棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ミラクル・ボディー 内村航平

2012-07-16 09:18:07 | 山郷の暮し
昨夜のNHK特集ミラクルボディーは体操選手の内村航平「脅威の空中感覚」  
微動だにしない安定した着地のすばらしさには、目を見張ってしまう。
前回のウサイン・ボルト選手と同じく、鍛え上げられた肉体のすごさに驚嘆したが、それらを解明してゆくハイテクノロジーにも驚きだ。
 本筋とそれてしまうが特にビックリした技術は、内村選手がプレイ中は、もう一人の小さな自分がいて自分の位置というか動きがわかっている。見えている。ということだが、その脳の働きを映像化していることだ。
 解説の中で興味を引いたのが「もう一人の自分」の存在について、三人称的なもう一人と、一人称的もう一人 の違いがある、ということだ。内村選手の場合、特殊ともいえる脳の働きである、一人称的もう一人 が体操プレイを観察し、他者にはない運動能力をはっきしているということだ。

 私事で比べようもないのだが、製作時に精神がしだいに高揚してゆくと、もう一人の私が背後や上部などから
私を観ている、という感覚に入ってゆくことがある(残念ながらタマタマですが)。
どうもこれは三人称的なもう一人の自分 程度の領域で特別でもないらしいことがわかった。
話を戻すと、内村選手の超人的なバランス感覚は子供のころからの鍛錬に培われてきたもので、何よりも視力
が人並み優れている。
今夜は「マラソン最強軍団・持久力の限界に挑む」の解明で楽しみな番組だ。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本