デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

メカ部分は出来上がった。 - バーサライタ時計工作2 -

2021年04月29日 19時24分56秒 | 工作実習

2021/04/28(水曜日) 曇りのち雨

悪戦苦闘しながら組み立て、配線をしていたバーサライタ時計2号機のメカ部が出来上がった。
構造は1号機と変わらないが、回転させるLEDの数が2倍になり、回転するマイコンやLEDへ
の電力供給がスリップリング方式になった。
取り付けたLEDは1つのLEDの中に赤(R)、青(B)、緑(G)の3つの発光体が封じ
られていて、それぞれ個別に点灯することができる。
これをすべて利用すれば50個以上のLEDを搭載したのと同等になる。(本当かねぇ・・・)
しかし、実際のところはLEDを制御するマイコンの出力端子が16本程度しかないのでその
16個ぐらいのLEDしか使えない。

LEDは19個取り付けた。


LEDの中にはR、B、G、の発光体が封じられていて個別に点灯できる。
(カソードが共通接続になっているのでその制限があるけど・・・)
また、発光体はそれぞれがかなり離れているのでRBGを同時に点灯しても白色にはならない。
RとGを点灯しても黄色くはならない。
これはちょっとがっかりだった、

まぁ、一応はRBG個別に点灯できるように配線はしたが、これはなかなか面倒な配線だった。

悪戦苦闘を繰り返してやっと出来上がった回転アーム。

回路図はこんなものです。
時針は直線状の表示が回転するだけなのでマイコンの制御端子1つで7個のLEDを点滅操作する。
(マイコンの制御端子(LEDを制御する出力端子)が16個しかないのでこの方法にした。)
制御端子で7個のLEDを点滅させるのは無理なのでトランジスタをかませた。
LEDがカソード共通接地となっているのでエミッタフォロワーで駆動するようにしたが
LEDに加わる電圧が低くて明るさが不足するが止むを得ない。

回転アームを取り付けて回してみる。

スリップリングとブラシによる電力供給。 
動作は良好で発する雑音も以前の円板式より小さい。


簡単な表示用プログラムを組み込んで回転させてみた。

緑色の表示はプログラムには関係なく固定的に表示される。
青色表示は文字盤の時刻表示をさせるようにする。
赤色は秒針、分針、時針を表示させるLEDだ。

テストの様子を動画でご覧ください。

さぁ、次はプログラムの工作だ。 ガンバローっと・・・・・

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シジュウカラが二度目の営巣

2021年04月26日 11時37分07秒 | 野鳥撮影実習

2021/04/25(日曜日) 晴れたり曇ったりちょっと小雨

今、庭木に掛けた巣箱でシジュウカラが営巣しています。
この3月に営巣したときは卵を8個産み、抱卵を始めた直後に営巣を放棄してしまい、
雛の誕生を心待ちにしていたオイらは大変落胆してしまいました。
しかし、その後、別のシジュウカラペアが巣箱の様子を窺いにきていたので、二度目の
営巣を期待して、観察を始めました。

シジュウカラが巣箱の様子を窺っています。(2021/04/10)

巣箱の中に入ってる!


巣箱の前で餌の受け渡し(求愛行動?)をしていました。(2021/04/11)


巣材の苔を咥えて巣箱に入るのが見えました。(2021/04/11)

巣箱の中を確認してみました。
もう苔をこんなに運んでいました。


その後もせっせと巣材の運び込みを続けました。(2021/04/14)

14日の巣箱の中の様子です。 巣床も大分出来上がっています。

毎日、巣箱の様子を確認しました。
先ず、自然光のままでカメラを動作させます。
朝のうちは陽光も弱く、暗くて見えません。
照明用のLEDを点灯し徐々に明るくしていきます。
巣箱内がかすかに見えるようにしてシジュウカラが中にいるかどうか確認します。
頬っぺたの白い部分がかすかに見えてきます。
この場合はシジュウカラがいるので観察は中止します。
シジュウカラがいないことを確認してから照明を明るくしていきます。
こんな調子で確認をしていきました。

