棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

インドからのお土産

2010-12-28 08:19:09 | 山郷の暮し
半年ほどインドを彷徨していた女(こ)からお土産をいただいた。
写真のド派手な女神様模様バック。私が知る時代のインドにはこのようなものは無かったが、プリント技術の進歩だろう。
正直、さしもの私もこれを使う勇気はないが、このオッちゃんにかようなお土産とは、なんとなく気恥ずかしいようなうれしいような・・。
この女神さんは、ラクシミーとおもわれ、富と幸運・豊穣のポピュラーな家庭神さん。
日本では吉祥天と呼ばれるようになった。となると、親しみがわいてくるでしょう。
超人気で、どこの家に行ってもこのポスターが張られている。
インドにはあらゆる神様ポスターが売られ、人気がある。
面白いことに、描き方がほとんど同じで、まるでひとりの作家によるようである。
様式化されたごとくで、数ある神様ポスターに個性が無い。
いつごろかといえば、ヨーロッパの油彩画法がはいった1850年以降のようだ。
ソレまでは、インド独特な線描による細密画だった。(宮廷画や春画が有名)
それにしても、ヨーロッパとは違うボリュームの描き方で、全てが丸ぽちゃのメタボ・スタイルだ。
そおいえば、インドでは太っており、日焼けをしていないことが金持ちの象徴だった。
続く--マナリー帽子について

ryusun

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