2015/08/30(日曜日) 雨
朝から雨が降っている。 でも小さな雨で時々止むこともある。
このくらいの雨なら工作場は濡れてこないから大丈夫だ。
いよいよ最後の手段として小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみることにした。
このボイラーは小型エンジンと組合わせて小型ボートを作ろうと思ったのだけど
なかなかボート工作に取り掛かれず、そのままになっていたものだ。
でも、考えてみれば小型エンジン、小型ボイラーと言ったってかなりの搭載スペースが
必用で、船体は1m近くの大型になるだろう。
それだったら今のボートと変わりないんだから、これに載せてみた方が手っ取り早い。
早速、このボイラーを載せる工作を始めた。
↓ 四角釜ボイラーとカマボコ釜小型ボイラーの比較。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/9d/ea7a726b642537bebc5d3cba7aac79ad.jpg?random=cb93eefd77f13d22eecf1d7b9b337356)
↓ 四角釜より7cm近く背が低くなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/48/25451af20b52e4bbd7584624ef0fdd42.jpg?random=1863061993d014ff0674790bc038706a)
↓ ボートに載せるとこんな感じ。 実用容積は600ccだから運転可能時間は5、6分かな・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0d/370359a715621ebce9fc1aaafd602aa8.jpg?random=d7307bd0efabf53150140b485ff57701)
↓ ボンベを載せるとこんなスペースしかない。 バーナーに点火できるかが問題だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fa/338255bd405d41dc3c6457c896a03233.jpg?random=ece7afaadc61d36d716824790ec2d58b)
↓ 小型ボイラーには点火装置が付いていない。
チャッカマンのようなライターで点火するしかない。 狭いが何とか点火できそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c1/e56dc991af534e7e25501cc2f3df13d7.jpg?random=5579c9d0a7881e9ffa8ae5a6dd20e9d2)
↓ バーナーの火力を維持するにはボンベを加温する必用がある。
小型ボイラーでは排出蒸気の熱で加温する方式だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/17/8aafd06a052b5147cfd7637c0f615b9d.jpg?random=32e605e770276f5de54161027d3ada71)
↓ 直径6mm(内径5mm)のアルミパイプをコイル状に巻いて中に排気蒸気を流す。
ボンベとの密着性の問題とか、蒸気の排気経路が長くなる影響とか、やってみないと
わからないことがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8b/12f746a00f25fd059317e664efb1fee2.jpg?random=fc9b96ca2009a5932a1ce9b715a85a4d)
↓ ボイラーユニット(っていうのかな?)の基板。
バーナーの下には念のためケイカル板を敷いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2a/adf21d34522f12e3638feb9119b9a635.jpg?random=8aa754ca517807a9921ab5dbcdb4c48e)
↓ ボイラーユニット。 ボートに搭載したり降ろしたりは一体でできる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/36/a78cdb1afd317bdf720bb196580cc672.jpg?random=cd496392fefa2cb589c2d497205f0d68)
↓ ボートに搭載したところ。 配管はまだ仮の配管です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b0/b88ee995e9b1062a2fabd5d0cc71e569.jpg?random=3b2be956cff251144464dd2796af70a9)
↓ ハーフサイズのボンベを使えば船体内に収まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/42/357ef08e59b620e9b1a4f56f53383e8c.jpg?random=e7f5cc8371c810d272a9b12fa015e266)
小型ボイラーの搭載は大体出来上がった。
残るはガスの配管と排気蒸気の取り回し、ボイラーとエンジンの配管回りと圧力計の
取り付けだ。
あと一日の工程かな?
でもねぇ・・・ このボイラーのバーナーは自作だから、ちょっと心配だ。
立ち消え、逆火、その他何が起こるかわからない。
水に浮かべる前に十分テストしなくっちゃね。