デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

紅葉の八幡平、八甲田を訪ねて

2012年10月30日 19時29分53秒 | 国内旅行
2012/10/24(水曜日)~28(日曜日)


岩手・八幡平、青森・八甲田の紅葉と温泉を楽しもうと、遠距離ドライブに出かけた。
八幡平や八甲田には毎年のように出かけているが、春の桜、初夏の若葉、夏の高山植物、
秋の紅葉、(冬は来たことがありません)といつ来てもきれいだ。
それにあちらこちらに温泉が湧いていてどれも皆名湯、秘湯でこれもまたすばらしい。
まだまだ行ったことがない温泉が沢山ある。
今回も温泉に浸るのが楽しみだった。


↓ 10月24日の早朝(高速道の深夜早朝割引を使うために・・・)に出発してのんびりドライブしながら
   八幡平の麓のホテルに夕方到着した。 天気は下り坂の感じで目の前に広がる岩手山には雲がかかっていた。



↓ 翌朝(25日)はちょっと曇り気味。 ホテルの前の林が紅葉してきれいだった。
   さぁ、これから温泉巡りに出発だ。



↓ 八幡平の名湯・松川温泉に行く途中、紅葉の名所「松川玄武岩渓谷」に立ち寄った。



↓ カメラマンが一人、カメラを構えていた。 その真似をして同じポイントを撮影してみた。



↓ 松川温泉にある地熱発電所。 日本で始めて稼動した地熱による商用発電所だ。





↓ 入り口に見学施設があり、日本で最初に稼動した地熱タービンが展示してある。





↓ タービンの内部。 静翼と動翼の構造がよくわかる。 今度は蒸気タービンを作ってみたいなぁ・・・



↓ 見学を終えて松川温泉に向った。 松川温泉に入るのは初めてだ。 どんな温泉だろう・・・



↓ 松川温泉の入り口。 雨が降ってきた。



↓ 浴室の様子。 お湯は白っぽい翡翠のような色で硫黄の匂いがする。 窓の外は紅葉だ。





↓ 露天風呂。 湯に入ってる人は誰もいません。 貸切露天風呂でした。



↓ 露天風呂の側は川(松川)が流れている。 温泉の湧き出し口だろうか、白い湯気が噴出していた。




↓ 一時間ばかり温泉に浸かっていただろうか・・ 引き上げのとき外に真っ赤なもみじがあった。




↓ 八幡平樹海ラインを登って次の温泉、藤七(とうしち)温泉に向った。



八幡平樹海ラインはちょうど紅葉の真っ盛りでとてもきれいだった。
ただ、途中から雨が降ってしまってちょっと残念だった。

                           (続く)
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水中でスクリューが回ってくれました      - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月22日 21時44分22秒 | 工作実習
2012/10/22 (月曜日) 晴れ


バラストの準備も出来ていよいよ最終テストをする段階になった。
テスト前にバラストの調整を行った。
バラストは10kgほどを積んだが、実際には7.5kgで済んだ。
今日は正式に船底の低い位置に平らに積んだので昨日のバラ積みよりも
安定性が増したためだと思う。
「無駄な積荷」であるバラストが少なくて済んだのは嬉しいことだ。


↓ バラストを積み直したり、移動させたりカットアンドトライで安定性を調整した。



バラスト調整中の様子を動画でご覧ください。





↓ この時点で船体から降ろしたバラスト。



↓ 大分すっきりした船底。



↓ 最終的に船体から降ろしたバラストの全量。



↓ 重さを測ってみると2.5kgもあった。



↓ バラストが決まったのでボイラーとエンジンを定位置に固定した。



↓ ラジコン・サーボの移動量と蒸気切替バルブの最適位置を調整した。
   ボイラーの火を何度も点火したり消したりを繰り返すのでガス炊きの燃焼部を使った。




さぁ、いよいよ水に浮かべてエンジンを回してみよう。
ボイラーに水を補給して、固形燃料4個に点火した。



初運転の様子を動画でご覧ください。







やっぱり思っていたとおり、エンジンはパワー不足だ。
空中では勢いよく回るスクリューも水中ではやっと回る、という感じだ。
狭い水槽(幼児用ビニールプール)では船の動きはよくわからないが、
何とか動いている、というところだ。
風が吹き付けたり、流れのあるところでは押し戻されてしまうかもしれない。
やっぱり手作りボイラー、手作りエンジンではボートの工作は無理かな?

