デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ロウ付け、悪戦苦闘中

2011年04月30日 19時44分48秒 | 工作実習
2011/4/30 (土曜日) 晴れ


今日も朝からボイラーの工作だ。
ボイラー工作の難関はロウ付け作業だ。
図体が大きいボイラー(釜)のロウ付けはとても難しい。
ガスバーナーで炙っても熱が回らず、銀ロウが熔けない。
あまり炙りすぎて銀ロウが劣化して熔けなくなってしまうこともある。
その内、材料の銅板が歪んできて隙間が開いてしまう。
こうなるともうそのままでは銀ロウが回らないのでロウ付け作業を中断して
隙間を埋める工夫をしなくてはならない。
これがまた大変だ。
隙間を金槌で叩いて狭めたり、銅板の細片を差し込んだり、何とか工夫して
隙間を埋めてまたロウ付け作業を再開するのだ。



↓  底面のロウ付けが終わった釜の胴体のカーブに合わせて蓋を描く。



↓  金切りバサミで銅板を切り抜く。



↓  胴体のカーブに合わせて確認中。



↓  赤くなるまで熱してから冷まして軟らかくなった蓋に切り込みを入れて折り曲げた。
    これを胴体にはめてリベット止めする・・・・予定だったが、それは止めた。



↓  リベット止めの予定を変更して縁を短くして胴体にはめるだけにした。



↓  蓋のロウ付けを始めた。



バーナーの炎を最高に強くして炙った。
すると銅板が熱くなる前に銀ロウが熔けて赤熱した丸い粒状になってしまう。
しばらくしてやっと銅板が赤くなる頃にはもう銀ロウは劣化してきれいに熔けてくれない。
炎を弱くして炙っては銅板は熱く熱することはできない・・・・
何度も何度もやり直して何とか作業を進めていった。


↓  朝9時頃から作業を始めて、夕方5時頃までかかってやっとここまで・・・・
    まだ片側だけしか済んでいない。   空気が漏れそうな穴が何箇所も見える。






↓  工作中のボイラー釜はちょっと大きめになった。 現用のものと比べてみた。





現用の小さなボイラー(炙り釜)を作るのにもとても苦労した。
今回はそれよりも大きめなんだから難しいのは当然だ。
何度も何度もバーナーを全開で使うのでガスボンベも使い果たしてしまった。
明日、朝一番でホームセンターに行って買ってこよう。

今日の工作はここまで。
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スチール缶利用はあきらめて・・・・・

2011年04月29日 20時29分18秒 | 工作実習
2011/4/29 (金曜日) 晴れ


市販のスチール缶を加工して煙管ボイラーもどきを作ろうとしたが
どうしても煙管になる真鍮パイプをロウ付けすることができない。
スチール缶の材質は薄いブリキ板(多分厚さは0.1~0.2mm位)で
ここを貫通する直径19mm(肉厚1mm)の真鍮パイプは太すぎるのだろう。
銀ロウをたくさん盛ってバーナーでガンガン炙ってもダラダラと垂れてしまって
接着はできない。
前回1回目の工作の時には何とかロウ付けできたのに2回目の今日は全くダメだ。
何とかうまくやろうと根気よく頑張ったがダメだった。
銀ロウもバーナーのガスも無駄使いしてしまった。 
それに時間も・・・ あっ、時間はいくらでもあるからこれは無駄使いではないね。


↓  前回工作したスチール缶煙管釜。 金切り鋏で切り開いて使える部品を取り出した。



↓  昨日、また買ってきたスチール缶。 どうしても煙管ボイラーを作ってみたかったのだが・・・・





今回はどうしてもロウ付けがうまくいかない。
小さく切断した真鍮片を当ててロウ付けを繰り返したがうまくいかない。
あと3箇所もこんなことをやらなくちゃならないなんて・・・
こんな調子じゃいくら銀ロウがあっても、いくらガスボンベがあっても足りない。
それにスチール缶はバーナーの熱で炙られてスズメッキが剥がれてしまい、
水に濡れるとすぐ錆がでてくるようになる。
もうこの方式はあきらめよう。

