デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

営巣中のシジュウカラが頑張っています

2017年05月24日 20時39分12秒 | 野鳥撮影実習


2017/05/23(火曜日) 晴れ


ここ3日ばかりは真夏のような陽気で暑い日が続いています。
庭木のキンモクセイに掛けた巣箱で営巣しているシジュウカラ達もさぞかし暑いことでしょう。


巣箱をきれいに掃除して木に取り付けたのは2月のことでした。
その後、何の変化も起きず、今年もシジュカラは営巣してくれない・・・と諦めていたのですが、
5月4日のこと、いつものように濡縁に座って庭を眺めながらお茶を飲んでいるとき、
巣箱にシジュウカラが出入りしているのを見つけました。

「あっ、シジュウカラが巣箱に入ったよ!」

嬉しくて思わず声を上げてしまいました。
新年早々、大きく育ったキンモクセイやその他の植木をバッサリと枝降ろししたので、巣箱は
丸見えです。
シジュウカラの出入りがよーく見えます。

シジュウカラはちょっと人間に馴れている感じです。
きっと冬の間、庭に遊びに来ておやつを食べていたシジュウカラだと思います。

庭に飛んでくるシジュウカラはオスは「コウちゃん」、メスは「コウちゃんの彼女」と
名付けています。

コウちゃん達はあれから毎日、巣箱に出入りしています。
あれから約3週間が過ぎ、丸裸だったキンモクセイにも大分葉が茂ってきました。
よく見えていた巣箱も見えにくくなってしまいました。


5月4日の巣箱の様子。 キンモクセイの葉はまだ小さくて巣箱は良く見えていた。



あれから3週間が過ぎて葉が茂ってきた。 



でもまだ日差しを遮るまでにはいかず、直射日光が当たる巣箱の中は、きっと、蒸し風呂のようだろう。



営巣中のコウちゃんの彼女は暑さに悲鳴を上げている。 でも頑張っているからエライ!



時々は木陰で一息入れている。



コウちゃんは外を飛び回っているから楽でいいなぁ・・・・ と思っていたがそうでもことがわかりました。
巣箱で抱卵している?彼女のために一生懸命餌を捕って運んできます。
その様子を動画にしてみました。
毎日、毎日、コウちゃん達の動きをカメラに収めてそれを編集して纏めるのに2日もかかってしまいました。
こんなことに夢中になっている「実習生さん」もエライ!(バカか・・・(笑い))

どうぞその動画をご覧になってくださいませ。










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2日目の森林植物園   - 久しぶりの戸隠高原 -

2017年05月19日 17時03分44秒 | 野鳥撮影実習


2017/05/15(月曜日) 晴れたり曇ったりポツリ、ポツリの雨


夕べは長野市内のホテルに泊まり、今日再び戸隠森林植物園に出かけた。
今日は天気はまぁまぁだが変化が激しい。
晴れていたと思ったら曇ってきてポツリ、ポツリ、と雨粒が落ちてくるときもあった。




入口を通って園内に入ると倒木の上に黒っぽい野鳥が止まっているのが見えた。
双眼鏡を覗いて見るとなんとアカゲラだった。
まぁ、頭が黒くてちょっと・・・だけど贅沢はいえないよ。



しばらく近くで楽しませてくれたが、やがてちょっと離れた立ち木に飛び去ってしまった。




木道を歩くとすぐノジコのポイントに着く。 何分も待たないうちにノジコが現れた。

湿地に咲くリュウキンカの葉陰に入って餌を啄むノジコ。 なかなか枝には止まってくれない。






こんなところで囀っている。



やっと枝止まりが・・・だけどこんなものだ。



そこに先ほどすれ違ったときに挨拶を交わした、双眼鏡を首に下げたバーダー(カメラマンではない、
ほんとうの野鳥観察家)がやって来て

「コサメビタキの巣を見つけましたよ。 わかりにくいところだから案内してあげます。」

と私たちをそこに連れて行ってくれた。 そして指さしながら

「あの大きな木のちょっと右の細い枝で先が折れてかすかに皮で繋がって垂れさがった枝の平らな部分に
巣があります。」

えーっ、大きな木の・・・・って言ったって大きな木ばかりだし・・・先が折れて微かに皮で繋がった・・

「あれですかぁ? こっちかなぁ?」

と見当違いを探しているオイら。

後から通りかかった二人連れの女性バーダー達(一人の方は双眼鏡、もう一人の方はフィールドスコープ)が
もうその巣を見つけて盛んに「可愛い!」を連発している。

「まだ見つからないの!?」と見つけられないオイらを馬鹿にするお代官。

だってわからないんだからしょうがないよ! とオイらもいらつく。

やっと見つけられた。 全然見当違いを探していたんだよ。 
とおい、遠いところだ。
よくこんなところにある巣を見つけたもんだ。
やっぱり本物のバーダーは違うな!