あぁ、疲れた・・・・・ 温泉にでも浸かって疲れを癒したいなぁ・・・・






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バカではできない・・・しかし利口な人はこんなバカなことはしないだろうなぁ 

2012年10月21日 19時32分43秒 | 工作実習
2012/10/21 (日曜日) 晴れ


工作中のスチームエンジンボートは搭載するボイラーやエンジンの背が高くて
重心位置が高くなってしまう。
そのため水面に安定して浮かべるには相当量のバラスト(錘)を積む必要がある。
昨日のテストでは10kg近くのバラスト(錘)が必要と判明した。
バラストにする材料は比重の大きなもの(重いもの)がいい。
鉛などが最適だが、近場の材料屋(ホームセンター)では手に入らない。
それに価格も高そうだ。
そこで安直に手に入る鉄筋を使うことにした。
この鉄筋は長さ60cmばかり。 太さは1cmちょっとだ。
ボートの船底はフレームで仕切られているのでこの鉄筋を長さ6cmぐらいに
切断しなくてはならない。
そしてその数は120個ばかり必要だ。
切断は腕力に頼るしかない。
カナノコを使ってゴリゴリと腕力で切断するのだ。
1個切るのに3分ばかりかかる。
 
120個×3分=360分(6時間)

カナノコでゴリゴリと休み無く作業しても6時間もかかるんだ!
相手は硬い鉄筋だ。 考えただけでも嫌になる。
だけどここまで来て今更ボートの工作を断念するわけにはいかない。
もうやるっきゃない。
うーん、こんなことはバカではできない・・・しかし利口な人はこんなバカな
ことはしないだろうなぁ・・・・


↓ ホームセンターで仕入れてきた鉄筋16本。 重さは9.5Kgあった。



↓ この鉄筋をこれからカナノコで切断する。 見ただけでうんざりするが・・・・



↓ 6cmの長さのものは10本分(90個)作った。 先日の分を合わせると120個以上になる。



↓ カナノコで切り取ったときに出た切り屑。オガクズではなくて切粉って言うのかな?






その他長めのものや短めのものを切り取って全部終わったときは午後2時頃になってしまった。


↓ 出来上がったバラストを測ってみた。 ちょうど10Kgの重さだった。



↓ 試しに船底に敷いてみた。






↓ ボイラーとエンジンを置いてみた。 大丈夫だ。



もう時刻は5時近い。
今日の作業は終わりにしよう。
片付けるために持ち上げた船体はものすごく重かった。
こんな重くて水に浮かぶんだろうか?
明日、テストしてみよう。





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錘の重量は9.3Kg以上が必要です!    - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月20日 20時21分55秒 | 工作実習
2012/10/20 (土曜日) 晴れ


もう、土曜日がきた。
あっという間に日にちが経っていく。
季節も秋の真っ盛り。
今日は庭にジョウビタキのオスが飛んできた。

ボートの工作も何とか塗装が完了した。
(いつまでやってもきりがないのでこの辺で完了にした。)
いよいよ水槽(幼児用ビニールプール)に浮かべるときがきた。
昨日までに用意した鉄筋を切断したバラストを積んで浮かべてみた。
その重量では全然足りない。
喫水が浅くてエンジンやボイラーを積んだら転覆してしまう。



↓ 塗り斑があったり、釘穴が見えたりまだまだ満足できないがいつまでやってもきりがない。
   もう水が漏れなければ良いと割り切って塗装はこれで完了とした。






↓ この日のために用意しておいた幼児用ビニールプールに水を張って出来たばかりの船体の水槽試験だ。



↓ バラスとは鉄筋を短く切断したもの。40個ばかり作ったがこれで足りるかどうかわからないが
   全部積んで水に浮かべてみることにした。






↓ 水に浮かべてみた。 バラストが軽くて喫水は全然浅い。



↓ エンジンやボイラーを載せて浮かべてみたが全然ダメ。 手を離せば転覆してしまう。



初水槽テストの様子を動画でご覧ください。






高々2Kgばかりの重さのバラスとでは全然用をなさない。
どのくらいの重さが必要なんだろう?
錘になりそうなものを探してきて船に積んでみた。



↓ 製図用文鎮(鉛製)2個、10ミリ厚の鉄板2枚、ミニアンビル、Mブロックなど、重量のある
   ものを船底に並べて置いた。



↓ これで船体は大分安定になり、エンジンやボイラーも載せられるようになった。




そのときのテストの様子を動画でご覧ください。






いったいバラストはどのくらいの重量になるんだろう?
船に積んだ錘の全部を体重計で量ってみた。


↓ 船に積んだ錘の全部。 かなり重たい。



↓ 9.2Kgもある。 これは相当な重さだ!





