デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみよう    - 自作スチームエンジンボート走航性能アップを目指して -

2015年08月31日 18時17分19秒 | 工作実習


2015/08/30(日曜日) 雨


朝から雨が降っている。 でも小さな雨で時々止むこともある。
このくらいの雨なら工作場は濡れてこないから大丈夫だ。

いよいよ最後の手段として小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみることにした。
このボイラーは小型エンジンと組合わせて小型ボートを作ろうと思ったのだけど
なかなかボート工作に取り掛かれず、そのままになっていたものだ。
でも、考えてみれば小型エンジン、小型ボイラーと言ったってかなりの搭載スペースが
必用で、船体は1m近くの大型になるだろう。
それだったら今のボートと変わりないんだから、これに載せてみた方が手っ取り早い。
早速、このボイラーを載せる工作を始めた。


↓ 四角釜ボイラーとカマボコ釜小型ボイラーの比較。



↓ 四角釜より7cm近く背が低くなる。



↓ ボートに載せるとこんな感じ。 実用容積は600ccだから運転可能時間は5、6分かな・・・



↓ ボンベを載せるとこんなスペースしかない。 バーナーに点火できるかが問題だ。



↓ 小型ボイラーには点火装置が付いていない。
   チャッカマンのようなライターで点火するしかない。 狭いが何とか点火できそうだ。   



↓ バーナーの火力を維持するにはボンベを加温する必用がある。
   小型ボイラーでは排出蒸気の熱で加温する方式だ。



↓ 直径6mm(内径5mm)のアルミパイプをコイル状に巻いて中に排気蒸気を流す。
   ボンベとの密着性の問題とか、蒸気の排気経路が長くなる影響とか、やってみないと
   わからないことがある。



↓ ボイラーユニット(っていうのかな?)の基板。
   バーナーの下には念のためケイカル板を敷いた。



↓ ボイラーユニット。 ボートに搭載したり降ろしたりは一体でできる。



↓ ボートに搭載したところ。 配管はまだ仮の配管です。



↓ ハーフサイズのボンベを使えば船体内に収まる。 



小型ボイラーの搭載は大体出来上がった。
残るはガスの配管と排気蒸気の取り回し、ボイラーとエンジンの配管回りと圧力計の
取り付けだ。
あと一日の工程かな?

でもねぇ・・・ このボイラーのバーナーは自作だから、ちょっと心配だ。
立ち消え、逆火、その他何が起こるかわからない。
水に浮かべる前に十分テストしなくっちゃね。
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背の低い四角釜に交換してみました  - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月28日 14時17分31秒 | 工作実習

2015/08/27(木曜日) 晴れ時々曇り


自作スチームエンジンボートの走りっぷりを少しでも良くしようとあれこれと
試しているのだが一向に効果が現れない。
今回は今まで搭載していた円筒型1.3リットル釜を以前工作した四角釜
(0.9リットル)に換えて走航させてみた。

この四角釜は容量が少ない分、上背が低くてボートに乗せた場合、重心位置が
下がり安定性が増すはずだ。
そこで安定性が増した分、積んであるバラストを降ろして船体を軽くしようと
いうわけだ。

ところが・・・・・・・・


↓ いつもの操艇場。 本来は立ち入り禁止の場所だが自己責任ということで・・・・・



↓ 入り江があってテストには都合が良い。



↓ 接岸場所はこんな風で重量のあるボートの上げ下ろしがしやすい。



↓ ボイラーを降ろしてその下のバラストを取り外した。



↓ 左右の傾きや復元の状況を確認しながらバラスト量を調節した。



バラストを外しては船体を左右に揺らして復元状況を確認した。
あまりバラストを減らして転覆しては元も子もない。
このぐらいにしておこう・・・というわけで船体はあまり軽くはならなかった。

その走航状況をご覧ください。





今日は時々ちょっと強い風が吹いた。
風向きが沖に向かって吹くのでもしエンジンが停止したら大変なことになる。
対岸で走らせれば岸に吹き付けられるので大丈夫かもしれない。
というわけで対岸の操艇場に移動した。


