来週の戦略の変更を検討

昨日のブッシュ大統領とグリーンスパン議長の会談でなにが話合れたか定かでないが、いろいろの観測を呼んでいる。
2001年9月の同時テロ事件のときは連銀は消費者の心理的なダメージを払拭するために金融緩和に踏み切った。今回のハリケーンの被害の規模は日増しに大きくなってきており、米国民のうける影響はわれわれ外部ののものには実感としてつかむのは難しい。同時テロに匹敵っすると見る向きもある。
債券相場は急上昇した。9月20日のFOMCでの利上げ見送りを先見し始めた。世界最大の債券投信を運用するピムコ社はいち早く「金利引き上げの打ち止め」を予想し公表した。
市場のセンチメントを読むのを大切にするグリーンスパン議長である。利上げ見送りの可能性が強くなってきた。
その場合、9月のNY株について警戒的であったわれわれの見通しを変更しなければならない。
来週の投資戦略のシナリオの書き換えを迫られそうだ。
いまひとつの注目点は原油相場が＄70台で目先のピークを打ったかどうか？