遠くてデジスコのズームを2.4倍に上げて撮影した。
35mm判カメラなら焦点距離2600mmの望遠レンズ撮影に相当するはずだ。
残念ながら前の枝にピントが合ってしまった。



ピントの良さそうなものを更にトリミングで拡大してみた。 まん丸の大きな目が可愛い。



もっと大きく1200ピクセル×900ピクセル(画像のピクセル数と同じ)にトリミング。



またノジコのポイントで待機しているとき、通りがかった女性カメラマンから

「キバシリの営巣を撮りましたか? この先ですよ。」

と教えられた。(女性カメラマンからよく声を掛けられる。 嬉しいなぁ・・・
お代官が一緒にいるからかな?)

昨日、行ったけど誰もいないからもう巣立ったのかと思った、とお返事したところ

「まだ居ますよ、カメラマンがいるからわかりますよ。」

キバシリは今までに2度ばかりチラッと見ただけだ。
それが営巣しているなんて・・・・

そこには何人かのカメラマンが待機していた。
そのカメラマンが「巣はあそこだよ」と教えてくれた。
やっぱり白樺の枯れ木だったが、昨日、あれこれ想像して探していた場所とは全然違うところだ。
これじゃ、一人できたらわかりっこないよ。


これも遠いところだ。 親鳥は頻繁に餌を運んでくる。



巣穴に首を突っ込んで餌を与えている。 その後すぐ飛び立っていく。
その瞬間、シャッター音が響く。  カメラマンはこの飛び立つところを狙っている。



カメラのズームを上げてデカ撮りだ。






雛が嘴を出して親鳥が運んできた餌を催促する。



だいぶ時間が経ってしまった。
夜の高速道路は怖いから明るいうちに走り切ろう。
我が家まではかなりの距離があるからそろそろ引き上げよう。


途中、戸隠神社(中社)にお参りして帰路の安全を願った。


ご神木の大杉。 樹齢七百年と書かれていた。



帰りの高速道路は途中、標高の高いところではかなり雨が降った。
でも明るいうちに走ったので怖い目には合わずに無事に帰宅した。
今回の野鳥撮影はとても楽しかった。
またいつか行ってみたい。

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先ずは赤、青、黄、です  - 久しぶりの戸隠高原 -

2017年05月17日 08時48分46秒 | 野鳥撮影実習


2017/05/14(日曜日) 晴れ(現地の天気)


お代官を連れて、久しぶりに戸隠森林公園に行ってみた。
ここに来るのは何年ぶりだろうか?
行き方も忘れてしまったほどだ。
カーナビのセットの仕方も拙かったのだが現地直前で方向を間違えてウロウロと
走り回ってしまった。
駐車場に着いたときはもう車が一杯で駐車スペースがない。
幸い、一台が入れるスペースがあった。
しかしこれは崖際の道路の縦列駐車だ。 
オイらは縦列駐車は苦手だよ・・・そのスペースに収めるのに汗びっしょりかいてしまった。

何とか車が置けてよかった。 身支度をして公園内に向かった。

まだ早春の雰囲気の公園。 水芭蕉の花がきれいだった。 辺りの山肌には残雪があった。



公園内は大勢の観光客でにぎわっていた。 カメラマンも大勢いた。
最初の木道でカメラを構えているご夫婦に出会った。

「何が居るんですか?」

「ノジコが出てくるんですよ」

えーっ、ノジコだってぇ!
 
