デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

蘭の花を舞台にして

2013年05月31日 07時00分00秒 | 野鳥撮影実習
2013/05/31 (金曜日)


庭の鉢置き台の上で蘭の花が少しだけ咲いている。
以前は花を育てるのに精をだしたこともあるが、最近は手入れも疎かになって
花はほとんど咲かなくなってしまった。
でも健気な花は咲いてくれる。
こんな蘭の花を舞台にしてコウちゃんに演技してもらった。


     (この写真は昨日撮影したものです。)



↓ 蘭の一種(デンドロビューム)の花を舞台にしてコウちゃんに登場してもらった。




↓ コウちゃんは出演料が目当てで演技するばかりだからエサ咥えのシーンになってしまうが仕方ない。




↓ これも蘭の一種(カトレヤの一種の原種?)だ。 丈夫で毎年花を咲かせてくれる。




↓ 上の写真と同じようだけど、ちょっと違うかも・・・上は母親 下は父親(コウちゃん)かな?



↓ ポーズを決めてくれたコウちゃん。 サンキュー!




今にも雨が降りそうな梅雨空の下。
コントラストが足りない眠そうな写真になってしまった。
レッタチソフトで厚化粧して体裁を整えよう。



     カメラ: CANON EOS-7D
     レンズ: CANON EF-300mm F4L IS USM
     レタッチソフトによる画像補正及びトリミング実施
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シジュウカラの幼鳥も大分大きくなりました

2013年05月30日 17時29分33秒 | 野鳥撮影実習
2013/05/30 (木曜日) 雨


関東地方も梅雨入りして鬱陶しい空模様だ。
でも朝のうちは明るい曇り空で戸外でカメラ操作はできる。
庭にやってくるシジュウカラの幼鳥ももうすぐ一人前になって
どこかに飛び立ってしまうだろう。
可愛い姿をカメラに収めておこう。



↓ 庭に置いてあるシジュウカラ専用のエサ箱。 入り口が狭くしてあるのでスズメは入れない。




↓ 親鳥はこのエサ箱からヒマワリの種(殻を剥いて中身だけになっているヒマワリの種)を持ってきて幼鳥に与える。
   今、幼鳥が一生懸命親にエサをねだっているところ。  




↓ 親鳥はエサ箱に入って剥きヒマワリの種を咥えてくる。 幼鳥は待ちきれず矢の催促だ。




↓ やっと親鳥からエサを貰った。 




↓ ちゃーんとエサを両足で押さえて突いて食べる。 やることは一人前だね。 早く、エサも自分で採るようになるといいね。 




もう、庭を一人前に飛びまわっているくせに甘えてエサだけは親に催促。
でも幼鳥のあどけない仕種は見ていてとても可愛らしい。
いつまでもこのままでいて欲しいけどそうもいかない。
今のうちに写真を沢山撮っておこう。





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ジャーマンアイリス(グランド・ファイヤー)の花を舞台にして

2013年05月30日 07時00分00秒 | 野鳥撮影実習
2013/05/30 (金曜日)


野鳥撮影に出かけたとき現地でお知り合いになった方からジャーマンアイリスの
球根をいただいた。
このジャーマンアイリスの名前は“グランド・ファイヤー”と言うんだよ。
我が家の庭にはいろいろな花が植えてあるが、こういう由緒ある名前が
わかるものはほとんど無い。
牡丹・・・ シャクヤク・・・エビネ・・・・ どれも種類はわかるけど
由緒ある名前はわからない。
このアイリスは植えてから3、4年が経つが毎年きれいに咲いてくれる。
今年はこの花を舞台にしてコウちゃんに演技してもらった。



(この写真は去る5月14日に撮影したものです。)














           カメラ:CANON EOS-7D
           レンズ:CANON EF300mm F4L IS USM
           レッタチソフトによる画像補正及びトリミング実施
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サボテンの赤い花に止まったシジュウカラ・コウちゃん

2013年05月29日 07時00分00秒 | 野鳥撮影実習
2013/05/29 (水曜日) 


シジュウカラのコウちゃんはとても懐いてくれた。
庭でおやつをあげるようになってからもう3、4年は経つだろう。
今では足元までおやつを貰いに来る。
この頃は庭に来るとツピー、ツピーッと大きな声で鳴くのですぐわかる。
急いでカメラを持って庭に出て舞台に狙いを付けて待つ。
この日の舞台はサボテンの赤い花だ。



