足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

エネルギー関連はいったんは利食い場

2005-09-03 06:29:41 | 株式
世界が米ハリケーン被害の対策に動き始めた。
米当局は戦略備蓄から3000万バーレルの放出をする。現在のOPECの生産量(1日)を10%上回る数字だ。
IEA加盟国は国家備蓄分を26ヵ国が200万バーレル出す。サウジアラビアの1日の増産余力の2倍に当たる。
数字そのものはたいしたものではないが、心理的には相場にはインパクトを与える。ここ短期の原油相場の高騰は心理戦争で、合理性を超えていたからである。
週末の米国は3連休。夏の終わりを告げる休み。季節の区切りでもある。ドライブシーズンの終わり。
来週以降の原油相場にどう反応するか?
かねてエネルギー関連株は8月が利食い場とみていたが、その通りの方針で臨む。
相場は当面あらゆる好材料を織り込んだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする