親ではだめだから、なんとしても君でなくてはならないんだ」と、子供好きの紫の上の母性本能に訴えたのでした。
寒くなってきた頃、源氏殿は明石の君に、「二条の屋敷に親子で住んでくれ。せめて娘だけでも紫の上に養育してもらえば、将来は后の道も開かれる。貴方たちにとっても一番いいことなのだ」などと説得したのですが、明石の君は貴族社会の冷たさを訴えるのでした。
寒くなってきた頃、源氏殿は明石の君に、「二条の屋敷に親子で住んでくれ。せめて娘だけでも紫の上に養育してもらえば、将来は后の道も開かれる。貴方たちにとっても一番いいことなのだ」などと説得したのですが、明石の君は貴族社会の冷たさを訴えるのでした。
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