「そう、ここにはノジコがよく出るんですよ、ちょっと待ってれば飛んできますよ。」

オイら達もそこにしばらく待機してノジコのお出ましを待った。
しかしなかなか出てくれない。
このご夫婦は何日か前からここに来ていて園内の野鳥スポットをよくご存じだった。
せっかちのオイらは辛抱しきれなくなって、頂いた情報を基にして先へ進んだ。

オオアカゲラの営巣ポイントに着いた。
何人かのカメラマンが待機していた。
様子を聞いてみると、オス、メスが餌を咥えてかなり頻繁に戻ってくるとのこと。
三脚を立てさせてもらって撮影した。

木道からすぐの場所でデジスコでは大きく撮れ過ぎで高さが足りない。
樹木の写真を合成で貼り付けて体裁を整えた。

   (画像をクリックすると拡大されます。)






カメラマンは巣穴から飛び出して翼を広げたところを狙っていてその瞬間には
パシャパシャ・・・・という連写シャッター音が響く。
デジスコのオイらは巣穴に止まった写真しか撮れない。
同じような写真ばかりなので、次の場所に移動した。


コルリのポイントに着いた。
ここでは以前来た時もコルリを見たことがある。
大勢のカメラマンが待機していた。
コルリの鳴き声が聞こえる。
どこに居るんだろう? 耳の悪いオイらにはその方角はわからない。
オイらの耳代りのお代官に聞いてもわからないらしい。
そこでレンズを向けてる人の後ろに立ってその方角を「盗み見」して見当をつけた。

いた、居た、あんなところに止まって鳴いている。
ちょっと遠い。 そして暗い場所だ。









近くの水芭蕉の花が咲いている崖際に降り立った。
カメラマンは一斉にレンズを向ける。
だけどコルリの動きは素早くてデジスコのオイらには追いきれない。
ここもこれで退散した。

途中でお会いした若い女性が

「この先でキバシリが営巣してますよ、巣は白樺の木で、もう巣立ちが間近だそうです。
カメラマンが大勢いるからわかりますよ。」

と教えてくれた。

キバシリの営巣なんて凄いよ!
その場所に着いたがカメラマンは誰もいない。
白樺の木ってどれだろう? あれかな? これかな?
野鳥の巣らしいものは見つからない。

「もう、巣立ってしまってカメラマンは引き上げたのかな?」

なんて勝手に解釈して辺りを歩き回っているとき、キビタキが飛んできた。
すぐ近くにやってきた。

 




これで一応、「赤」、「青」、「黄」と3色が撮れたので嬉しかった。
今日は長野市内に一泊する。
まだ時間があったので、再度オオアカゲラの営巣ポイントに立ち寄ったり、ノジコのポイントで
待機したりして過ごした。
ノジコのポイントではノジコが現れてくれた。
今までの「ノジコ」はアオジと同じような野鳥だと思っていたがそれは間違っていた。
ノジコはとてもきれいな野鳥だった。
それに「キバシリの営巣」も場所がわかった。
ここは一人で来たら絶対にわからないだろう。
(キバシリは餌を運んで何度もやって来るからそれを見つければわかるかもしれない)
その写真は次にアップしますのでお楽しみに。

今日のお話はここまで。

  
  

     デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
          SONY DSC-W300

     レタッチソフトによる画像補正及びトリミング













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庭木の巣箱でシジュウカラが営巣しています

2017年05月16日 09時35分04秒 | 野鳥撮影実習

2017/05/09(火曜日) 晴れ


陽気の良い今頃は大体10時頃、部屋の外の縁台でお茶を飲むことになっています。
お菓子を食べながら、庭に咲く草花を眺めて五月の日光を浴びています。
縁台の前には紫蘭や菖蒲が咲く花壇があってその奥が野鳥の水場になっています。
ときどきメジロやシジュウカラがやって来て水浴びをしていきます。
その奥にキンモクセイの木があってここにシジュウカラ用の巣箱が掛けてあります。




今日もいつものように10時のお茶をすすっているとき、巣箱からシジュウカラが飛び出していきました。



シジュウカラのペアが何度も巣箱に出入りしています。
おやっ、営巣するのかな!?
2、3日様子を見ましたがやっぱり営巣する感じです。
そこで観察用のカメラをセットしました。

カメラは「ネットワークカメラ」とかいうもので撮影した室内の様子を無線(Wi-Fi)で
離れたスマホやタブレットに転送して観察したり監視したりする機能をもったものです。
そのカメラに望遠鏡を取り付けて巣箱を観察しました。