↓ 対岸の操艇場。 足場は隙間や割れ目は全く無くて安心だ。
   ただし、テストに便利な入り江や接岸場所はないのが残念だ。



↓ 少し先の方は堰になっていて水が流れ落ちている。 その音が辺りに響き渡っている。



こちら側の操艇場での走航状況をご覧ください。





バラストを降ろしても走航状況に変化はない。
多分船体の重さはそれほど軽くはなっていないのだろう。
家に帰ってから外したバラストの重さと、船体の重さを測ってみた。


↓ 取り外したバラスとはたった1.2Kgだ。



↓ 船体の重量は14Kgもある。 



船体重量はまだ14キログラムもある。
これでは前とほとんど同じだから結果もこうなるのは当然だ。
さぁ、残るては手は満タン容積720cc、 運転時容積600ccの
小型カマボコ釜ボイラーの搭載だ。
このカマボコ釜ボイラーは一体型だから小型にできている。
これは更に背が低いから安定性は増してバラストは大量に減らせるかもしれない。
(どうだか、やってみないとわかりませんが・・・・・)

しかし、これはバーナーまで自作だから燃焼の安定性にはちょっと不安がある。
また、点火装置が無いのでチャッカマンのようなライターで点火しなくてはならない。
そのためライターを持った手が入るスペースが必用になる。
そんなこんなで交換はなかなか難しそうだがやてみよう・・・・・・・
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四角釜を載せてみる     - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月26日 15時30分42秒 | 工作実習

2015/08/25(日曜日) 曇り


以前はこの四角い釜をボイラーに使っていた。
バーナーの燃料には旅館の料理に使われる固形燃料。
それを燃焼皿に4個並べて同時に燃やして釜を熱する。
ボートを初めて浮かべて走らせたときはこのボイラーを使った。
もう、3年以上も前のことだ。
その後はボートを少しでもスピードアップしようと努力した。
燃料を固形燃料からアルコールに、さらにはガスボンベへと変更して
今日に至っているわけだ。
この四角釜は工作の容易さからこんな形(四角形)になってしる。
ボイラーの釜は普通は円筒形と決まっているが、実習生の技術では
円筒形工作は難しくて手が出なかった。
でも、煙管を25本も付けてあるのでかなりパワーは出る。
ただし容積が満タンで900cc、実際に使用するときは600cc
ぐらいが限度で、運転時間は5、6分というところだった。
この運転時間の延長を目的として作ったのが円筒型ボイラーで
容積は満タン1300ccと大型になっている。

前置きはこの位にして、
またこの四角釜を使ってボートを走らせてみよう、ということである。
四角釜は円筒形釜より5cmばかり背が低い。
これを乗せれば重心が低くなって安定性が増す分、バラストを減らせる
筈だ。
現在15Kgある船体も以前は10Kgちょっとだったような気がする。








↓ 以前に使っていた釜だからボートに乗せるのは問題ない。
   だけど新しいエンジンとの接続が・・・



↓ 蒸気パイプの向きがうまく合わない。



↓ 接続向きを合わせるパイプを作る。 あまり急に曲げるとつぶれてしまう・・・・



↓ 何とか接続できた。



↓ 切替バルブの駆動リンクも修正して取り付けた。



バルブ固まりの原因だった「ピストンの引き過ぎ」は起きなくなった。(はずです)
そしてリンクの動作角度も無理が無いように修正したので、今までよりは
スムーズに動作するはずだ。

その動きを動画でご覧ください。






さぁ、ボイラーに点火して蒸気でエンジンを回してみよう。

エンジンは調子よく回ってくれた。(回転数やパワーは測定できませんが・・・)
切替バルブも正常に動作する。
長時間(5分)の運転では問題無しだった。

その様子を動画でご覧ください。





クランクシャフトとプロペラシャフトを繋ぐユニバーサルジョイントの固定ネジを締める
のを忘れてしまった。
ここは前の複動V2エンジンのときは楽に手が入ったのだが、新しい単動V4エンジンは
細長くなったため手が入り難く、六角レンチを回すのがとても大変だった。
柄の長い六角レンチを調達しなくてはならないなぁ・・・・




さぁ、この改造でどのくらいの走りができるのだろうか?
早く浮かべに行きたいが、明日から天気が崩れるそうだ。
雨が降れば川は増水するだろうからテストはちょっと先になりそうだ。








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蒸気切替バルブの修理と軸受交換  - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月26日 13時19分47秒 | 工作実習

