デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ご隠居さんの成果(その1)

2007年07月28日 20時38分36秒 | Weblog
最近は家でじーっとして庭の草花の手入れなんかをしていることが多い。
まるでご隠居さんだ。
野鳥撮影にハマって約3年半ばかり、可愛がっていた草花もほったらかしで
花も咲かなくなってなってしまったが、ここにきてご隠居さんしたおかげで
少し花がさきだした。
草花は本当に正直だ。 可愛がってあげればちゃーんと答えてくれる。
草花はご隠居さんを歓迎してくれているのだろう。

↓ ここ何年も花が咲かなかったツニア。 今年は4本の茎につぼみがついた。
   特に植え替えをしたわけではない。 毎朝、鉢をのぞき込んで様子を見て
   あげただけだ。  ただこれだけで草花は喜んでくれるのだ。     (2007/06/07)


↓ 葉と葉の間にちょこっと見えたつぼみ。  (2007/06/07)


↓ はっきりつぼみがわかるようになった。  (2007/06/10)


↓ 大分大きくなったつぼみ。 もうすぐ開くだろう。
   でも、この後しばらくは家を留守にするから開花は見られないなぁ。(2007/06/16)


↓ 久しぶりに家に戻ってみたら、もう花は開いてしまっていた。
   よれよれになった花が残っていた。   (2007/07/02)


↓ ツニアの花のクローズアップです。 夏に咲くランの一種です。



         カメラ: Panasonic DMC-FZ10
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ホオアカ・ノビタキ三昧

2007年07月28日 08時01分41秒 | Weblog
2007/07/21(土曜日) 曇り

この日は朝を群馬県T市で迎えた。
あいにくの曇り空だが、折角ここまで来ているのに真っ直ぐ帰宅する気にはなれない。
ここからちょっと先の高原に出かけることにした。
早速、先日から山ごもりして懺悔の日々を送っている友人に電話をして誘ってみた。
もちろん二つ返事だ。 現地で落ち合う約束をして出かけた。
途中、峠を登るときはものすごい霧で数メートル先が見えない状況になったが、峠を
越えたら霧も晴れ、曇り空ながらも大分明るくなったのでホッとした。


現地に着いて農道を車で走って様子を見た。 あぜ道をキジが歩いている。
何とペアでいるではないか! キジのオスは何度か見てカメラにも収めているが、ペアの
キジを見るのは初めてだ。 双眼鏡を手に急いで車を降りた。
しばらく観察を続けていると、友人も到着した。 大急ぎでデジスコの用意をした。

↓ 背中を向けたり、草原に首を突っ込んだり、そっぽを向いたり、いいチャンスが
   掴めない。 やっとペアらしいポーズが撮れた。   





キジはあぜ道をゆっくり歩いていて何枚もシャッターを切ったがいいポーズは撮れなかった。
やがて草原の中に消えて行った。

草原の中ではあちらこちらで可愛いさえずりが聞える。 ホオアカが一生懸命囀っていた。

↓ 大きな口を開けて一生懸命囀っているホオアカ。


↓ 囀り疲れるとお休みだ。


↓ 体の向きを変えてまた一心不乱に囀り続ける。 とてもきれいな可愛い声だ。



ここでもノビタキは営巣の真っ最中だ。 忙しく餌を運ぶ親鳥に混じって幼鳥も飛び回って
いる。 カメラをあっちに向けたり、こっちに向けたり忙しい。

↓ あっ、あんな細い葉っぱに止まってる。 風にゆらゆら揺れてなかなかシャッターを
   切れない。 ファインダーの真ん中に来たときを狙ってパチリ!





↓ 餌をくわえて近くに止まった。


↓ 幼鳥も一枚パチリ!



緑がいっぱいの草原。 広々していて気持ちがいい。  可愛いさえずりを聞きながら
いくらシャッターを切っても「これでいい」という気にはなれない。
いつまでも遊んでいたいのだがそうもいかない。  そろそろ撤収しよう。
昨日も今日もお付き合いくださったbenkeiさん、ありがとうございました。


          デジスコ:Kowa TSN-824M(32xEyepiece) + Nikon E8400
          レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
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ノビ・キスゲを初撮り

2007年07月25日 07時57分40秒 | Weblog
2007/07/20(金曜日)