↓  スチール缶煙管ボイラーはあきらめました。




今度のアイデアは炙り釜の改良だ。
今までの真鍮製の炙り釜は剥きだしで炉の上に乗せてあり、
アルコールランプからの熱は回りに逃げてしまう。
そこで炙り釜の回りを遮蔽カバーで覆ってしまい、熱が回りから
逃げないようにするのだ。
そして炙り釜に幾つかのパイプを貫通させそこにランプからの熱を
通して煙突から排気させるのだ。



うーん、これは良いアイデアだ。
炙り釜も今度は銅板で作って少しでも熱がよく伝わるようにしよう。


↓  いつも持ち歩いているアイデアノート(不要紙で作った落書き帳)を元に銅板を切り出した。



↓  銅板の曲げ加工。 銅板は真鍮板より軟らかくて曲げやすい。



↓  かまぼこ型に加工した。 炎が当たる底は平らな方が効率が良いと思うのでこの形にした。


↓  底をリベット止めするために穴を開けた。



↓  中から細い銅板を当ててリベット止めした。 後でロウ付けして気密にする。





↓  以前に真鍮製の炙り釜を作ったときにはリベット止めの間隔が広くてバーナーで熱したときに
    歪んで工作にてこずったので今回はこんなに緻密(10mm間隔)にした。



↓  さぁ、ロウ付けしよう。  炙り釜は図体が大きいので強力ガスを使ってロウ付けした。
    (左側は今まで使ってきた普通用のガスボンベ。 右側が今回初めて使った強力ガス。)



↓  このくらいの大きさになるとなかなか熱が回らず、ロウ付けがなかなかうまくいかない。
    何回も何回も炙ってやっとここまでできた。





「もうすぐ6時になるよ! いつまでやってるの、早く片付けなさい!」(お代官さまの声が・・・)

ありゃー、もうこんな時間かぁ・・・
夢中になって工作してると時間の経つのも忘れてしまう。

 ♪ しあわせだなぁ・・・・・ 
   ぼかぁー こうさくしているときが いちばん しあわせなんだ
   しぬまでこうさくを つづけるぞぉ・・・  いいだろう?

どなたですか!? 「まだ続くのぉー、もうたくさんだよぉー」 なんておっしゃるのは。
実習生は死ぬまで工作を続けるつもりなんですからぁ・・・


今日の工作はここまで。



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最近はちょっとダラダラムードで・・・

2011年04月29日 08時27分43秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/29 (金曜日) 晴れ


今朝はちょっとひんやりしたけど、このところ夏のような陽気が続いた。
庭の草花も急に背が伸びて賑やかになってきた。
芝生も緑色に変わってきれいになってきた。
その代わり野鳥はさっぱり姿をみせなくなってしまった。
たまにシジュウカラが餌箱のヒマワリ種を食べにのと、メジロが水浴びに来るくらいだ。
スチームエンジン工作も、ボイラー工作に失敗してから、ちょっとお休み状態だ。
花を見てコンデジで撮ってみたり、芝生の雑草を見つけては抜いてみたり、何だかダラダラムードだ。