4月17日に最初の卵を確認しました。

18日には2個になりました。


「産卵、お疲れ様」 「ありがとっ」  コウちゃんはおやつをあげて彼女を労わっています。


彼女も元気百倍で営巣に励みます。 綿毛みたいなものを運んできました。


19日には卵は3個。

20日には4個になりました。

毎日1つずつ産んでいました。


卵が7つになったころ、彼女は巣箱にいる時間が長くなりました。
抱卵を始めたのかもしれません。


抱卵を始めた様子を動画でご覧ください。
(シジュウカラ・彼女を刺激しないように照明を落としていますので見づらいです。)

抱卵中の彼女はずーっと巣箱の中です。
お腹もすくでしょう。
コウちゃんはエサを咥えてきて巣箱の中の彼女を呼び出します。
そして巣箱の前の枝に止まった彼女に口移しであげます。

時にはエサを咥えて巣箱に入り、抱卵中の彼女にあげることもあります。


今日もシジュウカラ・コウちゃんと彼女は仲良く営巣を続けています。

このまま順調に営巣が続けば5月の連休明けに雛が誕生するかもしれません。
必ずそのようになることを願っています。

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久しぶりの野鳥探索行

2021年04月15日 09時34分39秒 | 野鳥撮影実習

2021/04/12(月曜日) 晴れ


久しぶりに自然公園の野鳥を見に出かけてきました。
まだ時期がちょっと早かった(遅かったかな?)で何もいませんでした。
(ヒヨドリはいたけどねぇ・・・)
そこでちょっと足を延ばして山の中腹にある森林公園に行ってみました。
そこには大砲レンズ付きの一眼を構えたカメラマンが一人と三、四人の
自然愛好家(野鳥もお好きのようでした。)がいて談笑していました。
私たちも挨拶を交わして仲間に入れてもらいました。
池の周りの柵の柱の上にはヒマワリの種が置いてありました。
しばらくするとそれを啄みに野鳥がやってきました。

(画像をクリックすると拡大画像になります。)

我が家の庭でもおなじみのシジュウカラ。
やっと芽をふきだした枝に止まったところはいい感じです・・・・なぁーんちゃって(笑い)。
 

ヒマワリの種が置いてある柵の傍にやってきたヤマガラ。


「ここにはリスも来るんだよ。 手にも乗るんだよ。」

岩場に餌を置いてリスを呼んだんだそうです。
その人(大砲レンズのカメラマン)が手のひらにヒマワリ種を置いて
リスを呼んでみました。
おぉー、リスがやってきてカメラマンの手のひらに乗り移りました。
リスって手にひらに乗っかってしまうほど小さい!
オイらは自然のリスは台湾リスしか見たことがなかったのでリスが
こんなに小さくて可愛いものとは知りませんでした。
縞模様もきれいです。(シマリスっていうのかな?)


自然愛好家の女性が手にひらにヒマワリ種をのせて呼んでみました。
武骨な男の手にひらに乗ったリスよりも優しい女性の手にひらに乗った
リスの方が可愛さも引き立つだろうと思って緊張してカメラを構えました。
ところがリスは慣れていない人には警戒心をいだくのか手のひらには
乗り移らずに背伸びして餌を啄みました(ちょっと残念・・・)。


リスは何度も姿を見せてくれて私たちを楽しませてくれました。



手のひらの上に載ってしまうほど小さなリス。
とてもきれいで可愛かったです。
ふと「木ねずみ」という言葉がうかびました。
ほんと、ねずみみたいに小さかったです。

コメント (2)
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文字盤に数字を正立表示させてみた - バーサライタ時計工作2 -

2021年04月07日 20時29分27秒 | 工作実習

2021/04/07(水曜日) 晴れ


しばらく休んでいた工作をまた始めた。
前々からやってみたいと思っていた時計の文字盤に数字を表示させる工作だ。
初めてのバーサライタ工作で“HELLO WORLD”の文字を表示させたが
これは文字が円周に向かって放射状(扇状)に表示されている。
時計の文字盤ではこれは使えないだろう。
例えば「3」と「9」は横に寝た格好に、「6」は逆さまになった格好になる。
これを「3」は通常の3に、「6」は通常の6に表示しなくてはだめだ。

うーん、どうやってやればいいんだろう?

