オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

中華風弁当Ⅱ

2012-05-13 | Weblog

5/11(金)の弁当は、前日に続き中華風の菜となった。ご飯は前夜の残り飯が多かったことから「炒飯」である。お菜は「ホイコーロ」と「小松菜&シメジの卵炒め」の二品となった。

ホイコーロは、豚肉とキャベツ・ピーマンを生姜・ニンニクと酒・醤油の他はトウバンジャン等の中華調味料で炒めるだけのこと。

                          

炒飯は人参・シメジ・ピーマンの野菜刻み、味付けのメインとする食材に悩んだ。冷凍庫を漁ると、ホタテとエビが出てきたのでこれを使う。シーフード炒飯となった。小松菜とシメジの卵和えも中華スープの素を使い、オール中華の弁当が完成となった。

                      

この日も弁当は三人分、私は残りもので朝飯となった。

                           

この日、椙森神社(すぎのもり)神社の大祭であった。出勤途上、人形町駅から会社に向かう道すがら、地元の人たちの浴衣や法被姿、祭囃子やお神楽の音が夏祭りの風情を盛上げていた。

                           

何時もであれば、スタッフのAokiも神輿担ぎに加わるのだが、この日はスタジオで収録の仕事を入れたとのことで残念がっていた。かく云う私も、朝の打合せを終えた後は、夕方まで外出。祭の賑わいを見ることも、酒を飲むこともできなかった。

が、夜はK大兄と一献交わすこととなっていた。夕暮れが近づく頃に人形町交差点で落ち合った。向かう店は、今日からオープンする「KOUCHI-YA」である。小網神社のわき道を20m程入ったところにあり、店の入り口には開店の祝い花が並んでいる。

一際目立ったのは、高知県知事からの生花であった。高知の魚菜を出すことに拘る、この店らしいとは云える。

この店で、そこそこに過して二軒目は大兄の庭とも云える池袋へとなった。向かう店は「野武士」というが、北口の繁華街を抜けたところに在る、毎度お馴染みの店。思いがけずにここで、いい出来事があった。

店の客に連れられて来ていたのだろうが、尺八演奏の名人がいた。以前にも見えたことがあるようで、同席したYさんなどが演奏のリクエストをした。お名前は、昌平(しょうへい)さんという。

気軽に尺八を取り出して何曲か聴かせてくれた。これが非常に良かった。尺八の音に惹かれて独学で吹くようになったとのことだが、中々のものである。帰り際のところを、声を掛けて名刺を頂戴した。

その名刺には「大衆の音楽を癒しの音色にのせて   ポップス尺八奏者  昌平 」とあった。哀愁・哀調と詫び寂びの世界に誘うかのような音色、それでいて軽やかでリズミカルな調べに魅了された次第。

「ホームページを見て下さい」とのことであった。「尺八演奏 昌平」で検索すると直ぐにありました。尺八の音が流れてくるホームページ。この音がまた良かった。

                           

在庫が少ないというCDをメールで注文したのは言うまでもない。深夜、眠りながら聴くのにはもってこいの調べである。まさに、癒しの音色である。

こうして池袋の夜は更け行き、ようよう終電車での帰還となった。

そんな翌朝の土曜日、重い頭を抱えながらも「五目ちらしすし」と丈夫鶏の「親子丼」と「鶏煮物」を作り、しっかりと食しながらビールを飲んだのであった。

                                             

 

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