2015/08/23(日曜日) 曇り


昨日の走航で蒸気切替バルブの滑りが悪くなってボートの操縦が
うまく行かなくなってしまった。
陸上に上げてバルブを動かしてみるとかたく固まって全く動かない。
ペンチで抉って何とか動くようにしたが、これでは問題だ。

↓ エンジンを取り外して修理を始めた。





↓ バルブを取り外して根本的な修理をする。



バルブの故障の第一の原因はシリンダー(スリーブ)とピストンの摺り合せが不十分だったことだ。
ピストンを手前にいっぱいに引き出すと戻すとき滑りが悪くなって噛み合ってしまう。
コンパウンドを塗ってスムーズに動くように摺り合わせをやり直した。

またリンクの角度が不適当だったり、バルブを駆動するレバーの溝の仕上げ程度が悪くてスムーズに
ピストンを押すことができなかったことも問題だった。
取り付けピンを2mmのビスで代用したことも滑りが悪い要因だった。
滑りが良くなるように肌がつるつるの2mm丸棒で作り直した。




↓ 組立てなおした蒸気切替バルブ回り。



前々から気になっていたことだが、指で摘んでクランク軸を揺すってみると
ちょっとガタが大きくなった感じがする。
軸受が摩り減ったのかもしれない。
実習生が作るエンジンの軸受にはプラスチック製の簡易なものを使っている。
いわゆる滑り軸受で簡単に取り付けられて適度にガタがあって精度の低い工作には
調度よい。
カタログによれば摩擦が少なく、無給油で使えて磨耗も少ないということだ。
だけどやっぱりプラスチック製だから減るのは早いのだろう。

この軸受を取り替えるにはケースの前面蓋、後面蓋を外さなくてはならない。
前面蓋には何も付いていないから簡単に取り外せるが、後面蓋にはバルブを駆動する
ためのエキセントリックが取り付けてあり、ちょっと大変だ。
それよりも修理完了後のバルブタイミング調整が面倒で難しい。
でもまぁ、調度良い機会だから軸受を交換してしまおう。

↓ 前面の蓋を外したところ。


↓ 蓋に嵌めこんだ軸受。 油で汚れて真っ黒だ。



↓ 新しいものは赤くてきれいだ。



↓ 後面はバルブ駆動の部品が取り付けられているので外すのは大変だ。





↓ 軸受。



↓ 軸受は「フランジ付スリーブベア(リング)」というんだ。



↓ 軸に嵌めてみた新しい軸受。 やっぱりガタは少ない。 (実際の取り付けは蓋に嵌める)



↓ 再組み立て中。



何とか軸受の交換を終えて再組立した。
さぁ、その後のバルブタイミングの調整が大変だった。
初めて組立てるときは、右側一列のエンジンを調整して、次に左側の一列と
別別に最良のタイミングを調整するのだが、今はもうシリコンチューブの
配管や結束バンド固定がしてあるので、それもできない。
(配管を全部外せば良いのだがとても面倒だ)
それで両系列のエンジンを同時に調整して正回転、逆回転、の最良点を探して
設定した。 このため、正確な最良タイミングかどうかはわからない。

最終確認は自転車用空気ポンプで空気を送り込んで回してみた。
その様子を動画でご覧ください。






蒸気での確認は後日に実施することにして作業を終えた。

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二度目の走航テスト      - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月24日 19時09分14秒 | 工作実習

2015/08/22(土曜日) 晴れ


今日は良く晴れて暑さが戻ってきた。
こんな日は水辺で遊ぶのがいいかも知れない。
近所の友人を誘ってボートを浮かべに行ってきた。
この友人は自治会の役員をしているとき、担当部署が一緒になり
一年間苦労をともにしてきた仲でお互いの趣味が工作ということで
お付き合いが始まったようなわけです。(友人は模型飛行機)
水辺ではラジコン操縦は友人にお願いして自分はカメラを操作した。
ボートは相変わらずノロノロ走航だが景色の中を大きな船が悠然と
走ることを想像してみると何となくそれらしく見えた。
(贔屓目かな?)