今夜は例によって群馬県T市で昔の仲間との懇親会がある。
ただそれだけに出かけるのは勿体無い、というわけで早朝我が家を出てちょっと先まで
足を伸ばした。 行き先は今ニッコウキスゲが見ごろを迎えている長野の高原だ。
途中、地元のお山にこもって懺悔を続けている友人のところに立ち寄って一緒に出かけた。

現地に着いたが大まかな情報しか入手していなかったので現地センターで様子を聞いて
ポイントに向かった。

↓ 最初に向かった湿原で見つけたノビタキ。 一面のグリーンの中できれいだった。
   「これで“ぼうず”にだけはならずに済んだなぁ」と友人と笑い合った。



この湿原で出会ったカメラマンにキスゲに止まるノビタキの情報を聞いた。
もっと上の方の高原にキスゲが咲いているのだそうだが駐車場が満杯で車が
止められないとのことで、このカメラマンも諦めてここにきたという。
私達もしばらくここで草原のノビタキをゲットしていたが、どこかにキスゲが咲いて
いないかと移動してみた。

キスゲが咲いているとこに出た。 でも野鳥はいない。
もうちょっと上に行ってみようと登山道(遊歩道)を登って行った。
大分上まで来たとき、友人が「あっ、ノビタキだ!」と声を上げた。
ついにキスゲが咲いているところでノビタキを見つけた。
近くで営巣しているようだ。 オス・メスが餌をくわえて頻繁に飛んでくる。

↓ 餌をくわえてすぐ近くに止まる。 でもキスゲには止まらない。


↓ この辺りはまだキスゲの花は少なくて遠いところにまばらに咲いているばかりだ。
   だからキスゲには止まってくれない。 でもこれも風情があっていいかもしれない。



↓ 黄色い花はキスゲなんだけどボケすぎて何だかわからないなぁ。



↓ 花の形がわかるように遠いところに止まったノビ君を撮ってみた。


↓ 手持ちのFZ10+2倍テレコン(840mm相当)で撮ってみた。



このポイントは本当のノビ・キスゲを撮るところではない。
だからカメラマンは誰も来ない。 キスゲに止まったノビタキは撮ることはできなかった
けれど、目の前に飛んでくるノビタキ・ペアをゆっくり心行くまでながめるとこができた。
やがて下のほうからガスがかかってきて、だんだん濃くなる一方だった。
まだまだノビタキと遊びたかったが、今夜の懇親会に遅刻するわけにもいかない。
残念だが引き上げよう。
今度こそはキスゲに止まるノビタキを撮るぞと心に秘めて撤収した。
ご一緒してくれたbenkeiさんありがとう。
情報をくださった皆様、ありがとうございました。

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アオバズクを撮りました。

2007年07月23日 20時00分09秒 | Weblog
2007/07/19(木曜日) 曇り

先日、地元の友人から情報をいただいたアオバズクの幼鳥を撮りに行った。
高い木の枝にアオバズク一家が止まっていた。
父親、母親は別の枝に止まって離れている。
幼鳥は二羽すぐ近くに止まっているが、そこを狙えるポジションは本当に狭い範囲に
限られてしまう。 昼近く、ノコノコと出かけた実習生にはそんな好い場所に三脚が
立てられるわけはない。 まぁ、折角来たのだからと空きスペースに三脚を立てて幼
鳥を狙ってみた。


↓ 丸い頭に、丸い顔、まん丸目玉のアオバズク幼鳥。 ふわふわの羽毛で縫いぐるみ
   みたいだ。 あどけない、可愛い仕種はいくら見ていても飽きないくらいだ。



↓ エンゼルなんとかっていう格好を見せてくれた。 慌ててシャッターを押したので
   ピンアマになってしまった。 葉っぱが、かぶってしまって残念だ。



↓ これは何というスタイルなのだろう? 下界の様子をうかがってるみたいだ。



明日はちょっと遠くへ遠征する予定だ。
早く帰って用事を済ませなくてはならない。
後ろ髪を引かれる思いで引き上げた。



         画像は全てデジスコで撮影
         デジスコ:Kowa TSN-824M(32xEyepiece) + SONY DSC-W1
         レタッチソフトによる画像補正実施 ノートリミング
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久しぶりのブッポウソウ

2007年07月22日 16時21分17秒 | Weblog
2007/07/13(金曜日) 曇り

友人を誘ってブッポウソウ・ポイントへ行ってみた。 友人はブッポウソウは初見だ。
今日は13日の金曜日だけど、仏教徒の実習生(と自分では思っているけどね・・)には
関係ないことだ。 ただし天気はとても悪い。 空はどんより雲って今にも雨が降り出し
そうだ。

