黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

A thing last week NO.3(6.22-23)

2012-06-26 | 日記・エッセイ・コラム

午後からは雨は上がっていたが薄曇りの天気

浅草へ向かった。

完全な「おのぼり」さん行動を。

今、動いている東京って、何?

そう、これしかない。

タワーの雄姿を一目だけでもと。

時間の都合上、タワーを眺めるだけ。

と、言う訳で・・・・シャッター・ポン

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 誰もが、ここでの 一番スポット・・・・

吾妻橋の傍ですよ。

634mの高さは、空の上ですね。

開業から1か月目の今日6月22日 奇しくも?

東京スカイツリー訪れた人が550万人だって。

予想をはるかに超えた人の動きだそうです。

いつか、塔に、展望台から東京の街を眺めてみようか。

さて、お昼の時間です。

ここも、久しぶりに訪れた店です。

浅草で「どんぶり」食べるなら・・・この店だね。

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「まさる」

名物親父はいまだに壮健

「この海老は天然ものです。

だから、プリプリで、養殖では味わえませんよ・・・・と、舌好調!

出てきました・・・これです。

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ネタは、全て 江戸前に拘る。

パリッと揚がり、中ジューシー・・・歯ごたえ抜群 「美味い!」

 この丼で3300円也。  

高いか、安いかは・・・食べてみりゃ答えが・・・でも、個人差ありかも。

 

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お店には、各界の有名人の色紙がいっぱい。

あるある。 近くだけに、落語家の名も、またグルメ自称の面々。

「児玉清」「小さん」「小朝」「ヨネスケ」

これ、いいねえ。 「以食伝愛」 中華料理の 陳健一さん。

もう一度 吾妻橋の袂へ。

すっかり田舎爺さん。 観光人力車のお兄さんにシャッターを。

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食後、少し 浅草ぶらり・・・相変わらずの人、人、人・・・

どうみても、東南アジア系が多いね・・・甲高い声、飛び散る言葉。

いつでも浅草は地球人のたまり場である。

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足は、銀座方面に。

銀座と言えば、四丁目から。

ご存知の「服部和光」の雄姿です。

田舎爺さん、懐かしく、人波に付いて行きながら・・思い出に浸ってました。

八重洲口近くの 「ブリジストン美術館」へ。

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今回の企画展「あなたに見せたい絵があります。」

ご存知、石橋財団の美術館

この美術館開館60周年記念の企画です。

九州久留米市の「石橋美術館」と、ここ東京

の「ブリジストン美術館」

ここも、九州も 何回も足を向けているところですが、今回の企画は

二つの美術館の収蔵品の中からテーマごとに選んだ作品の展示。

「自画像」「肖像画」「ヌード」「モデル」「レジャー」「物語」「山」「皮」

「海」「静物」「現代美術」「コレクション展示」「古代美術」と。

 

 こんなに分かりやすく、丁寧な展示は ユニークです。

テーマが同じですから、画家の筆使いが比較できて面白い。

まぁ、教科書や美術書に並ぶ、巨匠たちのオンパレードです。

それぞれのテーマから、気に入った作品は。

自画像は、ポールセザンヌ。 肖像画は、岸田劉生「麗子像」

ヌードは、ルノワール「すわる水浴の女」モデルは、マテイス。

物語は、青木繁「海の幸」山では坂本繁二郎「放牧三馬」

川は、モネ「睡蓮」 海、モネ「黄昏、ヴエネツイア」

静物は、安井曽太郎「薔薇」・・・・・・もうこの辺で。

企画展のタイトル通り・・・こんな機会に出会ってよかった。

それも、この企画展 6月24日までだったのだから。

夕刻にはホテルにチェックインしました。

元の会社の後輩の実家が経営している主として外国人を。

池袋から乗り換え、「椎名町」下車、商店街を通り過ぎた

静かなアットホームな処です。

気兼ねなく滞在できて、さりげない心からのおもてなしは

言葉が通じなくても、心が通じる・・・そんなフワッとした気配りが素敵。

何でも、現在は外国人仲間の「口コミ」で、東京NO.1の人気だとか。

近くは東南アジア~欧米人まで、 今流のネット予約で大繁盛?