後で動画を見てみるとピンボケの部分が随所にあってちょっと残念だった。
これはカメラのオートフォーカス性能が甘くて、こうなってしまうのだろう。
やっぱり安物カメラは安物だけの性能だな・・・・・

ま、何はともあれ撮影担当が撮った動画をご覧くださいませ。 







風の無い穏やかな日にのんびりとボートを走らせて遊ぶには調度良いかもしれないが
もうちょっと元気良く走るようになってもらいたいものだ。
もっと性能の良い船体を作るか、さもなくばもっとパワーの出るエンジンを作るか・・・
どっちにしようかなぁ・・・・・・
物置に仕舞ってある材料を調べてみたら、まだ何台もエンジンが作れるほどのパイプが
残っていた。 
今までの経験を活かして、もう少し丁寧に、もう少し精密に工作して、もう少しパワーが
でるエンジンを作ってみようか・・・・
(いつも優柔不断で困ってます)
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エンジン換装後の初走航    - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月23日 11時07分54秒 | 工作実習


2015/08/21(金曜日) 曇り一時弱い雨


何とか自作スチームエンジンボートのエンジン換装が完了した。
最近、我が家から程遠くない場所に模型ボートを浮かべるのには調度良い
水面を見つけた。
我が家からは車で10分ちょっとで行ける。
そして水面のすぐ近くまで車で行けるから大きな重いボートを運ぶには
とても都合が良い。
但し、大きな声では言えないが、そうかと言って小さい声では聞こえないので、
普通の声でいうと「ここは危険ですから中に入って遊ばないように」と書かれた
立て看板がある。
法律遵守、規律は守るがモットーの実習生はちょっと躊躇してしまうところだ。
でも、いつも釣り人が入って釣りを楽しんでいるし、監視の人がきても何も注意
しないくらいだから大丈夫なんだろう。



↓ 足場は良いし、流れは穏やかだし、ボートを浮かべるのには都合が良い水面だ。



↓ そっと水面に降ろしてみた。 右に傾いている感じだ。


↓ こちら側は浮き上がっている感じだ。



↓ エンジンを降ろしてバラスとの積み直ししてバランスを調整した。







↓ 大体バランスが取れた。



さぁ、これでバラスト調整はOKだ。
エンジンを乗せてラジコン・リンクを取り付けてボイラーに点火した。
果たしてその走りっぷりはどうか?
期待と不安を胸にボートを水面に降ろした・・・・・・


その走りっぷりは動画でご覧ください。






走航結果は前よりもちょっとは良くなったかな?、という感じで実習生が欲している
ものとはほど遠い。

船体重量15Kgは重過ぎるのだろうか?
何しろ1.3リットルの水容量があるボイラーは背が高くて、重心が高くなってしまい、
安定に浮かべるために大量のバラストを積んでいる。

小型のボイラーと組合わせて少ないバラストで安定に浮かぶ船体を作ればいいのだが、
船体工作はとても大変だ。
なにしろ接着剤と塗装は苦手だからなかなか手が出せない・・・・・・・






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エンジン換装が完了しました    - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月20日 15時29分07秒 | 工作実習

2015/08/19(水曜日) 晴れ


一旦出来上がったボートを改造するのは手間がかかって大変だ。
R/C(ラジコン)サーボとの結合がうまくいかなかったり、今までのエンジンより
小型だと思っていたものが、かえって場所をとって狭くなってしまったり、思わぬ
トラブルが発生して解決に手間取ってしまった。


↓ 今までの複動式V2エンジンは横幅は広いが長さは短かったのでゆったりしていたが・・・



↓ 500ccの容器(ドレンタンク)も余裕を持って取付られた。 



↓ 換装した単動式V4エンジンは細長いので無駄なスペースを生じて必用なエリアが確保できない。



↓ ドレンタンクも取り付けられない。 



ドレンタンクも必用なものだから無くてはならないが、ひとまず置いといて
R/Cリンクの結合をしてみよう。
今までは蒸気切替バルブのレバーは船体の際にあって、サーボ・ホーン(角=つの)とは
ほぼ対面していたので具合良くリンクできて動きはスムーズだった。
ところが新しいエンジンの切替バルブはほぼ中央にあって、ホーンとは角度を持たせて
結合しなくてはならない。  いろいろ調整してみたが・・・・・・・






結局は部品を取り外し、穴を開けなおして取付位置をずらすことになった。
その調整の様子を動画でご覧ください。









↓ 長穴をもっと長くして取付位置を右にずらすことにした。



↓ 右にずらしたのは良いけれど、今度は固定ネジがパイプの陰になってドライバーが使えない!