(この写真は去る5月12日に撮影したものです)










白い花のサボテンも蕾みを付けている。
白い花が咲いたらまたコウちゃんに演技してもらおう。
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プロッタープリンターがXYプロッターモード(GRAPH・MODE)で動作するようになった

2013年05月27日 21時29分16秒 | 工作実習
2013/05/27 (月曜日) 晴れ


もう、はるか昔、マイコン少年(ちょっと歳を喰っていたけど・・・)だった頃
弄繰り回して遊んでいたワンボードマイコンやプロッタープリンターを再び
活用しようと、仕舞い込んであった押入れから取り出して工作をしている。
ワンボードマイコン(TK-85)は入力したプログラムをテープレコーダーに
保存するための回路が不良で何とか修理して使えるようになった。
プロッタプリンターは動作は正常(だと思うけど)、これを動作させるのは
難しかった。
何しろコマンドの入力が良くわからない・・・ あれこれ試行錯誤して何とか
動いてくれるようになった。



↓ マイコンからプロッタープリンターにデータやコマンドを送信するには、相手の受信準備が整ったかの確認が
   必要だ。 プリンターから送信されるBUSY信号を受信する回路を取り付けて確認試験をした。




↓ 信号を受信する入力ポートの設定やら、受信した信号の処理など大分てこずった。 スイッチからBUSY信号を
   送り出して動作の確認を行った。




スイッチからのBUSY信号(静的な信号)の処理は正常に出来るようになった。
しかし、実際にプリンターを接続してテストすると全然だめだ。
テキストモードは動作はするがでたらめな文字をプリントしてしまう。
XYプロッターモード(GRAPH・MODE)ではうんともすんとも言わない。
STROB信号(データ受信のタイミング)の送出がうまく行かないらしい。
このタイミングはマイコンのプログラムで制御しているのでなかなかうまくいかない。
プログラムはアセンブラーを全て頭と手で操作するのだから間違い・勘違いばかりで
思うようには動いてくれない。
数行のプログラムでも動いてくれないのだ。
それでもなんとか苦心してプログラムを組み直してはテスト、また組みなおしてはテストを
繰り返して、少しずつ動くようになっていく。

プリンターがXYプロッターになってチリチリチリ・・・・とわずかな距離だが線を引いてくれた。
おっ、こうやればいいんだな!?
さぁ、もう一息だ。
やっとXYプロッターとして動作させることができた。



XYプロッター・モード(GRAPH・MODE)の動作確認テストの様子を
動画でごらんください。


20130527XYプロッターモードテスト




やれやれ、何とか図形を描ける目鼻が付いた。
だけどこれを何に使うかはわからない。
使う目的もないのに、こんなものを夢中になって作っているオイラはいったい・・・・・








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マイコンとXYプロッターの接続はOKでした

2013年05月24日 19時53分29秒 | 工作実習
2013/05/24 (金曜日) 晴れ


あれっ、もう金曜日だ。
あれからもう1週間が過ぎてしまった。
毎日が日曜日だから「今日は何曜日だ」という感覚が麻痺してしまったが
「金曜日」が来ると、「あれっ、もう・・・・」と一瞬焦る。
昔、現役の頃は金曜日の夜が一番待ち遠しかったっけ・・・・・・・・・

今日は出来上がったパラレルI/OインタフェースでXYプロッターと
マイコンを接続してテストしてみた。



↓ XYプロッターとマイコンを繋いでテスト。



↓ デバッグ用のブレッドボードは取り外して少しはすっきりした・・・・かな?





↓ XYプロッターとはセントロニクス仕様の接続だ。





マイコンに書き込んだプログラムは、ただ単純に数値が一つずつ大きくなるキャラクタ・コードを
ストローブ信号とともに送信するだけのもの。
XYプロッターからのBUSY信号や受信確認信号は無視だ。
相手の状況なんかにかまわず、こちらの用件だけを伝えるようなものだ。
まるで誰かさんのようだなぁ・・・・・・
こんなテストでXYプロッターは戸惑っているようだった。


テストの様子を動画でご覧ください。


20130524XYプロッターテスト




何とかキャラクターモードのテストはOKた。
次はグラフィックモードのテストをしなくっちゃならない。
しかし、これは難しそうだ。
ある点からある点まで線を引く・・・・・ これは結構時間が掛かるんではないだろうか?
XYプロッターの動作状態を確認しながら命令コードを送り出す必要がある(と思います)

これでグラフが描けるようになったら気圧計を作ってみたい。
リアルタイムで気圧の変化が記録できたら面白いだろうなぁ・・・
台風が来るのが楽しみになったりして(笑い)





コメント (7)
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三(み昔)前のICを使って・・・・・・   - PPI 8255 工作 -

2013年05月23日 16時22分31秒 | 工作実習
2013/05/23 (木曜日) 晴れ


“ 三(み)昔 ”ってなぁに?