工作作業机の上にタブレットを置いて送られてくる画像を監視します。





あぁー、今日もちゃーんと営巣しているな・・・

その様子を録画して保存します。
もっと高機能のカメラを使えば(動体監視機能)を使って自動的に録画しますが、
残念ながらこの安物カメラではそれができません。

いちいち画面を監視して何か珍しいシーンが撮れたらそのデータを手で保存するのです。
とても面倒で大変です。

そんなことをしながら編集した動画をご覧くださいませ。



こんなことをしながらの工作は失敗が多いです。
やっぱり「二足のわらじを履く」のはよくありませんね。

蛇足ですがこの「二足の草鞋を履く」という諺は昨今では「育児と仕事」というような
二つの事柄を指すような使い方をしますが、本来の意味は違います。

例えば「ばくち打ちの親分」がお上から十手を預かって「御用」を司るようなことを
意味していて(今でいえば「泥棒」が「ガードマン」をしている・・・)悪い意味で
使う言葉なのです。

言葉は生きている・・・時代と伴に使い方が変わるののは仕方がないのかな?
でも、オイらは正しい日本語を使いたいなぁ。


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小さな水場に大きなガビチョウが二羽

2017年05月11日 07時43分38秒 | 野鳥撮影実習


2017/05/08(月曜日) 晴れ


庭のキンモクセイの木の下に小さな水場がある。
ここには以前からちょっと平らな石が置いてある。
その平らな面は少し窪んでいて雨が降ると水溜まりになる。
ある時、その水溜まりでメジロが水浴びをしているのを見た。

「へぇー、あんな小さな水溜まりでもメジロが水浴びしている!」

そこでその小さな窪みの周りにセメントで土手を作ってちょっとだけ広くしてあげた。
そしてポリタンクに入れた水を細いホースで流して水位が保たれるようにしてある。
それからはこの水場にはいろいろな野鳥がやってくるようになった。
常連はメジロ、シジュウカラ、スズメ、キジバトだが、冬場にはシメ、シロハラ、アオジ、
エナガ、マヒワなどが来たことがある。

今日はその水場にガビチョウがやってきた。
それも大きなのが2羽も!
小さな水場をかき回すので水が飛び散り、補給の水が追い付かずたちまち底が見えてしまった。

水浴びを終えたガビチョウはキンモクセイの枝に止まって羽繕いをして飛び去って行った。

















そんなガビチョウの水浴びを動画でご覧ください。

水場の真上はシジュウカラの巣箱が掛けてあり、ちょうど今営巣中です。
巣箱の周りでオスがしきりに囀っています。
その鳴き声もお楽しみくださいませ。




ガビチョウはシジュウカラを脅かすようなことはしないようだ。
それならまた来てもいいよ。




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高原のミソサザイ

2017年05月10日 08時42分05秒 | 野鳥撮影実習

2017/05/03(水曜日) 晴れ


姪っ子夫婦との温泉会を終えて帰宅する日だが、今日からゴールデンウィークの後半が始まる。
高速道路の渋滞が心配だ。
帰り道は「上り方面」だから渋滞はしないと思うがそれでも心配だ。
途中には世界遺産の金ピカ観光地もあるし・・・
ホテルを早めに引き上げた。
道路は全然混んでいない。 ドライブは順調だ。
これならもう一度、高原に立ち寄って野鳥を探してみよう…というわけで方向転換。


昨日と同じ木道を歩いて行ったが野鳥には全然出会えない。
ノビタキが見られるというスポットにも行ってみたがいない。
そのとき反対方向から来たカメラマン(ご夫婦だった)に様子を聞くと、ずーっと先の
滝の方にはミソサザイがいたということだった。
そこまではかなりの距離がある。
車で行けばわけはないのだが・・・・・・

「私たちはそこに車を置いてここまで歩いてきたんですよ。 駐車場の周りに何羽もいますよ。」

えーっ、駐車場の周りにそんなにいっぱいミソサザイが居るなんて・・・
オイら達もそこに行ってみることにした。
そこは大きな滝があって有名なところだ。
一度行ってみたいと思っていたが、なかなか行くチャンスがなかった。
今日はたっぷり時間があるから行ってみよう。

