棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

3-棚からぼた餅--狭い祠に

2007-12-20 17:12:03 | Weblog
村は日照り・かんばつが続いたかとおもうと、
大雨・土石流と、災いのオイパレード。

村人から見放されたホコラに住む福の神。
厳しい冬に向かって、まともな服もありません。
そのうえ小さなホコラに、大きな荷物。
福の神は小さな体を、もっと小さくしていました。

いつもの年でしたら、そのままじっとしていたのでしたが、
やけに荷物のなかみを知りたくなったのです。
慎重にほどいてみますと

「毎年度厄事計画・報告書」

墨痕鮮やかに書かれているではありませんか。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本