デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみよう    - 自作スチームエンジンボート走航性能アップを目指して -

2015年08月31日 18時17分19秒 | 工作実習


2015/08/30(日曜日) 雨


朝から雨が降っている。 でも小さな雨で時々止むこともある。
このくらいの雨なら工作場は濡れてこないから大丈夫だ。

いよいよ最後の手段として小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみることにした。
このボイラーは小型エンジンと組合わせて小型ボートを作ろうと思ったのだけど
なかなかボート工作に取り掛かれず、そのままになっていたものだ。
でも、考えてみれば小型エンジン、小型ボイラーと言ったってかなりの搭載スペースが
必用で、船体は1m近くの大型になるだろう。
それだったら今のボートと変わりないんだから、これに載せてみた方が手っ取り早い。
早速、このボイラーを載せる工作を始めた。


↓ 四角釜ボイラーとカマボコ釜小型ボイラーの比較。



↓ 四角釜より7cm近く背が低くなる。



↓ ボートに載せるとこんな感じ。 実用容積は600ccだから運転可能時間は5、6分かな・・・



↓ ボンベを載せるとこんなスペースしかない。 バーナーに点火できるかが問題だ。



↓ 小型ボイラーには点火装置が付いていない。
   チャッカマンのようなライターで点火するしかない。 狭いが何とか点火できそうだ。   



↓ バーナーの火力を維持するにはボンベを加温する必用がある。
   小型ボイラーでは排出蒸気の熱で加温する方式だ。



↓ 直径6mm(内径5mm)のアルミパイプをコイル状に巻いて中に排気蒸気を流す。
   ボンベとの密着性の問題とか、蒸気の排気経路が長くなる影響とか、やってみないと
   わからないことがある。



↓ ボイラーユニット(っていうのかな?)の基板。
   バーナーの下には念のためケイカル板を敷いた。



↓ ボイラーユニット。 ボートに搭載したり降ろしたりは一体でできる。



↓ ボートに搭載したところ。 配管はまだ仮の配管です。



↓ ハーフサイズのボンベを使えば船体内に収まる。 



小型ボイラーの搭載は大体出来上がった。
残るはガスの配管と排気蒸気の取り回し、ボイラーとエンジンの配管回りと圧力計の
取り付けだ。
あと一日の工程かな?

でもねぇ・・・ このボイラーのバーナーは自作だから、ちょっと心配だ。
立ち消え、逆火、その他何が起こるかわからない。
水に浮かべる前に十分テストしなくっちゃね。
コメント (4)
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