オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

主役は「醤油」

2015-09-16 | Weblog

9/16(水) 暇なOYAJIのやることは・・・・。他人様には云えんが、いわなきゃ分らんだろうし・・・。今日のテーマ醤油だが、この醤油に行きついたのも「梅安料理ごよみ」という、小汚くなった一冊の文庫本である。

この本は、池波正太郎の仕掛け人シリーズ(講談社)から、食べ物が出るシーンを取りだして、佐藤隆介と筒井ガンコ堂の両書き手が解説、関わりある食べ物、或いは食に関する自身の思ひや体験で構成されている。その中に、醤油のことが出てくる。書き手に乗せられて、その紀州の醤油を使ってみたいと思ったのだ。

便利な時代だよね、ネットで検索すれば大概の情報が入手できる。醤油発祥の地といわれる、紀州は湯浅町の手造り醤油「角長」の店を探して注文したのが、先週末のことだった。店名は、どうやらカドチョウと読むらしい。

その醤油が届いたのは日曜日のこと。開栓後は、冷蔵庫保存とある。然し、これほどの熱意を込めた醤油だ。最初は、美味い刺身で使ってやらなくちゃ、はるばるとやってきた醤油様に申し訳が立たん。

其処でOYAJIは、築地の場内市場まで魚を求めに行くことにした。決行したのは昨日、渋谷は奈加野のオヤジが行く「原秀」でイカと秋刀魚を、生マグロは「米岩」で買う。何時ものパターンだ。ついでに、郷里の従姉達に「甘塩の紅鮭」を一箱送った。

昨夜はイカを下ろし、秋刀魚の刺身を作りと忙しかったよ。マグロの方は、米岩のオヤジが、暇だからと柵にしてくれたので助かった。そんなことで、大枚を掛けた醤油と魚で飯となった。肝心の醤油は、濃口醤油らしく、まったりとした感じだが、西日本の所謂刺身醤油の重さ甘さはない。旨みを感じる醤油であった。

                           

勿論、醤油瓶は(900mL)冷蔵庫に仕舞いました。で、今朝の煮物にも少々使用。

今朝の弁当だが、昨夜のイカのゲソが大活躍する。ゲソと大根・人参・薄揚げ・インゲンの煮物。ゲソとピーマン・シメジの炒め物。である。

                      

鮭を一切れ焼き、茄子と挽肉の味噌炒め、ホウレンソーの胡麻油炒め、以上である。たったこれだけの菜を、弁当箱に詰めるのがひと苦労だ。

漸く弁当を整え、炊き立てのご飯で軽く一膳!残り物の菜ながら、これが美味いんだね!と、云う朝であった。

                        

 

 

 

 

 

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