ビットコイン(仮想通貨)の上昇に勢いが止まらない。
最近の上昇の理由は主役が個人投資家の仲間に機関投資家が参入したことだ。資産運用の最大手フィデリティは暗号資産(仮想通貨)部門のFDAを設立し、機関投資家向けにデジタル資産の投資家向けサービスの提供に力を入れ始めた。
同社では2020年に起きた相場の変動の重要な変化について次のような出来事を指摘している。
コロナウイルス
新型コロナウイルスのパンデミックと、「米FRBの行動」がデジタル資産に対しする考えに大きく影響した。ビットコイン=デジタルゴールドの概念が投資家の間で浸透した。
規制規制アプローチの明確化
ことしは米通貨監督庁(OCC)が銀行顧客のデジタル資産保有に承認することを出したことが「分水嶺」と成った。懸念事項であった規制の曖昧さがクリアされた。
ポールチューダー・ジョーンズやソロスの同僚のドラッケンミラーが投資したことが投資対象として信頼感が高まった。
なかでも、かつてのソロスに代わって注目度が投資家の間で高まっているドラッケンミラーの投資が大きな影響を与えた。