バラストは10Kg近くの重さが必要だ。
これを鉄筋を切り出して作るんだから相当大変な作業になる。
明日から毎日、カナノコでゴリゴリと鉄筋を短く切り取る作業が続く。
あぁーぁ、もうここまで来たんだからやるっきゃないけど
      ガンバロー・・・の声もでないよ。
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塗装がほとんど終わりました       - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月19日 18時59分19秒 | 工作実習
2012/10/19 (金曜日) 晴れ


今日はとても良い天気になった。
待ちかねたように塗装作業を始めた。


↓ 一昨日塗装した部分(赤色と空色)を前方から見てみると左右が対称になっておらず、バランスが
   悪い。 二度塗りを兼ねて今度は左右対称になるように注意して塗り直した。



赤色が乾くまで3時間、そして青色を塗って乾くまでに3時間、
塗装は時間がかかる。 その間は手持ち無沙汰になってしまう。
そこでエンジンの改装をしてみた。
このエンジンは背が高くてクランク軸の取り付け位置も上の方に
なっている。
そのためスクリューを回す軸(プロペラシャフト)との接続が
相当の急角度になってしまい回転がギクシャクしてしまう。
これが船体振動の一因になっているんだろう。
これを少しでも解消しようと、エンジンを傾斜して取り付ける
ようにしてみた。


↓ エンジンを船底に固定するアングル(前方)の長さを長くして傾斜させてとりつけるようにした。



↓ エンジンが傾斜するので給油器や切替バルブも傾いてしまい、ちょっとまずい。



↓ 給油器やバルブの取付金具を変形したり作り直したりして、なるべく水平になるようにした。
   しかし、付け足し、付け足しで工作してきたエンジンは思うようには改装できず苦労した。



そんなわけで最後の白ペンキを塗り始めた頃は3時を過ぎてしまい、
作業場所も日が翳ってしまった。


↓ やっと白ペンキを塗り終わった。 もう今日は乾かないだろうね。



↓ マスキングテープを剥がすには乾きが足りないけどむりやり剥がしてしまった。
   今夜は車の荷台で寝てもらおう。



船体の塗装はほぼ終わった。
(まだ上面の船縁(鉢巻)の白ペンキ塗りが残っているが、これは大した作業ではない。)
明日からはバラスト調整に入れるかもしれない。 ガンバロー(っと)・・・・
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船体に積むバラストを用意しました     - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月18日 18時52分18秒 | 工作実習
2012/10/18 (木曜日) 雨


船体工作もようやっと塗装工程まできた。
その塗装もあと少しで終わるのだが今日は生憎の雨降りなので作業はお預けだ。

そこで作業場をこじんまりと用意してバラストの準備をした。
工作中のボートはボイラーもエンジンも背高のっぽなので重心が高く、水面に
安定して浮かべるにはバラスト(錘)を相当量積まなくてはならないだろう。

バラストに使う材料はなるべく重い(比重の大きな)ものがいいはずだ。
1/2サイズのモーターボートには鉛(釣具の錘を溶かして作った)を使ったが
その錘ももう無くなってしまった。

ホームセンターで鉛の材料を探したが見つからない。
そのとき、鉄筋が目に止まった。
長さは60cmばかり。 太さは1cmぐらいだ。 手にしてみると案外重い。
まぁ、鉛よりは軽いだろうが、何しろ値段が安い。 1本90円ばかりだ。
今回はこの鉄筋を加工してバラストに使うことにした。


↓ ホームセンターで仕入れた鉄筋。 先端(根元?)にはコンクリートに埋め込んで固定する
   部品が取り付けられているが、裸の鉄筋を買うよりこちらの方が安かった。 不思議だね。





↓ 船底に積み込むように長さ6cmぐらいに切断する。
   太さ1cm余りの鉄筋を切断するのはかなり大変だが、やるっきゃない・・・・・・・



↓ 一つ切断するのに約2分かかる。 
   鉄筋1本からは9個取れる。それが4本だから全部で36個。 1時間12分もかかるんだよ。



鉄筋を万力に咥えてカナノコでゴリゴリと切っていく。
最初のうちは元気よく作業も捗ったが次第に力が無くなって休み休み・・・・
額からは汗がポタポタと・・・・ これは冬の仕事にしたかったなぁ。


