足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は引け後、ネットフレックスが急騰

2016-10-18 05:58:54 | 投資戦略
NY株は軟調でダウ平均は小幅安。
石油が下落、金利が上昇、ドル安と相場を牽引する材料がなかった。

しかし引け後、注目のネットフレックス(NFLX)が好決算を発表した。
この日の終値は--1.65%であったが、決算が好調で人気が蘇り引け後は18.65%と急騰した。
事前の予想はアマゾンなどの競争相手の挑戦で、決算は不振とみ見られていたが、慎重な予想に比べてのサプライズ決算は株価に大きなインパクトを与えた。ウォール街では一時、FANG(フェイスブック)、アマゾン(AMZN),ネットフレック(NFLX),グーグル(GOOGL)の頭文字FANGという言葉が流行し人気株4人組がハイテク株を牽引した。最近はこの種の言葉が鳴りを潜めていたが、先頭を切って発表したネットフレックスの好決算は、先行きを見る上では心強い材料である。
決算発表の幕開けのサプライズ第一号だ。

NY株の相場の根底には“魔の10月”という見方が投資家の脳裏にときとしてひらめく時期だ。過去100年間のNY株の歴史では10月相場は記録に残る暴落を経験してきた。
それだけに今月が終わるまでは、慎重派の頭には“暴落”という2字がいつも頭を横切る。

一方、東京市場は底堅くなってきた。昨日も世界の株価が下落したなかで日経平均は小幅高で終わった。暗闇のなかでの一筋の光である。
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