岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

愛媛遠征①

2013年02月11日 | 試合(H25チーム)
2月11日は愛媛県(スカイフィールド富郷)に遠征しました。

周囲の山に雪が残り寒かったですが、グラウンドコンディションは最高で、愛媛県の皆さまにはお世話になりました。


試合結果ですが、得点としては完敗でした。

試合開始直後の浮Tの打撲からはじまり、坂M、横T、井U、杉M、F原、二階D、松Mと痛んだ選手(これだけだったか?)が続出し(もちろん今の時期は決して無理させません)、第3試合(Aの2試合目)の前には、さすがにブログ担当コーチも頭が痛くなりました。(最近、頭頂部が寂しくなってきたのはラグビースクールが原因か

ただ、鎖骨骨折の大Nが5ヵ月ぶり、手首を痛めていたN尾がほぼ2ヶ月ぶりに試合復帰したのは明るい材料です。

メンバーに頭を悩ませていたため、帰ってからあらためてビデオを2回見ましたが、思うところを、まず簡単に書いてみます。

総論としては、一歩でも前に出る、相手を絶対に倒す、やられたらやり返す(誤解のないように)という、格闘技の一面もあるラグビーに必要な気持ちで負けていたということです。
また、相手フルバックはディフェンスの際には味方に声を出し指示をずっと続けていましたが、声を出すという基本の部分でも完全に負けていました。

両センターやフォワードの核などが抜けるという状態ではありましたが、交替で入った慣れない1年生たちが何とかしようと一生懸命なのを励まし、カバーし、チーム全体ではね返す気持ちが見えなかった(個々には当然がんばっていたのでしょうが、外には伝わりませんでした)のは残念です。
これが今回の一番の反省点であると同時に、勝つチームになるために必要なこれからの課題です。

一方で、点差は開きましたが、内容は決して悪いところばかりではありません。
アタック面では、ラックを主体にしっかりボールを確保し、N熊、大Nを中心にゲインできています。(痛む選手が出るまでは、ブログ担当コーチ、実は結構安心して見ていました)

ただ、確かに相手のタックルや出足は良かったのですが、フォワードがなかなかアタックにからまない(からむ気がない?)こと、バックスも大きな相手に一人で一直線に単調に走りすぎる(スピードや強さがないと、相手タックルの絶好の的になり簡単にからまれる)、結果的にプレッシャーをかけられた中で無理にパスしてミスが出るというケースが多くありました。
※ただ、これらはこれからの練習課題でもあります。

一番の課題はディフェンスです。これは少し残念です。

一つはバックスの出足とマークです。
相手は決して深いラインではないのですが、岡山のディフェンスがが全然出ていないため、簡単に外に回されゲインラインを突破されています。
しかも、マークを簡単にずらされ、真横に投げたパスも簡単につながっていました。

二つ目はフォワード。
まず密集サイドのプレーヤーが全然出ていません。
また、確かにバックスが前に出ていないこともありますが、バックスラインが破られた際のカバーデディフェンスが全くできていませんでした。
スクラムサイドのディフェンスも甘く(意識も含めて)、簡単にトライされました。

これらが重なり、ディフェンスは待ちになり、バックスもフォワードも斜め後ろに追いかける形のディフェンスになってしまいました。
そうなると相手の大きな選手に走られ、トライされるときは本当に簡単にトライされてしまっていました。
敵陣から一気に走られる場面が何度もありました。

今回はこれくらいにして、気づいたことはまた今度書きますが、いずれにしても今日の試合、声一つをとってもいい勉強(薬)になったと思います。

目標は一つです。

相手が強い(大きい)時、あるいは味方の選手が痛んで不利な条件の時にこそ、「勝敗を競い合える」「絶対に負けないという闘志や声が表に出る」選手やチームになる。
※「弱い」チームにだけ強いチームになってはいけません。















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