↓  牡丹の蕾もこの暖かさで一気に開いてしまった。



↓  たまにやってくるシジュウカラ・コウちゃんに演技をお願いした。



↓  たまにやってくるメジロのジロー君。 楽しそうな水浴びを見ていると何かほっとする。




閑なときにはインターネットの工作サイトを閲覧していろいろ参考にして研究だ。
あるサイトの記事にこんなことが書いてあった。

「貧弱な工具だけで手作業で工作をするには、根気よく頑張って、テクニックで克服するしかない」

おぉ、そうだ、そのとおりだ。

早く工作を再開して機関車完成を目指さなくてはならないが、材料が足りない。
昨日、秋葉原まで出かけて材料を仕入れてきた。
さぁ、また工作を始めよう。

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ボイラー釜の修理をあきらめました

2011年04月25日 20時10分09秒 | 工作実習
2011/4/25 (月曜日) 晴れ 急に曇り 雷雨・雹 また晴れ


先日から新案の煙管ボイラーもどきの釜を工作しているが工作途中で
煙管からの水漏れが発生してしまい、何とか修理しようと作業を始めた。
煙管の水漏れははもう手が届かないところで発生しており、釜の腹を
切り開いて手直しするしかない。
胴に細いドリルで小さな穴をたくさん開けて切り開いた。
そして穴が開いているあたりをもう一度バーナーで炙ってロウ付けして
何とか穴を塞いだ。 やれやれ・・・
そして切り開いた胴に薄い鉄板を当てて修復をした。
ところがこれがまた大変。 とても書き表せないほど苦労してなんとか
直した。






あっちこっちから漏れてくる。
それを一つずつ塞いで直していく。
ところがこちらを止めると、あちらが漏れてくる・・・・
もう釜の胴はボコボコに変形してしまった。
ここまできて止めるわけにはいかない。 意地になってロウ付けを繰り返した。
そしてやっと漏れが止まった。
やれやれ、ようやく直ったよ・・・と勇んでテストしてみたが・・・・
なんだか煙突から湯気が出てくるぞ!
アルコールランプを見てみると、何だか水浸しだ。
あれ、また漏ってる!
仕方がない、もう一度開腹して修理しよう。


↓  さっき貼り付けて直したところをもう一度切り開いて修理した。  もうこんなにガタガタだ。



ここを塞ぐには普通にはもうできない。
隙間ができないように小さなネジで固定ししてロウ付けした。






この方法のおかげで穴は何とか塞ぐことができた。 ところが・・・・・


↓  その前に修理したところが次々と熱で剥がれていく。



ダメだ!
ついにスチール缶の薄い鉄板が熔けてしまった。
これはもう塞ぐことはできない。
残念だが修理はあきらめよう。
こんなことになるなら最初から作り直したほうが良かったよ。

   ほねおりぞんのくたびれもうけ

こんな言葉が浮かんできた。



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黄色いカタクリ(セイヨウカタクリ)とシジュウカラ

2011年04月23日 19時39分07秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/23 (土曜日) 曇り一時強い雨 強風


もう何日も前からセイヨウカタクリの花が咲いている。
咲き始めた頃は午後になると花が閉じて、あくる朝また開くということを
繰り返しているが、この頃はもう開きっぱなしでもう直ぐ散ってしまうだろう。
そうだ、この花をバックにシジュウカラ・コウちゃんに演技してもらおう。

コウちゃんは以前のように庭に入り浸りと言うわけではないが、時々やってきて
おやつを食べていく。
舞台を作って待っているとやがて演技を思い出したのか舞台に上がってくれた。









このシジュウカラはとてもよく懐いているみたいだ。
冬の寒い頃、そばまで来て指でつまんだミルワームを食べていった
シジュウカラに違いない。
ネクタイが細いから多分女の子なんだろう。 顔も優しい感じがする。
シジュウカラ・コウちゃんの彼女かもしれない。

名前を付けてあげなくっちゃね・・・・・
そうだ、「エミちゃん」にしよう。
シジュウカラ・エミちゃん・・・ うん、好い名前だ。

えっ、何でエミちゃんなの? ですかぁ?・・・
さぁ、何ででしょうかねぇ、それは秘密です。
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今日もエナガが水場に!