現地には7時半頃到着した。
早速準備して巣穴がよく見える場所を確保して三脚を立てた。
この場所は狭くて数人が三脚を立てられるぐらいのスペースしかない。
実習生は偉そうに友人に言った。

「ここは巣穴を狙う最高の場所で、朝早く来ないと確保できないんだぜ!」
「それにしても誰もいないなんて、ラッキーだね・・・・」

しばらくたったがブッポウソウは飛んでこない。
ちょと周りを歩いてみた。 あれっ、あんなところにカメラマンが集まっている。
そーっと近づいて、待機中のカメラマンにお尋ねしたら、「今年の巣穴はこっちですよ!」
だって! Oh! My God(仏教徒なら“あぁ、お釈迦さまぁ”かなぁ?)何てぇこったい!
大失敗だ。 急いで戻って友人に「巣穴はあっちだってさっ!  移動しようぜ」
「この前(2年前)はここだったんだけどさぁ、 ゴメン、ゴメン!」

今にも雨の降りそうな天気。  雲も厚く空気も湿って重たい感じだ。
周りは木が茂ってとても暗い。 ブッポウソウは餌を運んで雛に与えるとすぐ飛び去って
しまう。   動きがとても素早くてなかなかシャッターがきれない。 



↓ ブッポウソウは急がしそうに餌を運んですぐに飛び立ってしまう。
   連写を繰り返してやっと撮れた1枚だ。 (CANON EOS-30D + 400mm )



↓ 止まり物も狙ってみたがなかなか撮れなかった。
                    (KOWA TSN-824M + SONY DSC-W1)



↓ 餌を運んできて巣穴に止まったが、突然飛び立ち変な飛び方をした。
   雛に与えた餌の虫が逃げてしまったようだ。  よく見てみると前方に
   虫が飛んでいる。 逃がすものか!と追いかけているのだ。 
                 (CANON EOS-30D + 400mm  トリミング)   



何か雨が降りそうだ。
初めてブッポウソウを見た友人も何とか撮影ができたようだ。
そろそろ引き上げよう。
現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。
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在庫から(サンコウチョウとオオルリ)

2007年07月22日 10時47分36秒 | Weblog
何事も順序どおりでなくては処理できない実習生は、この二つが気になって、
なかなか最新画像のアップができません。
在庫一掃(と、言ってもたったの2画像だけですが)させていただきます。


↓ サンコウチョウ (Kowa TSN-824M(32xEyepiece) + Nikon E8400  2007/06/11)



↓ オオルリ (Kowa TSN-824M(32xEyepiece) + SONY DSC-W1 2007/07/05)
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アオゲラ(在庫から)

2007年07月18日 20時31分13秒 | Weblog
このアオゲラは過日(2007/06/06)に撮影したものです。
現地管理人からの申し入れによりインターネットへのアップを自粛していましたが
先日解禁になりましたのでアップさせていただきます。


↓ マイホームをせっせとリホーム中のアオゲラ・パパ。


↓ 連日のお仕事で疲れが・・・ つい、うとうととしてしまったアオゲラ・パパ。



↓ ハッとわれに返り、目をぱっちり見開いたパパでした。



↓ 周りをきょろきょろ! 「今の居眠りをママに見られたかな?」



デジスコ:Kowa TSN-664ED(30xEyepiece) + SONY DSC-W1
レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
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やっと最後の訪問地へ(旅のついでに野鳥撮影の巻・完)

2007年07月17日 15時46分31秒 | Weblog
この北欧旅行もやっと最後の訪問地、デンマーク・コペンハーゲンに着いた。
古いお城や、珍しい建物など見物したが、空はどんより雲って雨も降り出して
ちょっと残念だった。

コペンハーゲンでは二日間の連泊だったので早朝野鳥撮影が2回出来た。
天気が悪くてちょっと残念だったが、念願のカササギが大きく撮れたので嬉しかった。


↓ ここに来たら必ず見物するんだそうだ。  雨に濡れた人魚姫。   清楚な姿に
   うっとりしてしまった。   誰ですか! 世界3大ガッカリの一つだ何ていうのは!


