棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

病気見舞い

2010-12-27 08:39:38 | 山郷の暮し
50歳後半の二人の後輩が相次いで倒れた。
くも膜下症に大動脈破裂(病名って正しく書けません)と、いずれも致命的なものだ。
両者ともに2週間ほどたち、幸いに面会ができるようになった。
大学病院など縁の無かった私は、病院に入ったとたん、異様な光景に正直ドキッとしてしまった。
エレベーターの中では、もーー目のやり場が無く、とんでもない処に来てしまったかんじだった。
私はひどい腰痛と通風があるが、大病院は知らないし、ましてや一夜たりともベットのお世話になったことは無い。
それだけに、入院患者さんたちの様子にとまどってしまったのです。
なんだか元気よく胸を張って歩くのは申し訳なくなってしまった。
(とはいってもただ今は腰痛でトボトボ歩きだが)
八階の病室は、外の光がまったく場違いな感じがした。
元気のいいのは看護師さんたちで  
「おい、あんなかわいい子ちゃんに手を握られていいなーー」
と冗談を言って帰ってくるのが精一杯だった。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本