そうですねぇ・・・ こんな言葉はありませんよね、きっと。
十年一昔(ひとむかし)という言葉はご存知でしょう。
移り代わりの激しい世の中、10年も経つと以前は遠い昔のようだった・・・
というような意味らしいです。
10年前で一昔なんですから20年前、30年前はどうなんでしょうか?
二(ふた)昔、三(み)昔・・・・・ それこそ大昔のことで、
電子工作好きの実習生はこんなICを使って遊んでいました。
それをまた物好きにも押入れから引っ張り出して、昔を懐かしみながら
工作に明け暮れています。

当時のワンボードマイコンTK-85と同じ頃に使っていたXYプロッターを
接続して動かしてみたい、との思いからこんな工作を始めた。
最初はTK-85に装備されているパラレルI/Oを使って接続しようと試みたが
どうもうまく行かない。
TK-85のパラレルI/Oはモニタが使用しており、あまった機能部分が
開放されてカードエッジに端子が出力されているため、今回の工作では具合の悪い
ところがある。

そこで手持ちの部品で(もっともこんな部品はいまどき売ってないだろう)
P・I/Oを作ることにした。
P・I/OそのものはPPI(プログラマブル・ペリヘラル・IC)を使えば簡単に組上がる。
しかし、そのインターフェースは文字のごとくデーターを並列(パラレル)に
取り扱うというものだから、装置と装置を繋ぐ配線が大変だ。
アドレス信号が16本、データ信号が8本、その他制御信号、グランド線などなど
30数本の電線が必要なのだ。
その接続コードを作るのにえらい時間がかかってしまった・・・・・・



↓ TK-85とXYプロッターとを接続するパラレルインタフェースを作った。 装置間を接続するのが大変だ。
   



↓ 工作したP・I/Oボード。



↓ 取り付けたPPI ICの8255の端子には白い粉を噴いていた。



↓ TK-85とのデータのやり取りはブレッドボードに組み立てた表示機(LED)の点滅で確認した。




TK-85のモニターの影響のないPPIはプログラムのステップごとの
指示通り動作してくれた。
これで装置間のデータのやり取りが確認できる。


P・I/Oの動作確認テストの様子を動画でご覧ください。



130523パラレルIOインタフェース




これでXYプロッターにデータを送り込んだり、操作指示を出したりできると思う。
でも、まだ相手機器(XYプロッター)の状態(BUSY、ACK等)を読み込む
テストは未確認だ。 それがOKになればいいんだけど・・・・・・


 

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時代遅れのパラレルI/Oで遊んでます

2013年05月20日 19時44分58秒 | 工作実習
2013/05/20 (月曜日) 曇り 時どき小雨



何を血迷ったか30年ばかり前のワンボードマイコンを相手に格闘している。
先日修理したカセットMTのインターフェースは調子良く安定に作動している。
今時「カセットMT」なんて言うと笑われてしまいそうだがオイラは昔の人間だから
仕方がない。
だけどオイラだって今時はカセットMTなんて使っていない。
ちゃーんとICレコーダーを使っているんだぜ、エッヘン・・(何を威張ってるんだ)

このワンボードマイコン(TK-85)は面白い。
このくらいの程度のマイコンなら勉強嫌いの実習生にも理解できる。
Windowsやら何やらの高級・高性能のパソコンはチンプンカンプンで使うのが
やっとだけど、一枚のボードに乗っかったおもちゃのようなマイコンは遊び相手に
もってこいだ。

今日はこれに何か周辺装置(というほど大げさなものではないけど)を接続してみようと
TK-85に組み込まれているパラレルI/Oを操作して遊んだ。
時代は進んで今時はシリアルI/Oが普及しているが時代遅れのパラレルI/Oを
もう一度勉強してみよう。