駐車場に着いて車を降りたが野鳥の鳴き声は聞こえない。
川の流れに行かなくちゃいないのかも・・・
滝に向かって歩き出した。

なるほど、大きな滝だ。 お土産屋さんもあって観光客が大勢いる。




あのカメラマンの話していた滝は「小滝」ということだ。 そこに行ってみよう。
高原に向かう遊歩道は滝の流れを挟んで両岸にある。
どっちを行けばいいのかな?
まぁ、どっちでもいいや・・・こっちから行こう。
その道を選んだのは失敗だった。 大分遠回りになってしまった。
(その代わり、日頃の運動不足を補うのにはよかったです(笑い))
流れからは離れるのでミソサザイは居ない。
しばらく歩いて流れに出た。
小さな滝があって滝壺?には釣りをしている人がいた。




この辺ならミソサザイは居るだろう。
流れの中にたくさんの倒木が倒れている。(“倒木”は“倒れた木”のことだからこの表現もおかしい。)
古い倒木でいかにもミソサザイが沢山いそうだ。 だけど鳴声は聞こえない。
しばらく待機したが現れないので引き上げることにした。
その引き上げの途中、囀りが聞こえた。
鳴き声の方向を探るが見つからない。
耳の良いお代官が「あそこ!」と指さすが耳も目も悪いオイらには見つけられない。
林の中で暗いから小さくて黒っぽい(茶色)のミソサザイはなかなか見つからなかった。
やっと居所がわかった。 ちょっと遠い。
遊歩道は狭いから三脚は立て難い。 観光客も大勢行き来する。
ミソサザイが飛び去らないことを念じつつチャンスを待った。

観光客が途切れた。 急いでデジスコを向けてシャッターを切った。

      (画像をクリックすると拡大されます)




この直後、ミソサザイは飛び去ってしまった。
まぁ、何とかボウズは免れた。
初めての滝も眺めることができたし、来た甲斐があったというものだ。

(今回は写真が少なかったので記事がメインのブログになりました。 どうぞ悪しからず。)


      デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
           SONY DSC-W300

      レタッチソフトによる画像補正及びトリミング





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高原のキビタキ

2017年05月09日 14時36分55秒 | 野鳥撮影実習

2017/05/02(火曜日) 晴れ


お代官の姪っ子夫婦に誘われて川治温泉に出かけた。
明日からはゴールデンウィークの後半が始まるので交通渋滞が心配だが・・・・
北関東の方に出かけるときは野鳥を撮影するために、たいていこの高原に立ち寄って行く。
もうそろそろノビタキが居るはずだ・・・

野鳥の鳴き声は聞こえない。 まだ早かったか?



ちょっとがっかりしながら木道を歩いて行くと、木道脇の木の枝にキビタキが飛んできた。

「キビタキだ!!!」

目の前という感じだ。 デジスコには入りきらない。
ちょっと後ろに下がってピントを合わせた。
















キビタキは辺りを飛び回って好いところに止まる。
そのたびにデジスコを振り向けてピントを合わせるが間に合わない。
チャンスを逃すばかりで焦ってしまった。
仕方がない、背中に背負った(“背負う”は“背中”に背負うに決まってるからこの使い方はおかしい?)
一眼デジを取り出して準備した。
そんなことで時間を費やしてしいるうちにキビタキはどこかに飛び去ってしまった・・・残念!

諦めきれずに待っていると、来た!きた! また目の前に止まってくれた!


一眼デジ(300mm+1.4xエクステンダー)でもこんなにデカ撮り。



でも今度は遠くを飛び回る。






キビタキは飛び去ってしまった。
しばらく待ったがもう戻っては来なかった。

デジスコにしたり一眼にしたり、そんな手間を掛けていると結局はチャンスを逃がすことが多い。

“ 二兎を追う者は一兎をも得ず ”

うーん、そのとおりだ。 昔の人は良いことをいうよ。



        デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
             SONY DSC-W300


        一眼デジ: CANON EOS-7D
         レンズ: ANON EF300mm F4L IS USM


        レタッチソフトによる画像補正及びトリミング
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高地のルリビタキ

2017年05月08日 05時38分21秒 | 野鳥撮影実習


2017/04/28(金曜日) 晴れ


コマドリスポットでの撮影を終えて元来た道を引き返して駐車場に向かった。
その途中でルリビタキに出会った。
我が家の方ではルリビタキは冬季にしか出会えないが、この時期にはこういう
高地に居るんだな。


