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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

祭りの一日(苅田山笠)

2012-10-07 | 日記・エッセイ・コラム

この町、最大のイベント「苅田山笠」の日

来年が私たち組(6組)の当場(祭りを仕切る当番)

その前年は、山笠を引いていくのと帰って片付ける当番。

朝、7:40には山笠の前に。

昨日から、装いも新たな山笠はその勇姿を見せていました。

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今年の山の外題は「長篠の合戦」

山は、ピカピカの新調したばかりのものです。

その為、今年は、下区町内をお披露目巡行なのです。

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出発前のお神酒で本日の安全運行を祈って・・・・いざ、出発。

我が、下区は白庭神社が主神

山の幔幕も鮮やかに。

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この山を取り仕切るのが、下区青年団「白庭会」の若き面々です。

もし、この若手がいなかったら祭りは動きません・・・・・。

だって、ご多分に漏れず高齢化で「爺婆」ばかり。

お分かりでしょ。

それでもお祭りです。 老いも若きも、山の手綱に手を掛けて汗を流して

お披露目の町内からメーン会場の役場の広場まで。

到着と同時に、デモストレーションを、威勢よく。

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会場には勢ぞろいの各町内からの14基の山笠が揃いました。

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山笠の持ち場に集合後、この町の氏神「宇原神社」からのお祓い。

(お祭りの為、会場特設場の設置個所で)

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昼食後、祭りのメーンイベント山笠の「突き当て」も勇壮に!

(*両者が向かい合って、正面からぶつかりあう真剣勝負です)

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睨み合って、両者一斉にスタート!

大きな引き棒が「ドカ~ン、と大音響でぶつかる」

両者の引き棒が、絡んで、取っ組み合い?

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今年の相手は強かった・・・・・。

この大きな引き棒(左)・・・、我が地区(右)

ドシン、バリバリ・・・鈍い音で、新調したばかりの山が・・・。

後、修復も相当なものでしょうね・・。

今年は、惨敗でした。

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しかし、凄いですね~・・・この威勢の良さ! 絶対、男の祭りです。

各、勝負の終わるごとに会場は割れんばかりの拍手、声援が響きます。

試合の始まる前には・・・こんな儀式も。

宇原神社のお神輿と氏子行列、子供神輿なども。

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帰りは、もうヘトヘト・・・。

最後の力を振り絞り、掛け声を揃え、神社の前まで戻ってきました。

もう、冷たい風が吹く、午後5時に。

それから、青年団と、6組の皆さん、山を崩し、後片付けを。

今日は、一部だけにして解散ですが、明日も朝から最後の片づけが。

こうして、祭りの一日が終わりました。

足も腰も、パンパン・・・手のひらも赤く腫れての奮戦でした。

歴史と、伝統で500年続く「山笠」

祭りは嬉しくもあり、この高齢化の現実は、

また、将来の不安と苦しみが交差する。

こんな歌を思い出す。

「祭りが済んで日が暮れて、冷たい風が吹くころは・・・・」

汗を流し、ゆっくりと冷えたビールが軽やかに喉を通過する。

これ最高!  めでたし、めでたしの一日でした。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。