↓ パラレルI/Oは読んでのごとく沢山の信号線を並列に並べて使う。 資源の無駄だよね。



↓ 小さなコネクターに16本もの信号線を半田付けするのだから面倒だ。



↓ シリアルI/Oなら数本の信号線で済むのに・・・・・ カードエッジには沢山の信号線が引き出されている。



↓ 両面100ピンのコネクターで信号線を取り出している。



↓ そのコネクターに小さなソケット(ICを取り付けるソケット)を装着してこれに周辺装置を接続する。



↓ こんな接続コードを作るのに1日がかりだった。



↓ TK-85のI/Oポートが出力する信号を確認するためにブレッドボードにLEDランプを並べた。



↓ TK-85と接続したところ。



マニュアルに記載されているマシンコード表と首っ引きでプログラム(らしきもの)を
書いて、TK-85に手入力していく。
そしてRUNさせるのだが、思ったようには信号が出でこない。
ありゃー、おかしいなぁ・・・・
ステップモードにしてデバッグしていくが、どうしてもだめだ。
なんでだろう?
多分、I/Oポートはモニターも共用していているので、1コマンド実行のたびにモニターに
復帰するステップモードではその都度I/Oポートの設定がなされて期待したデータが出て
こないのでは無いだろうか? 
よーし、そうならステップモードは止めよう。
面倒くさいけど、プログラムをぐるぐる回りの走りっぱなしでやってみよう。

というわけで何とか信号の様子を確認できた。
テストの様子を動画でご覧ください。


130520パラレルIO操作実習



さぁ、これでXYプロッターを動かす準備ができた。
明日はその実習をしてみよう。


えっ、 なんでこんなことに夢中になっているのか・・・ ですかぁ・・・

それはですねぇ・・・・
このマイコンは実習生が指示するとおり動いてくれるからです。
エラーがあればエラーのとおり(動かないのが指示どおりなのです)
正しければそのように動いてくれます。
決して文句はいいません。
これは素晴らしいことです。

日頃言うことをぜんぜん聞かないお代官とは大違いです。(笑い)

ま、それは冗談として、こういうことが好きなんです。
それに昔買った部品がたくさん残っているので安上がりなんですよ・・・・



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押入れにこんなプリンターがしまってあった・・・・・ ☆ 三(み)昔前の遺物 ☆

2013年05月18日 21時07分57秒 | 工作実習
2013/05/18 (土曜日) 晴れ


毎日爽やかな天気が続く。
なのに、実習生は今日も部屋にこもって電子工作だ。

えっ、「スチームエンジン工作はどうなったんだ」 ですかぁ・・・・・

うーん、エンジンはなかなか思うようには行かないのでちょっとお休みです。
電子工作がまた行き詰ったらエンジン工作に戻ります。

押入れの中を覗いたらこんなものがしまってあった。
SHARP製のカラープロッタプリンタというXYプロッターで一応文字も
プリントできる。

実習生が始めて買ったパソコン(当時“パソコン”という言葉があったか
どうかはわかりませんが)はSHARPのMZ700というもので、
XYプロッター式のプリンターが付いていた。10cmぐらいの用紙幅に
図形や文字が4色印刷できるものだった。
このXYプロッター式のプリンターは図形や表を描くには便利だった。
このパソコンは甥っ子にあげてしまったが、その後のパソコンにはも少し
大型(A4用紙幅)が使えるXYプロッターを購入して使っていた。
そのXYプロッタプリンターがこれだ。
いつ頃購入したかは定かではないが、かなり昔であることは間違いない。


↓ 段ボール箱に入れて押入れにしまっておいたので全然埃は被っていなかった。
   予備のインクも(購入したままの)密封状態だったので使えるかもしれない。



↓ 印字ヘッドには4色のインクペンが取り付けられている。 



↓ 流石にこのインクペンは干からびていた。 予備のインクは正常に使えるようだった。(手書きで確認)



↓ パソコンとはパラレル接続だ。 今手持ちのパソコンは全てUSB端子しかないので接続はできない。
   もっともこのXYプロッターはWindowsの元では動かせない。(と、思います)




このプロッタープリンターはスタンドアローンで動作確認ができる。
電源を入れて動かしてみた。
初めのうちは動作はするが印字はできない。
インクペンを押し下げる機構がうまく動作しないようだ。
指を添えて補助してやると何とか印字する。
何度も何度も繰り返しているうちにだんだん正常に動作するようになってきた。