目の前にいたのでこれもデカ撮りだ。




なんだかカメラ目線でポーズを取っているみたいだ。



時刻はもう昼過ぎだった。 お腹も減った。
駐車場で弁当を食べてちょっと休憩して帰路に就いた。
帰りも助手席に座って呑気なドライブ。
コマドリやミソサザイを間近で撮影できてとても嬉しかった。

ご案内くださったBさん、ありがとうございました。


      デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
           SONY DSC-W300

      レタッチソフトによる画像補正及びトリミング

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コマドリのデカ撮り

2017年05月07日 21時16分01秒 | 野鳥撮影実習


2017/04/28 (金曜日) 晴れ


小さなミソサザイをデジスコで大きくデカ撮りアップしたんだから、この日の主役コマドリの
デカ撮りもアップしてしまおう。

コマドリは大きな野鳥かと思っていたが、案外と小さくてスズメより小さいんだとか。
でもこのスポットではコマドリは目の前に現れてくれる。
倍率32倍のフィールドスコープに取り付けた焦点距離35mmのデジカメは35mm判の
カメラに取り付けた望遠レンズに換算すれば焦点距離1120mmの望遠レンズに相当する。

現地到着が遅くなってしまい、コマドリが登場する舞台を取り囲んだカメラマンたちの最後列に
三脚を立てて撮影していたが、それでもコマドリは大きく撮れている。
親切なカメラマンが「もっと前に出ていいですよ」と言ってくれたが、そうすると画面に入り
切らなくなってしまうかもしれないので丁重にお断り申し上げたほどだ。

重症デカ撮り病患者のオイらはこのデカ撮り写真は是非ともアップしなくてはならない。

     (画像をクリックすると更に拡大されます。)


小首をかしげてポーズを取るコマドリ。  翼や胸の羽毛の模様がとてもきれいだ。




頭の羽毛の模様が面白い。 デカ撮りを更にトリミングして拡大してしまった。



     デジスコ:KOWATSN-824M(32xアイピース)
          SONY DSC-W300

     レタッチソフトによる画像補正及びトリミング

 
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小さいミソサザイのデカ撮り   

2017年05月07日 07時39分24秒 | 野鳥撮影実習


2017/04/28(金曜日) 晴れ


友人に誘われて久しぶりに遠くの野鳥撮影スポットに出かけた。
ここはコマドリが目の前に現れてくれるので有名なスポットだ。
コマドリはよく出て来てくれて楽しませてくれた。
しかしやっぱり自然の野鳥だ。
気まぐれでふぃっ、と谷間に姿を隠してしばらくは姿を見せいない。
でもここにはミソサザイという代役が控えている。
大きな声で囀りながら飛び回って我々を楽しませてくれた。

ミソサザイは黒っぽい茶色をした小さな野鳥だ。
日本で見られる野鳥の最小種の一つで、身長?(嘴の先端から尻尾の先まで)は
11cmぐらいしかないそうだ。
体重は10gぐらい。 1円玉が10枚ばかりの重さしかない。
「さざい」というのは昔のことばで「小さな鳥」を意味するとのことだ。
なるほど・・・茶色の小さな野鳥、「ミソサザイ」か!  勉強になりました。

こんな小さな体で谷間に響き渡るような大きな声で囀る。
その声を聞けば遠くからでも、すぐミソサザイだと、わかる。


すぐ近くの谷間流れに現れたミソサザイ。 お気に入りのソングポストで囀ってくれた。



流れの岸に立つ枯れ木の天辺で囀っている。
「少しでも高いところで・・・」と欲張って止まりにくい先端に止まったがのだが・・・


夢中になって囀っているうちにバランスを崩して転んでしまった。
そして今度は安全なこんな場所で囀り続けた。
ファインダを覗きながら思わず笑ってしまった。
(シャッターを切り続けていましたが、秒2コマの連写ではその瞬間は写っていませんでした。)




クマザサの緑が入るバックはきれいだ。



この小さな小さなミソサザイを画面いっぱいのデカ撮りするとは・・・
以前から 「小さな野鳥をこんなデカ撮りをして・・・」 と顰蹙を買っていたが
デカ撮り病のオイらはやっぱりデカ撮りが好きだ。


         カメラ:CANON EOS-7D
         レンズ:CANON EF300mm F4L IS USM
                   (1.4xエクステンダー付)

         デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
              SONY DSC W300

レタッチソフトによる画像補正及びトリミング

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