素敵な彼女?との夕餉の時間を。

想いでもいっぱいの「渋谷」で。

歩き疲れて・・・その晩はぐっすりも、いいとこです~夢の中でも

「美術館めぐり」していました。

まだまだ続きます。

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A thing last week NO.2( 6.21-6.22)

2012-06-26 | 日記・エッセイ・コラム

東京駅発 新幹線で熱海へ。

ジパング倶楽部の会員なんです。

8_001熱海まで往復乗車券、

自由席特急券

3割引きで 3810円。

OB会の会場は 熱海 後楽園ホテル

到着後は、ホテルお迎えのバスにてホテルへ。

受付で参加費支払い、割り当ての部屋へ。

しばらく休憩後、総会の会場へ。

いるいる・・・懐かしの面々・・・み~んな元気な顔、顔

声を掛け、握手をし、お互いの無事を・・・

この瞬間こそが、喜びの時間でもある。

北は北海道から、南は沖縄まで これって凄いですよ。

総勢80名弱・・大いに元気な80代も ゴロゴロと?

将に、高齢化社会の見本市です。

でも、生き抜いてきた顔は、艶もテカテカ、血色は?

欠食児童並み? 怒られそう・・・。

正直、まだまだ「黄泉の国」の切符は買わない面々

・・・・・と、感じました。

「稀」は若く、「傘」さえも、この調子だと・・・「白」の気配?

怖いような・・・長寿って、いいこと? でも、一方 怖いね。

議事は、毎度おなじみの進行で・・・。

ただ、今回は、その他の事項で、会場盛り上がりました。

まぁ、内輪の話ですから・・・詳細はね。

個人的には、時代も変われば、ルールも変わるのは必定。

せこい異見? に翻弄されることなく・・・

(理事の皆さんの衆議でいいよ)

OB会って、難しい組織にすることはない!

真に、それぞれが抱いているロイヤリティこそが生命線でしょ。

やみくもに会員を増やすこともないし、財政が逼迫なら

年会費の増額だって・・・本音は「み~んなOK」なのさ。

遠慮なく、どんどん 理事さん 出発進行!

****これ以後の、「飲ん兵衛」の有様は、どこも同じの醜態です。

翌朝、大雨です。

残念なことに、ゴルフ組の皆さんは中止に。

私は、雨を縫って MOA美術館へ。

そう、何十年ぶりだろうか・・・「箱根に緑の雨が降る」 なんて

昔懐かしい、歌謡曲の情緒ではない、どしゃぶりの雨です。

美術館までのバスに乗っていたのは、数人のみ。

開館と同時に入館・・・たったの10名たらず。

このどでかい美術館に呑み込まれてしまいそうな小粒な人が。

この時期では、鑑賞できない「絵」が1枚

尾形光琳の 国宝 「紅白梅図屏風」絵

最近、テレビでこの絵の 「金箔」は、貼ったものか?

いや、金泥を使って描いたもの・・・諸説、未だに結論が。

現代のX線回析帆法とやらで、MOA美術館は

「金箔を貼ったもの」として発表

そんな話題の絵ではあるが・・・ここも、本物ではなく。

・・・・・・・の作品で我慢を。

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二曲一双   この微妙な局面 大胆な構図

 現代の発想より、より斬新な感じですよね。 

凄い! としか表現が・・・・・。

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 気が付いたの・・・右に 「青々光琳」

 

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左に 「法橋光琳」 と 落款が・・・・・。

どうやら、この銘は、彼の晩年ということらしい・・・。

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この「動き」は、見る人の心を揺さぶりますね。

絵の中に吸い込まれそう・・・・

この日の館内の静けさが一層、ときめきと感動を増幅してくれました。

企画展も多彩な作品群で じっくり、ゆっくりと鑑賞できました。

また、この館の逸品

国宝 色絵藤花文茶壺 野々村仁清 作

さらには、 展示室 6,7室の 陶磁器類

景徳鎮窯の名品の数々は圧巻でした。

「目を肥やす」には、本物との出会いですね。

これは、「絵」も 「書」も、「音楽」も、「食」も・・・

もちろん、「人間」だって、本物の人間との出会いこそが

「肥やす」ことの条件だと思いますね。

冷たい雨は、この美術館から遠望できる景色を遮断するほどの雨。

近くの樹々が、まるで 墨絵の世界を彷彿とさせる・・・

これが本当の「絶景」

新幹線は上りを。  再度、東京へ。

続きは NO.3 へ。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。