テストの様子を動画でご覧ください。


130518SHARPカラープロッタプリンタ



スタンドアローンでは正常に動作することが確認できた。
さぁ、次はこのプリンターをTK-85に接続して動かしてみよう。
それにはパラレル接続のケーブルを作らなくてはならない。
今まではいくつも転がっていた接続ケーブルも皆捨ててしまって
一つも残っていない。


↓ パラレル(セントロニクス)用コネクターに信号線を半田付けして接続ケーブルを工作。






↓ TK-85と接続するケーブル。



このケーブルでTK-85と接続してパラレルI/Oからコマンドを送り込んで
動作させてみたい。
はたしてうまくいかどうか・・・・・やってみなくてはわかりません。
何でも実習・・・・これが実習生のモットーです。
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押入れの中から引っ張り出してきました   ・・・ ひと昔もふた昔も前のプリンター ・・・

2013年05月14日 20時33分39秒 | 工作実習
2013/05/14 (火曜日) 晴れ



十年ひと昔という言葉がある。
というと三十年前は「三(み)昔」とでもいうのだろうか・・・・
相当昔のことだ、ということだ。

(大型の商用)コンピュータだって、パソコンだって今では考えられないような
ものだったのだ。
パソコンは今では32ビットは当たり前、64ビットが普通になっている。
メモリーだって何ギガバイトとギガバイトの単位が普通になっている。
当時は8ビットの処理、メモリは何十キロバイトの単位だった。
もちろんハードディスクなんて付いていない。
フロッピーディスクが付いていれば高級機だった。
それでもお値段は目玉が飛び出るほど高価だったのだ。

プリンターも高価だった。
インクリボンをピンで突いて(7×8ドット程度)の文字で数字とアルファベット
程度の印字だけだ。 もちろん黒一色だ。

そんなわけで貧乏実習生にはどれも皆高嶺の花、よだれを垂らして眺めるだけだった。
当時部品を集めて自分で組み立てるマイコンが流行った。
電気工作関係の雑誌にはこういった記事がたくさん掲載されていた。
(当時若かった・・し、失礼な、オイラだって若いときがあったんですよ!)実習生も
こんな記事を読んでは見よう見まねでマイコンらしきものを組み立てては壊し、壊しては
組立てを繰り返して楽しんでいた・・・・
あるとき、秋葉原のジャンク屋でレジかなんかで使う小型のプリンターを見つけた。
数字と数種の記号しか印字できないけどメカ的にはなかなか面白そうだった。
当時はマイコンボードに繋いでいろいろ使ったものだけど、その後用済みとなって
段ボール箱に押し込められて押入れの隅で眠っていたプリンターだ。

何を思ったか酔狂者の実習生は最近、電子工作に現を抜かして押入れの中をかき回して
昔のマイコンやをプリンター引っ張り出して弄繰り回している。
そして今日も飽きずにせっせと・・・・・


↓ 段ボール箱に詰め込んで押入れにしまってあったプリンター。 箱のなかだったので埃はかぶっていないが
   アルミ・シャーシーはこびり付いた手垢がカビて汚いこと夥しい。




↓ この黴は拭いても擦っても落ちない。 30年経過の勲章か!?





↓ 印字桁数は13桁。 用紙は58mm幅のロール紙を使う。
   今はもう用紙もないのでA3用紙を切り取って間に合わせた。



↓ 活字が浮き出たドラム。
   これが回転して目的の文字が回ってきたら小さなハンマーでインクリボンを叩きつけて用紙に印字する。
   当時の商用コンピュータのラインプリンタと同じ仕組みだ。(よくわかりませんが・・・・)




↓ マイコンボードとの接続。 カードエッジにコネクタを取付けて信号を引っ張り出してある。






↓ 一応4台の周辺機器を取り付けられるようになっている。




↓ プリンターのテストの様子。 




180バイトばかりのテストプログラムを手入力した。
これを先ずICレコーダーにセーブして、再ロードに備えた。
毎回、180バイトを手入力するのは大変だからね。

30年も眠っていたプリンターだけど、大した問題も無く正常に動作してくれた。

テストの様子を動画でご覧ください。




130514一昔二昔前のプリンタ




これでマイコンボード TK-85 が正常に使えるようになったことが
確認できた。
さぁーて、次はこれを何に使うかだなぁ・・・・
使う目的もなく、こんなことをやってるオイラってほんとにバカだなぁ・・・

(久しぶりの「オイラってバカだなぁ」シリーズです。)






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