鉄筋の切断作業の様子を動画でご覧ください。






作業の途中で切削油を付けて切ればどうかな? と思いついた。
うん、切削油を付けると少しは楽に切れるようになる。
そんなこんなで何とか鉄筋2本分を切断した。





だけどバラストがどのくらい必要なんだろうか?
汗水たらして無駄な作業をしてもつまらない。
一応これで止めとこう。
足らなかったらまた切り出そう・・・ 今日の工作はこれでおしまい。
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ベテランにとっては単なるひと塗りだが実習生にとっては大いなるひと塗りだ・・・・・

2012年10月17日 18時30分33秒 | 工作実習
2012/10/17 (水曜日) 晴れ後曇り後雨


天気予報によると夕方から雨が降るそうだが、朝のうちはよく晴れていた。
こんなにいい天気なんだから雨が降る前に作業は終わるだろうと、
最後の難関、船体の塗装作業に手をつけた。



↓ 作業台に新聞紙を敷いてペンキが垂れても大丈夫なようにした。



↓ 物置の奥の方からペンキや刷毛がしまってある段ボール箱を引っ張り出してきた。



↓ 緊張して最初のペンキのひと塗り・・・・・・
  ”ベテランにとっては単なるひと塗りだが、実習生にとっては大いなるひと塗りだ”という
  ことばが頭に浮かんだ。 



↓ 何とか赤ペンキを塗り終わった、



↓ 3時間ばかり乾かしてからマスキングテープで養生して青(空色)ペンキを塗った。



↓ 空色ペンキを塗り終わった。



↓ 「もっと濃い青が好かったかな?」 まっ、いいかぁ・・・・・



↓ やや乾いたところでマスキングテープを剥がした。





さて、青(空色)ペンキが乾くまでは何か別の作業をしておこう。

固形燃料を収める四角皿の取っ手がヤワでボイラーの燃焼部に押し込むのが
やりずらい。 先ずこれを直そう。

そして、この四角皿を燃焼部にセットしたとき、船体の振動で揺れて四角皿が
前の方に迫り(せり)出してしまうのを防止する止め金具を取り付けよう。

こんな作業をして過ごしていると、雨が降ってきた。

ありゃー、雨だよ・・・・
そんなわけで今日の工作はこれでおしまい。
明日も天気が悪そうだ。 やれやれ・・・






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R/Cでエンジンやラダーを制御してみました - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月16日 21時11分13秒 | 工作実習
2012/10/16 (火曜日) 晴れ


爽やかな秋の一日。 風もなく穏やかな陽気だった。
ボートの工作もあと一息というところだ。
今日はR/Cサーボと蒸気切替バルブやラダーのリンクを取り付けて
塗装前の動作確認をした。






ボイラーを焚いてエンジンを動かしてみた。
そのときの様子を動画でご覧ください。


my hobby handicraft steam engine boat 121016 サーボ取付実動テスト




エンジンを動かしてスクリューを回すとガチャガチャガチャ・・・・と
やたら大きな音が出る。
船体の振動も激しい。
フレキシブルジョイントが激しく振動している。
回転バランスなんて全然無視のエンジン。 それにスクリュー・・・・
振動しないわけがない。
まぁ、水に浮かべてスクリューが水の抵抗を受けて回転数が低くなれば
振動も少なくなるかもしれない。
いつまでこんな心配していてもきりがない。
早いとこ塗装を済ませて水に浮かべてみよう。

さぁ、次はいよいよ船体の塗装だ! あぁ、神様、仏様・・・・
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舵の回転軸保持を改良しました     - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月15日 19時59分08秒 | 工作実習
2012/10/15 (月曜日) 晴れ


このところちょっと寒い感じの日が続いていたが、今日は日中は汗ば陽気になった。

ボートの工作は舵も取り付け終わって、もう少しで仮組み立てが終わるところまできた。
ところが舵を取り付けてみると、何だかへなへなで頼りなさそうだった。
1/2サイズのモーターボートではこの方法で十分だったんだけど、やっぱりこの
大きなスチームエンジンボートではこの方法はちょとまずいかなぁ・・・・

どうしようか・・・
このまま先へ進もうか? いや、何とかもっとがっちりするように改良するか?
昨夜、寝床に入ってからあれこれ考えてみた。


↓ スクリューの先端も舵の下端も船底からそんなに出っ張っているわけではない。
   何とか工夫すればウデ(腕木)を伸ばして舵回転軸を支えられるのではないだろうか?



