黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

A thing last week No.5 最後の日

2012-06-27 | 日記・エッセイ・コラム

今回の「東京ぶらり旅」も今日で終わり。

少し遅めのホテルを発って 渋谷へ向かう。

懐かしい匂いです。

思い返せば、最初に東京へ赴任したのが昭和40年

次が昭和49年、そして最後が平成元年

合計で22年間 東急線の通勤地獄を繰り返す。

まさに、この渋谷(後半は池尻大橋)が、私の1ページでした。

都会の変貌は、すさまじく、この渋谷も例外ではなかった。

当時、(s.40年)私は南口駅前の「東急プラザビル」

(その前も近くのビルを数か所変わりながら)が本社に

東横線元住吉の独身寮からの通勤のぺーペー社員

九州の田舎者、都会生活に面喰いながら、薄給をやりくりの毎月。

当然のように遊ぶこともままならない。

そんな折、当時のY総務係長に「渋谷東急文化会館」内の映画館の

切符を貰って休日を過ごしたものです。

当時の「パンテオン劇場」は洋画の封切館でした。

大型のシネマスコープで、迫力満点

上映が変わるたびに、係長から切符をせしめて通った処だった。

その「東急文化会館」が 同じ場所で生まれ変わった。

天を仰ぐ高層ビル・・・その名も、「渋谷ヒカリエ」と。

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渋谷の谷間から雲を衝く偉容です。

ちょうど反対側 高速道路を挟んで向かいには

「セルリアンタワー東急ホテル」が聳えている。

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何だか、東大寺南大門の左右に仁王立ちしている「阿吽の巨像」に似てる。

間に挟まれている「東急プラザ」が小さく、小さく見え、可哀そう・・・。

 

東横線からの渡り廊下はそれほど変わってないような・・・

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でも、構内、人の動きは相変わらずの渦を巻いてました。

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「ヒカリエ」の中に。

先ずは、案内の標識が。

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どのくらいの店舗が入ってるの?・・・

 パンフレットを開くと 、テナント、ホール、ギャラリー、ミュージアム

イベントスペース、シアターetc

ずらりと店を構えるのは・・言わずと知れた名店ばかり。

その数は・・230店舗以上にも。 

取り敢えずは、社会見学と思って 「歩く、歩く・・・・」

スマートなショーケース、輝くばかりの照明 洗練されたアイテムの数々。

これって、世の中 不景気なんでしょうかと 疑いたくなる場所ですね。 

もう、私の足も 限度 いっぱい、いっぱい。

とうとう左足にマメ   やっぱり加齢?

最後に、いつも食材を求めて 「Tokyu Food show」へ。

「成城石井」で、香辛料、皮蛋、チーズ、イカスミパスタ etc

田舎の店では買えないものの物色、物色。

今晩のワインのお供に、アンデルセンで焼き立てのフランスパンを。 

リックが膨らんできます・・・・。

これ以上は 歩けません・・・・・・おそまつ。

最後は情けない不格好で「東京ぶらり旅 美術館めぐり」は

「私の蔵」にみのり多い大収穫で終わりました。

渋谷を後にして、北九州空港へ着いたときは、

バケツをひっくり返したような豪雨

すぐ傍の駐車場迄の間 雨が、都会の汚れを

さっぱり洗い流してくれました。

お疲れ様・・・・ 次回は、いつ ?

楽しみは、熟成するまで待ちましょう・・・・・。

(*先週を振り返って No.1~5 まで この欄で終り。)

 

コメント (2)
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A thing last week NO.4 (6.23-24)

2012-06-27 | 日記・エッセイ・コラム

ホテルを9時過ぎに発ち池袋~原宿~乃木坂へ。

メトロ乃木坂駅は国立新美術館へ直結

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*このショットは一旦、館の外へ出て写したもの。

 入場券を買い、067
入場前に朝食を。

まだ人の動きは少なく、静けささえも。

コーヒー&サンドイッチ

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熱いコーヒーが喉を通過

心地よい瞬間です。

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館の周囲は緑に囲まれて、都会の雑踏からしばしシャットアウト

三々五々にカップルがテーブルを埋めていきます。

一息入れて入場です。

本日は、「エルミタージュ美術館」世紀の顔 西欧絵画の400年

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パンフレットも両面に 華やかな装丁です。

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ロシアが誇る最大級のエルミタージュっ美術館展。

ロマノフ王朝歴代皇帝の壮麗な宮殿と300満点を超える所蔵作品

の中から、今回の企画に16~20世紀の各時代を代表する「顔」と

いうべき秀作の数々でした。

巨匠マティスの傑作(赤い部屋) の1枚は看板 表紙になってます。

展示は、Ⅰ.ルネサンス:人間の世紀 Ⅱ.バロック:黄金の世紀

Ⅲ.ロココと新古典派:革命の世紀 

Ⅳ.ロマン派からポスト印象派まで:進化する世紀

Ⅴ.マティスとその周辺:アヴァンギャルドの世紀

全89点もの傑作ばかり。

今回の出品作品は、通常はエルミタージュ美術館の壁を飾って

いる常設展示作品という豪華さ。

ティツイアーノから、ルーベンス、レンブラント、ドラクロア

モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ・・・・

これで堪能できなかったら・・・どうします?