↓ 仕方がないので隙間からナットを入れて悪戦苦闘でスパナで締めて固定した。
   行き当たりばったりで工作するから余計な手間がかかってしまう。



↓ 以前に使っていたドレンタンクを取り付けた。
   ぶらぶら動くとバルブのレバーにぶつかるので固定金具を取り付けた。




さぁ、これで組立は終わった。
新エンジンを搭載してスクリューを回すのは初めてだ。
どんな具合で回るだろうか・・・・・
期待を胸にボイラーを点火した。


新エンジンの作動状況を動画でご覧ください。






ようやく、エンジン換装が完了した。
陸上テストではエンジンは気持ちよく回ってくれた。
換装後のパワーの測定はやっていないが、多分1.6Wは出ているだろう。
水上を走らせるのが楽しみだ。
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スイカの人口受粉は失敗しました

2015年08月19日 20時48分57秒 | 草花


2015/08/18(火曜日) 晴れ


先日(8月12日)に実習したスイカの人口受粉は失敗したようだ。
雌花の基に付いていた小さなスイカの実みたいなものは全然大きくならず
枯れてきた。

スイカの蔓自体は順調に成長を続けて今は1.5mぐらいに伸びた。
また途中から枝分かれして別の蔓も伸び始めた。
その蔓に雌花のような蕾がある。
今度は失敗しないように実習してみよう。


↓ スイカを食べたときのタネをスズメにあげようと放り投げたものが芽を出してこんなに伸びた。



↓ 12日に人工授粉した雌花。 実は全然大きくならず枯れてしまったみたいだ。



↓ 途中から枝分かれした蔓。 



↓ その蔓に付いている雌花みたいなつぼみ。 基の部分が膨らんでいる。



これが雌花ならいいなぁ・・・
今度は失敗しないように人工授粉の実習をしてみよう。

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エンジンの換装は手間がかかる・・・・・ - 自作スチームエンジンボートの性能アップを目指して -

2015年08月18日 20時16分26秒 | 工作実習

2015/08/18(火曜日) 晴れ


小型ボートに搭載しようと作った単動式V型4気筒エンジン(ボア12mm、
ストローク15mm)は現用の1.3リットルボイラーで駆動すると1.6Wの
パワーを出してくれた。
今までの複動式V型2気筒エンジン(ボア18mm、ストローク20mm)は
出力0.8Wだったのだからこのエンジンと交換すれば2倍のパワーアップになる。
そこでエンジン換装の工作を始めたが・・・・・・


↓ 今のボートのエンジンは蒸気切替バルブを動かすレバーは左側で駆動するようになっている。



↓ 換装使用と思うV4エンジンはレバーが右側に付いている。



↓ 蒸気切替バルブを取り外して向きを変える。



↓ 向きを変えるだなんだけど、それがなかなか難しい。
   既に配管してあるチューブとぶつかってしまう。


↓ 取り付け金具を修正しなくてはならかった。 穴だらけになってしまった。



↓ 現物合わせで試行錯誤しながら組立てていく。 とても手間がかかって大変だ。





↓ やっと向きを合わせた。



↓ 新しいエンジンをボートに乗せてみた。 R/Cのリンクは調整しなくてはならない。



↓ エンジンからの漏れ水を受けるお皿。 100円ショップのステンレストレーを改造した。



↓ エンジン全体を乗せてしまうので漏れた水はこの中に溜まる(筈です・・・)



↓ エンジンのクランク軸をスクリューの傾斜に合わせて傾けるので台座を作った。





↓ エンジンはネジ止めで取り外せるようになっている。



↓ お皿の四隅を半田付けで漏れなくした。



↓ エンジンを船体に固定するための基板。 



↓ エンジンを載せたお皿を固定するナット。 鬼目ナットを埋め込んである。



↓ お皿に空けた穴は部品を取り付けてから接着剤でシールしてもれないようにする。





↓ 基板に固定した漏れ水受け皿。 基板を船体に固定するのには木ネジで固定する。



↓ R/Cのサーボリンクを接続すれば換装は完了だ・・・・・



何とかここまで漕ぎ付けた。
後はR/C(ラジコン)のサーボリンクを取り付けるだけだ。
ところがこれがまた難しい。
リンクの取り付け角度が大分斜めになってしまったのでうまく動かせるか心配だ。
きちんと設計しないで思いつきでやるからこういうことになるんだ・・・・・・
あー、疲れた・・・・ 今日はこれで止めよう。

