7/29(金) 愈々、今日で今期が終了する。とは云っても、一年間の締めというだけのことであり、明日に向かっての一日に過ぎないことは確かであるが・・・。
さて、今日の弁当だが「サンドイッチ」となった。昨夜、U老と”ちょっぷく”にて、一杯300円のハイボールを傾けながら雑談をしていた。
U老のお父上は、戦後間もない頃に名古屋にて軽洋食の店を開いていた時期があるそうな。駐留の米兵で賑わい、支払はチョコや歯磨き粉などの日用品の物資だったと云う。そんな家庭で育った老は、食い物についても一家言を持つ。
昨夜の話題で、サンドイッチはパンの耳を切らないと意見が一致した。それはそれとして、子供の頃に食した「パン耳を揚げ、砂糖まぶしのおやつ」。あれは妙に美味いよなあ、と一致した。
あれにシナモンを振り掛けると更に美味い、と云うことになった。そう云えば、私も暫く食してないな~。
そんな話題が出た所為で、最寄駅の学芸大学に着いてから駅前のパン屋に入った。明日はサンドイッチにして、パンの耳を切って「あれを作ろう」と云う算段である。食パンを10枚切りにして貰い帰宅。家人に「シナモンを出して」と頼んだ。
そして今朝となった。、何時もはパンの耳は切らないが、今日は特別。耳なしパンのサンドイッチ登場となった。パンの耳を大事に取り置き、最後に素揚げして砂糖をまぶし、シナモンを掛けるのだ・・・。
肝心のサンドイッチの具、卵系に絞り込む・・・が。ゆで卵を四個、タルタルソースを作り、残りはスライス。何となく淋しいので「タマネギ・トマト・セロリとソーセージ」も使うこととなった。
しかし、なんだね~。耳なしパンのサンドは何時もと勝手が違い締まらない・・・。
サンドイッチを完成させた後、これからが今朝のメインと「パン耳を素揚げした」。こんがりとキツネ色に揚ったのに砂糖をまぶし、シナモンを振った。
一本手にして口に運ぶ。パリッ、サクッと共に油の香ばしさが口の中に広がった。そしてシナモンの異国情緒な匂いが鼻先をくすぐる・・・。
と、云う具合であったが、残念なことに昨夜イメージした程の味わいを感ずることはなかった。(しかし、朝からこんなもの喰うのか・・・我乍ら呆れる)
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