岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

愛媛遠征②

2013年02月13日 | 試合(H25チーム)
負けた試合ほど、自分たちのチームの良かったところを見落とさないように、これまで練習してきた成果を見失わないために、また相手との体の大きさの違いが出たとか、個人が悪かったとか誤解しないために、何回もビデオを見るようにしています。
今回の愛媛遠征は、主に第一試合のビデオを繰り返し見ています。

試合の感想ですが、アタックは悪くありません。むしろ良いといえるかもしれません。体の大きな相手に対して、バックスは、1年生も含めて練習とおりの突破を図り、フォワードもよくサポートし、粘り強くゲインしています。
ただ、最後は、極端に浅くなりパスミスが出るなどしたのは、この時期ではまだ仕方ない点もあります。(むしろ相手のディフェンスをほめるべきでしょう)

問題はタックルです。ミスが出たあとのディフェンスの場面をはじめ、良いタックルが
できる選手と、手先でいって簡単に外される選手との差が大きすぎました。
このため、相手陣から一気に走られたケースが何度もあったと思います。
いくら体の差があっても、低くタックルに入ってとりあえず相手の前進を止めることはできます。一人目が簡単にぬかれてしまうと、練習で意識付けをしているダブルタックルどころではありません。

これからの練習では、ディフェンスの出足とあわせて、まずタックル自体を強化することを考えていきたいと思います。

もう一つ。
アタックの時に、相手のタックルで持ち上げられたり、足をすくい上げられたように見える場面が結構あった気がします。
このようになる一番の原因は、コンタクトの姿勢が高いことにあります。
確かに足は踏み込んでいますが、腰が高かったり、上半身が立っているため、タックラーが下半身に非常に入りやすくなっています。
練習でやっていることができていないのが問題であり、決して体の大きさの違いが原因といった誤解をしてはいけません。(もちろん大きい方が得ですが、そんなことは決定的なことではありません)
なお、このことは結果として、ひざ等を打撲しやすいことにもつながっていると思います。

タックルされた状態です。
上半身が立ったり腰が高いと、簡単に持ち上げられます。






このように上半身を沈めて前進できれば、倒されても、前向きの姿勢がとれます。
※練習で相当時間をかけていることです。


最後に、復帰した大Nです。
今回の試合で、自分なりに安心できたのではないでしょうか。
3月末(春休み)の試合ではもうベストの状態でしょう。