足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は低迷を脱せず・・・任天堂が説明会の日取り公表

2016-10-28 06:56:34 | 投資戦略
NY株はS&P500が3連続安になった。ドル相場が105円台に反落した。米雇用統計の直近の数字の好調を反映し、利上げの時期の早まり予想が出た。
引き続き来月の大統領選までは現在の方向感のない相場展開が継続しそうだ。
東京市場の動きも同じだか昨日の円安は米国の金利上昇を材料にした。今後の円相場の動向を見る上では注目される。

引き続き任天堂(7974)の売買代金が1420億円とトップで第2位のNF日経レバレッジ(1570)の850億円を大きく引離した。同社は26日に2016年中間決算を発表し一時は大きく売られた。
昨日、説明会が開催され来年1月13日に東京ビッグサイトで公表した新製品スイッチの製品発表会の開催のスケージュールを伝えた。あと2日間、体験会を行い具体に新製品のデモを行う。
先週、ネット上で新製品の動画を3分間流したが、製品の内容について正確に把握できす市場では不満が出ていた。
昨日の相場が一時は売られたが、君島社長のプレゼンテーションを好感し反騰した。
説明会後には海外のメディアとの個別会見で、その内容が好感された模様で、昨晩のNY市場ではADRが+5.78%と急騰し7月のポケモンGoの人気時のように市場の関心を集めた。
プレゼンテーションでは、別に新しいニュースはなかったが、久しぶりに会社の市場の動きを気にした動きに、海外投資家は好反応した感じである。