2011年04月23日 19時25分46秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/23 (土曜日) 曇り一時強い雨 強風


朝のうちは青空が見えていたがその内雨が降り出し、
一時は土砂降りのような強い雨が降った。
そして生暖かい強風が吹いて台風のようだった。

最近は朝起きてすぐ水場の水を補給するようにしている。
エナガが何時来ても良いように準備しておくのだ。
そしてカメラを用意してエナガの登場を待つ。
今日は朝8時頃、ペアーでやってきた。











仲良くペアーで水浴びをするエナガ。
嬉しそうに何度も何度も水浴びをしている。
その可愛い仕草を見ていると何となく心が安らぐ。
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エナガがやってきた!

2011年04月21日 18時43分55秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/21 (木曜日)  曇り


今日はこれといった工作も出来ないので、所在無げに作業場を整理していると、
庭の方からエナガの鳴き声が聞こえてきた。
いつも手にしているコンデジ(FZ28)を持ってそーっと覗いてみた。
あっ、エナガが水浴びしている!
今までもエナガは何回か庭にやってきたことはあるが、水浴びは初めてだ。
少々焦ってシャッターを切った。


↓  庭の小さな水場に初めてやってきたエナガ。 うれしいよ・・・



↓  曇り空の今日は葉陰の水場は暗くてコンデジではピントが合わせにくい。



急いで部屋に戻って一眼デジ(EOS-7D)を持ってきた。
よかった・・・ エナガはまだ水浴びしていた。
エナガは結構水浴びが好きだ。
何度も何度も水浴びしていた。
よく見てみると3羽のエナガが来ているみたいだ。


↓  一眼デジ(EOS-7D + EF70-300mm f/4-5.6 IS USM)で撮影






↓  エナガの水浴びは結構ダイナミックだ。 激しく水しぶきを上げて何度も水浴びする。



↓  エナガは3羽でやってきたようだ。 代わる代わる水浴びをしていた。 一緒に水浴びを
    してくれればよかったが、それはかなわなかった。



可愛いエナガが水場に来てくれた。
この水場を覚えてくれればいいのだが・・・・・
毎日きれいな水を流しているからまた遊びにきておくれ。

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煙管の漏れは直ったけど・・・・・

2011年04月20日 19時08分10秒 | 工作実習
2011/4/20 (水曜日) 晴れ



煙管からの漏れが見つかって、どうやって修理しようかあれこれ考えて
昨夜はよく眠れなかった。(地震もあったし・・・)
今朝は早く起きて、早速煙管の漏れを確認した。
やっぱりパイプを繋いだ角から漏れている。
ここは手が届かないところだから、胴を開いてみるしかない。



↓  煙管の出口にホースを繋いで口で空気を吹き入れてみた。 こんなに泡を吹いて漏れてくる。



↓  ダメモトでいこうと胴を開いてみることにした。





↓  穴が開いていると思われる角がすぐそばだ。  もう一度ロウ付けしなおした。



↓  何とか穴は塞がったみたいだ。 空気漏れは止まってくれた!



↓  空缶から切り出した薄い鉄板を置いて胴を塞ごうとした。   ところが・・・・・・




↓   何度もロウ付けを繰り返したが一向に塞がらない。  




一箇所をロウ付けして穴塞ぎする。 そしてすぐ流し場に行って空気漏れのチェックをする。
あぁー、今度はここも漏れる・・・・
また、修理して流し場へ行ってチェックする。
あれー、またこっちだ・・・・
またまた、ロウ付けして流し場へ行って・・・ これを何度繰り返したことか・・・・
バーナーで炙れば炙るほど胴塞ぎ板は反り返ってますます作業はやり難くなるばかりだ。
バーナーのガスボンベがなくなってしまった。
予備のボンベも使い果たした。
何時のも市役所からの「お家に帰りましょう」がスピーカーから流れてきた。
あれ、もう5時かぁ・・・・・
こんなことなら新しく作り直したほうがよかったみたいだ。
何だか今日はとても疲れてしまった。
明日から工作はお休みにしよう。

(実は今度の日曜日(24日)には法事があって明日辺りから準備や用事をしなくては
 なりません。 毎日、のん気な実習生ですがたまには忙しくなるときもあります。)

  



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とんでもないことになりました!