一旦、軽く流して・・・もう一度、 展示会場を廻る、しつこさ。

そう、実際、ロシア(サンクトペテルブルグ)までの道は、遠いものね。

いや~、さすがに疲れました。  もう一度、カフェでしばし休憩を。

次に、新宿へ。 京王新線に乗り換え、初台へ。

 

東京オペレシティアートギャラリーで開催中の

「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」

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天才コメディアン・ビートたけし 世界的映画監督 北野武

いろんな顔を持つ「たけし」の また新しい魅力を探りに。

会場の掲示板に

「この個展を通して、アートって言葉に、もっと別の意味をもたせたら

いいなと思う。アートって特別のものじゃなく、型にはまらず、気取らず、

みんながずっと入っていきやすい、気軽なものであるべきだと思う。

日本開催が実現できてうれしいし、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたい。」

とあった。

 ・・・・ということは、 そう。

 パリの「カルティエ現代美術財団」で大ヒットとなり、今回日本上陸。

彼の真価は、映画も、海外が先に認めているのです。

ってことは、日本人は、まさに、「型」にハマった思考型なんですね、きっと。

もう会場は、実に「笑い」満載、えっ? と驚く作品の数々・・・

ひとつひとつにしかけまで施され、中には、実際に体験できるものも。

感心し、驚き、唸ったのは・・・・・彼の色彩感覚の素晴らしさです。

 日頃から、「ペンキ屋のせがれ」を自認する本人だが、

それにしても並はずれているね。

脳の構造を分解してみたいような・・・・。

楽しい時間を過ごしました。

さて、一旦ホテルの帰り、夕刻まで休養。

今回のメーンイベントである ジャズライブを楽しむ。

曙橋駅で友人と待ち合わせ、会場の1階にある居酒屋で

開演までの間、一杯喉を潤すことに。

本日の 女性ジャズ・ボーカルは 「クリビア sachi 」さん。

実は、彼女は現職のサラリー・ウーマン

趣味が高じて、本格的ジャズボーカルに只今熱中!です。

縁あって、この会場で歌っております。

現職なので、基本的には、土曜日の夜のステージに。

その他、ボランティアで、老人ホームや関連の施設への訪問で

お年寄りの皆さんとのひととき。

また、地域の催事やイベントなどにも招聘されステージにと

活躍中です。

ご登場いただきます!

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美人でしょ・・・魅力的な方です。 

レパートリー ・・・

懐かしい曲が  きっと みなさん 酔いしれますよ。

比較的 選曲しているのが

Misty /  What a wonderfull word/ The shadow of your smille

Tennesse walth/ This masquerade /  Fly me to the moon

It's only a paper moon / Day by day / lullaby of birdland

Smoke gets in your eyes /  When you wish upon a star

まだまだ ありますよ!

 

もっと聴いてみたいでしょ! お出かけください。

あなたの、お友達にも声を掛けていただければ・・・

幸い(sachi ) です。

 

 この日は、彼女の職場仲間や、元の同僚先輩方も。

おかげさまで満員の中、感動と感激のライブを楽しみました。

私、彼女の大フアンなんです。

というより、「クリビア・sachi」の命名の親 ・・・・が、私。

職場の先輩でもあり、同じ趣味で意気投合・・・

会場もご紹介します。

 

曙橋近くです。 徒歩4分くらい。 

住所:新宿区愛住町19-24 アイシーエルビル4F

電話:03‐3358‐4885

http://www5.hp-ez.com/hp/fillin/

東京在、または近郊にお住まいの方、 お気軽にjazz

を楽しんでは如何  ?  ・・・・・

場内は席数、20名くらいでしょうか。

ベース、ピアノ そして オーナー 直々のドラム担当

こんな おじさんです。(顔、載せちゃったけどいいかな?)

真ん中がオーナーさん。

 この体格で叩く ドラム 迫力ありますよ。

 また、震えるような・・・・微妙な表現は、ボーカルとも息が合って

 jazz の真髄を 身体に流し込んでくれます。

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詳細はホームページ &お電話で。

ライブの後、夜更けの街を歩いてホテルへ着いたのが

もうすぐ 午前様の時間でした。

「心地よい」は心地酔いも 手伝って 増幅しています。

「Good night」 

コメント (1)
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。