2020/09/26(土曜日) 曇り時々雨
固定周波数を受信して検波出力を確認する実験はうまくいった。
次はスイープ受信をしてその検波出力を確認してみよう。
スイープ範囲の設定とかオシロスコープのレベル調整、掃引周波数の設定は
なかなか面倒だ。
バリキャップVFOの実験データを元にして鋸歯状波開始電圧、停止電圧を
設定した。
この設定にした場合はオシロスコープ・1CH(鋸歯状波)波形の2.7V付近に
120.5MHzの電波が表示されるはずだ。
スイープ受信を開始して120.5MHzの交信が始まるのを待った。
この120.5MHzはかなり頻繁に交信があるはずだが今はコロナ・ウィルスの影響か
なかなか交信が始まらない。
しばらく待機しているとやっと交信が始まった。
交信の受信周波数を確認するためのPCレシーバーのスペクトラム表示窓に
黄色いインジケータが立ち上がった。
同時にオシロスコープ画面には検波出力が表示された。
検波出力立上り位置と鋸歯状波電圧値とから120.5MHzのものだと見当がつく。
自作シングルスーパー受信機からはスイープに伴うザッ、ザッ・・・という音が出るのみだ。
PCレシーバーのインジケータが消えると、オシロスコープ画面の検波出力も消える。
この出力は120.5MHzのものだろう。
時々、検波出力が表示されるが鋸歯状波電圧位置が違ってPCレシーバーののインジケータも
点灯しないからこれは他の周波数の電波のものだろう。
スイープ受信もなんとかうまくいったみたいだ。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
さぁ、次はスイープ制御部のマイコンボードのプログラム改造だ。
検波出力を検出したらスイープを停止してワッチモードに移行させるのだが、
検波出力の判定レベル(閾値)設定をどうするか?
外部から自由に設定できるようにしたいなぁ・・・