↓ コペンハーゲンを象徴すると言われている、ニューハウンの船着場。 わずかな
   時間で駆け足見物、こんな写真しか撮れなかった。 



↓ 早朝野鳥撮影の舞台、オルステッド公園。 ホテルからは徒歩10分ぐらいだった。



↓ オオバンの親子が泳いでいた。 あまえた幼鳥の表情が可愛いと思った。


↓ ヒヨドリみたいな野鳥。 どんな鳴き声だったかは思い出せない。


↓ ここでもクロウタドリがたくさんいた。 この野鳥はどこにでもいるんだね。


↓ カササギがいた。 ベンチに止まって地べたに落ちている餌を探している。


↓ 地べたを歩くカササギ。 やっと大きく撮れたよ。 羽の色がブルーできれいだ。


↓ ブロンズ像の手に止まった。 襟ぐりの大きなエプロンを着てるみたいだ。 


↓ 大きなカラスみたいな野鳥。 沢山いるが、あまりきれいとは言えないなぁ。


↓ 街路に落ちているお菓子をついばむスズメ。 頭には剃りが、顔は黒くて怖そう。
   やっぱり日本のスズメが可愛いなぁ。



野鳥撮影は“スズメに始まって、スズメに終わる”という格言があるそうだが、
(本当かねぇ、怪しいものである。)このシリーズの最後を飾るのがスズメとは
ちょっと出来すぎの感がある。
まぁ、何はともあれ楽しかった北欧旅行も無事に終わった。
出掛けるまえは「11日間もあるの!? ちょっと退屈かなぁ・・・」なんて思って
いたが、今回は“野鳥”というお友達がいたおかげであっという間に過ぎてしまった。
またいつか海外に出かけて珍しい野鳥を追いかけてみたいものだ。
そのときは今回の野鳥撮影実習の経験を活かしてもう少しましな写真を撮りたいもの
と思っている。

この、ピンボケ画像と下手くそな文章に最後までお付き合いくださった皆様、
ありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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ノルウェー・ベルゲンのアカゲラ!

2007年07月15日 14時56分32秒 | Weblog
ベルゲンで迎えた朝。 疲れたので目覚ましを遅くセットしていた。
起床してすぐ窓の外をみた。 何と前の建物に朝日が当たっているではないか! 大急ぎで支度をして野鳥を探しに出かけた。

↓ 部屋の窓からみえた建物に朝日があたっていた。 良い天気だ!


↓ 早朝のこととて、ホテルの前は閑散としていた。


↓ ホテルの向こう側はこんもりした林になっていた。


↓ 林の方にちょっと大きめな野鳥が飛んで行った。 双眼鏡で覗いてみた。
   アカゲラのようだ。 大急ぎで近づいて行った。


↓ やっぱりアカゲラだ。 胸が高鳴った。 でも動きが早くてなかなかピントが合わない。
   えーい、ままよ、と連写したその中に1枚だけ写っていた。
   日本のアカゲラとはちょっと違うようだが、画像が不鮮明でわからない。


↓ シャクナゲの花びらが散った中で小さな野鳥が餌を探していた。
   何という野鳥だろうか。  足が長くて細い。 体の模様も特徴がある。



↓ 芝生の上にはクロウタドリ(後日、帰国してから友人に教えていただいた。)が
   いた。 こちらには沢山いるようだ。 どこででも見られる。


↓ 枝の混みあった中で囀っていた。 小さな野鳥だ。 何という野鳥だろう?


↓ カササギがいた。 とても臆病で少しでも近づくと逃げてしまう。



1時間ばかりの自由時間はあっという間に過ぎてしまう。
朝食の時間がせまってきたので仕方なく引き上げた。
でも、アカゲラらしい野鳥が撮れたので嬉しかった。
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臨時ニュースを申し上げます。

2007年07月15日 09時45分28秒 | Weblog
先日より「旅のついでに野鳥撮影の巻」シリーズをアップ中ですが、ただ今臨時ニュースが
入りましたのでシリーズを中断してお知らせします。

去る5月14日、走行距離計の5555ぞろ目を記録した実習生の愛車ラッシュ(Rush)が
7月13日早朝、7777ぞろ目を記録しました。


↓ 走行距離計が7777を示した瞬間です。 時刻は午前6時49分でした。





↓ 7777を記録した記念すべき地点はここです。



7777ぞろ目の記念写真が撮れて大喜びの実習生は「次は“11111”の
5桁を記録するぞ!」と張り切っていた。
隣にいた友人は「それよりももっと良い野鳥写真を撮るように頑張ったら?!」
という。  おお、そうだ。 全くそのとおりだ。

以上です。 くだらない臨時ニュースですみませんでした。




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