あぁ、そうだ・・・ こうやればいいかも・・・
“HELLO WORLD”のときは普通の升目にパターンを描いてそれをコード化
したけど、円形の升目にパターンを書き込んでそれを1列ずつコード化すればいい
かもしれない。


それを1列ずつにして升目を埋めていくとこうなる。

このデータでLEDを点滅させてぐるぐる回せばちゃーんと「3」に見えるはずだ。


おーっ、やったよぉ! 「3」が出てる。(「6」も「9」も・・・)


まだ針は動かせないけど・・・・・

そんな実験の様子を動画でご覧ください。

 


だけど取り付けられている(マイコンで制御される)LEDは1バイト分(8個)だけ。
これでは文字を表示しただけで文字盤は埋まってしまう。
もっと文字の表示域を広くしなくては・・・・
それの文字の色と針の色も別々の色(例えば文字は青、針は赤)にしないと迫力がない。

こうなると手持ちのLEDでは足りない。
回転アームも長くしなくてはならないし、現在の集電円板もスリップリング式に直したい。
同期信号回路もホール素子を使ってみたい。
よーし、設計図を書いてみよう。

制御可能なLEDは16個(2バイト分)それに固定で点滅あせるLEDを2個付けて
全部で18個のLEDを取り付けた。
このLEDは赤、青、緑を発光できるものにするから単純に考えれば54個のLEDが
取り付けられていることになる・・・・(ほんとかな???)。

さぁ、必要な部品を注文しなくっちゃ・・・
(早速、通販で注文しました。また部品が増えてしまうぅぅ)

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やっとショックから立ち直れた  - シジュウカラが営巣放棄 -

2021年04月05日 15時40分46秒 | 野鳥撮影実習

 

2021/04/04(日曜日) 曇りのち雨

去年の秋の末、巣箱の中にカメラを取り付けて庭木に掛けました。
そうしたら間もなく、シジュウカラのメスがこの巣箱をねぐらに
してくれて毎日夕方には巣箱に入って夜を過ごし朝早く飛び立って
いくようになりました。
やがて春になって今度は巣床を作って営巣、やがて産卵し、抱卵を
は始めました。
オイらはその様子を巣箱に設置したカメラで観察し、雛の誕生を
心待ちしていました。

卵は8個ありました。
シジュウカラはそれを大事に温めていました。

ところが3月24日には一日中、巣箱に入ることがありませんでした。
おや、どうしたんだろう???
翌日も一回も巣箱に入りません。

それから毎日巣箱を見つめていたけれど、シジュウカラは戻ってきませんでした。
何か気に入らないことがあって営巣を放棄してしまったのかもしれません。

もう一日待ってみよう・・・
もう一日待ってみよう・・・
とシジュウカラが戻ってきてくれるのを待ちました。
シジュウカラの姿が見えなくなってから5日が経ちました。
もう戻ってこないでしょう。
オイらはがっかりしてすっかり気落ちしてしまいました。

しかし巣箱の中の卵をこのままにしておくわけにはいきません。
巣箱を降ろして始末することにしました。

卵が8個入っていました。

庭隅にカタクリのつぼみがありました。
その根元に穴を掘って埋めてあげることにしました。


オイらの心にはぽっかりと大きな穴が開いてしまいました。
何もする気がしなくなってしまいました。
パソコンに向かっても何もすることができません。

しばらくたってカタクリの花が開きました。


何だか少し元気が出てきた感じです。
いつまでも悔やんでいてもしょうがない・・・
ショックからの立ち直りはこの営巣放棄の報告作成としよう、と
記事を書きました。

生き物を相手にしていると思わぬ悲しい思いもしてしまいます。
その代わり楽しいこともたくさんあります。
そのたくさんの楽しいことを思い描いて頑張っていかなくっちゃね。

さぁ、次は何をしようかな・・・・・

コメント (4)
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