(「あー、疲れた・・・」 これはお代官さまの前では禁句です。
 うっかり、こんなことをいうと・・・・

  「自分の好きなことをしていて、疲れたはないでしょっ!」

 とのたまう事必定だからね(笑い)

 
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エンジンを換装してみることにしました  - 自作スチームエンジンボート性能アップを目指して -

2015年08月17日 10時50分57秒 | 工作実習

2015/08/16 (日曜日) 晴れ



自作したスチームエンジンボートは全長98cm、幅22cm、高さ24cmで
重さは15Kgもある大型だが、搭載されているボイラーやエンジンがパワー不足で
その走航性能は惨憺たるものである。

そこで少しでもパワーを大きくしようと、いろいろ改造などを行ってきた。
ボイラーの燃料を固形燃料炊きからアルコール炊きへ、更にガス炊きへと改造。
エンジンを縦型2気筒からV型2気筒に換装。

ボイラーは煙管の取り付けや燃焼熱を受ける底面積の拡大など、エンジンも
シリンダー・ピストン間の漏れを防ぐための工作技術の向上など、いろいろ努力を
重ねてきたが、結局は全て手作りという工作精度の低さがネックになってパワーの
向上は未だに実現できないでいる。

現在、ボートに搭載しているパワープラントは容積1.3リットル煙管付円筒汽罐と
家庭用カセットコンロを改造したガスバーナーを組合わせた縦型ボイラーと
ボア18mm、ストローク20mm、複動式V型エンジンで出力は0.8Wあまりである。

その後、現在の工作精度ではハイパワーエンジンは望めないと悟り、方針を変えて
現実的なパワーに見合った小型軽量の船体を作り、走行性能を上げることにした。
しかしこれもなかなか難しい。
小型ボイラーは出来上がったが、点火装置がうまくいかない。
仕方がないのでチャッカマンのようなライターで点火することにしたが、ライターを
手に持ってバーナーに差し込むためにはかなりのスペースが必要になる。
そしてなるべく小型に作ったエンジンも大きさは大して変わらないものになってしまった。

結局は新しい船体も現在のボートと同じようなサイズになるだろう。
ただし設計を吟味して安定性を確保すれば少ないバラストで済むようにできるだろう。
これによって現在重さが15Kgもある船体重量を減少できるかも知れないが・・・・

そうは思うのだけれど、船体工作は大変でつい億劫になってなかなか踏ん切りがつかない。
小型ボイラーも小型エンジンも出来上がったのに、未だにテストで回すばかりだ。

そんな思いを胸に、今日は小型エンジンを現在のボートに搭載されている1.3リットルの
ボイラーで回してみたところパワーは1.6Wを出力した。


そのパワーチェックの様子を動画でご覧ください。







小型V4エンジンが出した1.6Wは今ボートに搭載しているV型複動式2気筒エンジンが出す
0.8Wの2倍のパワーだ。
このV4エンジンをボートに乗せればもう少し気の利いた走りをするのではないだろうか・・・

よーし、エンジンの載せ替えをしてみよう。
ところが簡単にはいかない・・・・・・・・・

先ず、前進・後進を制御する蒸気切替バルブの取り付け位置が正反対にある。
これを取付け直すにはかなり改造が必要だ。

もう一つは、小型V4エンジンは屋根型のケースの上に組立てられていて
クランク軸やシリンダー開口部はいわば屋根の中にあるようなものだ。
スチームエンジンはかなり水が漏れる。
このまま船体に取り付けたら屋根の中からもれた水は船底に溜まってしまう。
エンジン全体をお皿に乗せて、漏れる水をお皿で受けるようにしなくてはならない。



↓ 登載中のV2エンジンの様子。 切替レバーは船体の左側にある。




↓ 小型V4エンジンの切替レバーは船体の右側にあるので改造が必要だ。



蒸気キリカエバルブは手が入らないほど込み入ったところに固定してある。
取り外すのはなかなか大変だ。
今日はもう止めよう・・・・・



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