↓ キールの底に腕木を張り付けて後に伸ばすことにした。



↓ キールの底へはエポキシ接着剤で張り付けた。 エポキシ接着剤はとても強力に接着するので便利だ。



↓ 回転軸には舵が固定されているので船体の上の方からは取り付けられない。
   下の方からスリーブの中に回転軸を嵌めなくてはならないので工夫が必要だった。



↓ 回転軸固定金具を一旦外して軸を真っ直ぐ上に動かせるようにした。



↓ 回転軸がスリーブに収まったら、固定金具を元に戻して軸を支える。



↓ 舵の回転軸は上側と下端の2点で支持されたのでバッチリだ。
   この腕木はスクリューの保護にもなるはずだ。



この改良作業は昼過ぎまでかかってしまった。
今日の予定のラジコン・サーボの取り付けは大幅に遅れてしまった。


↓ エンジン回転制御バルブ(ピストン式蒸気切替バルブ)を動かすレバーを改造した。
   レバーを動かすサーボのホーン位置が低くなったので、クランク状に曲げて対応した。



サーボを取り付けようと作業を始めたが、サーボを取り付けてしまうと
その下にあるスタンチューブへのグリース注入がしにくくなってしまいそうだ。
そこで、先にスタンチューブにグリースを注入することにした。


↓ 注射器にグリースを詰めてスタンチューブの注入口から押し込む。



↓ グリースは粘っこいので相当力をこめないと注入できない。



↓ やっとスタンチューブ内に満たされたみたいだ。 グリースが漏れ出してきた。



スタンチューブへのグリース注入は大変だった。
注射器はグリースでベタベタ。 それを持つ手もベタベタ・・・・ あー、嫌だ・・・・



↓ グリースの注入を終えてラジコン・サーボの取り付けをした。  時刻はもう4時過ぎだ。



↓ エンジン制御用のサーボ。



↓ 舵制御用のサーボと舵回転軸のホーン(角)。



あぁ、もうこんな時間か・・・
今日の作業はここまでにしよう。
明日はサーボを接続してテストしてみよう。
スクリューはどのくらい回るだろうか? 楽しみだ。
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舵とラジコン・サーボを取り付けました     - スチームエンジンボート工作 -

2012年10月14日 19時33分21秒 | 工作実習
2012/10/14 (日曜日) 晴れ


さぁ、最後の工程、舵の取り付け工作を始めよう。
舵は1/2サイズベニヤモーターボートで工作したのと同じように作った。
このときは舵を回転軸(ステンレス丸棒)に固定する方法がうまくいかず、
接着剤を使ってしのいだが、今回はこのときのことを教訓にして回転軸には
真鍮丸棒を使って半田付けで固定する方式にした。



↓ 舵の回転軸(3φ真鍮丸棒)を支えるスリーブ。 船体への固定部分を半田付けするところ。



↓ 出来上がった舵の部品。



↓ 舵を回転軸に固定するための半田付け。 半田付けがしやすいように回転軸は真鍮丸棒にした。



↓ 組み立てた舵。 あとは船体に取り付けるだけだ。



↓ 船体に取り付けた舵。 果たしてこの大きさで舵は利くのかはわからない。 ダメなら作り直すばかりだ。



↓ 舵の回転軸の上端。 ここにホーン(角)を取り付けてラジコン・サーボで動かす。




もう4時過ぎだ。 
あたりは暗くなってきてちょっと寒い。
でも、今日はラジコンのサーボを取り付けるところまで済ませてしまいたい。
よーし、もう少しガンバロー!


↓ サーボを取り付けるためのベース。 アルミ板を加工して作った。



↓ サーボを置いてみた。 オイルトラップを置くのでちょっと片寄った配置となった。




舵は回転軸が3mmφの真鍮丸棒で支持方法は船尾上部で支えるだけの片持ち式だ。
だから回転軸は柔で大きく撓む。
この舵の大きさで、しかもこんな柔な取り付けで果たして利いてくれるんだろうか?

そんなことは実際に走らせてみなくっちゃわからないよ。
第一、まともに走るかどうかだってわからないんだから!

なにしろ初めての蒸気船の工作なんだからさ・・・・・

さて、明日はサーボとのリンクを取り付けて、ラジコンのテストをして、
ボイラーに火をつけて、エンジンを回して、スクリューも回転具合を確認して、
えーと、それから、えーと・・・・・・、あとは何をするのかな?

とりあえず、明日もガンバロー(っと)
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