2011年04月19日 19時18分18秒 | 工作実習
2011/4/19 (火曜日) 曇り後雨


今日は午前中、用事で出かけたので午後からの工作だった。
ボイラー工作も蒸気パイプや水位チェック用のチューブを取り付ける
パイプをロウ付けするだけだ。
もうすぐ完成すると張り切って作業を始めた。 ところが・・・・
昨日までの陽気がウソのように寒い日で、やがて土砂降りの
雨になり、余計に寒くなってしまった。


↓  ボイラーの釜に取り付ける蒸気取り出しパイプや水位チェック用チューブ取り付けパイプを作った。
    ロウ付け加工したパイプを、再度釜にロウ付けするので加熱しても外れないように工夫した。 



↓  以前のボイラー工作のときは単純にロウ付けした直角パイプだったので、釜に取り付けてロウ付け
    したら、前にロウ付けした部分も熔けてポロリ、と落ちてしまった。 今回はその経験を生かして
    加熱しても外れないように太いパイプと組み合わせて、きつく嵌めこんでロウ付けしてある。



↓  釜に蒸気取り出しパイプをロウ付けするところ。



↓  ロウ付けが終わった釜。




早くテストしてみたくて、風呂場に持ち込んで空気漏れのチェックをした。
ありゃー、泡がブクブクと吹き出してくるではないか!?
こんなはずじゃーなっかたのにー・・・・・・
よく見ると煙管から泡が出てくる。
昨日のチェックではOKだったのに・・・・・
裏蓋を開けて空気漏れを確認した。
やっぱり一方の煙管の直角曲がり部分から泡が出てくる。


↓  パイプを直角に付ける部分にうまくロウ付けできてないところがあったのだろう。
    今日の工作で穴を開けたり、熱を加えたりで余計な力がかかり、隙間ができてしまったのだろう。



ここにはもう手が入らないので修理は不可能だ。
ここまできて失敗とは残念だ。
何とかならないだろうか・・・・・・
お釜の脇腹に穴を開けてそこからバーナーの炎を当てて修理するか?
言ってみれば開腹手術だな・・・・・
まぁ、どうせ作り直しするんだから、ダメモトでその手を使ってみるか・・・・
やれやれ、今日の工作はここまで。
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煙突と給水口を付けました

2011年04月18日 18時52分16秒 | 工作実習
2011/4/18 (月曜日) 曇り


何事も取り掛かってしまえば、何とかやり遂げていけるものだ。
初めて作る煙管ボイラーなるものも、どうなることかと思っていたが、
煙突や給水口が付いてだんだん形になってきた。


↓  煙突部分は真鍮パイプでは重くなってしまうのでアルミで作った。 



↓  煙管に取り付けてみた。 





次に給水口を取り付ける工作を始めた。
給水口は予備のスチール缶の口金を切り取ってそれを胴の上にロウ付けした。
ところがこれがなかなかうまくいかない。
口金と胴がぴったりしないで、隙間が出来て銀ロウがうまく流れないのだ。
胴の内側からドライバー押し付けて隙間を少なくして何度も何度もロウ付けを
繰り返した。
その度に水を張ったバケツにもぐらせて口で空気を吹き入れて漏れを確認する
のだが、何度やっても漏れて泡が吹き出す。
給水口の工作は簡単なはずだったがとても手こずってしまった。
頭の中で考えたことと、実際にやってみることとは大違いだった。


↓  やれやれ、やっと給水口の空気漏れが止まった。 



↓  ロウ付けに手こずった給水口。 もっとシンプルに削ってしまえばよかった・・・・  



↓  煙突と給水口がついて何とか形になってきた新型ボイラー。



煙突と給水口がついて大分ボイラーの釜らしくなってきた。
残った工作は後蓋の固定(部分的なロウ付けにしようと思っている)と
蒸気取り出しパイプの取り付けだ。
早く完成させて性能を確かめたいものだ。







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