週初めに世界で先頭を切って日本政府が緊急事態宣言を解除し、それに海外の主要国が合流し始め海外の株式相場のコロナショックも峠を超えた。
ウォール街ではCOVID-19による先行き不安が払拭され「3月23日の底値にして世界的な株安は終わった」という安心感が出てきた。
米証券スタィフエル社のストラジストのバニー・バニスターは「8月末のS&P500の株価を3,250に引き上げた。個人消費、サービス、製造業が景気の先導役を果たし、増益基調を織り込みPERの目標を引き上げ、株価の先見性に注目する」と強気見通しを打ち出した。
「振り返ると2月に高値を記録したが、COVID-19の流行で世界の景気が沈滞した。しかし相場の下落で一時は市場の空気が停滞したが、最近の反発で底入れ感が有力になってきた」と強気見通しに賛同する投資家がふえてきた。
日本政府の先行したウイルス封じ込め対策と日銀の前向きな景気対策が効果を上げ、海外も同調し始めたことが世界経済の先行きの底入れ感をもたらせた。日本の行動が世界を動かしたのは大きな功績である。外国人は日本人の日常生活には、昔から清潔が世界でももっとも進んでいることは評判になっている。
これまで経験したことのないウイルス退治だけに、一時は恐怖感が蔓延したが、日本人の果敢な行動がショックの拡散をストップするのに効果を上げたのは大きな功績である。
日本人の高い清潔感が改めて海外でも再評価された。
われわれが誇れる生活の基本である。