棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

寂しきこと

2016-05-22 14:52:02 | 山郷の暮し
朝方の流れは少し冷やっこかったのですが、10時を過ぎたころから気温は上がり
初夏 という言葉が使いたくなるほど、さわやかな心地よい風になっている。
一年中置きっぱなしの宴会テーブルですが、年々囲んでくれる客も少なくなっていきます。
今日あたりはそよ風にいざなわれるごとく、酒を小脇にした友が、永遠に来れなくなりました。
海外の旅やヒマラヤをともに歩いた友で、一杯飲みながらの話はその地を体験したものだけが
通じ合う楽しいものでした。
といっても、年寄りたちの「想いで話」ではなく、
次回は何処に行くべーーという盛り上がりになっていきました。
時には、我が宴会場では物足りなくなり「町さーいくべー」と、チンピラ年寄りになったり・・。

彼のエスコートで熊野古道の全行程を歩く計画を立てていました。
というのは、まだ私の腰が完全でないことと、彼は古道を部分的に探索していたからです。
いつでもできるというコースではないようです。(車で行けば簡単らしいが・・)

計画は一層とおのいてしまいました。

  行く春や 宴会むなし 友の弔報

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本