デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

案ずるよりも産むが安し・・・・なぁんちゃって!

2010年02月28日 21時44分20秒 | Weblog
2010/2/28 (日曜日)  雨のち曇りのち晴れ


ヤマセミ・・・・・
撮ってみたいけど山奥の渓流に行かなくちゃぁならない・・・
とても警戒心が強いので朝暗いうちにブラインドの中に入って・・・
そしてそういう場所には大ベテラン達が・・・・・

こんなわけでヤマセミ撮影は無理と諦めていたが、「ここはそんなことは
ないよ」と友人に誘われた。
夕べから雨が降り続いて生憎の空模様だったが昼頃からは天気は回復すると
いうことだったので思い切って出かけてみた。

現地に着いたころ雨は上がってくれた。
でも天気はなかなか回復せず、厚い雲が垂れ込めていてあたりは暗い。
ポイントには何人ものカメラマンが待機していた。
中には先方にレンズを向けて何かを狙ってるカメラマンもいる。
「ヤマセミがいるんですか?」
「うん、あそこに止まってるんですよ。」
指差すほうを見たがどこにいるのかさっぱりわからなかった。
カメラのファインダーを覗かせてもらってようやくわかった。
遠い! とても遠いところに止まっていた。


↓  対岸の枯れ木にペアーで止まってくれた。 だいぶ遠いところだ。  デジスコのズームを最大にして撮った。 
 


↓  川原の中洲に立てられたお立ち台に止まってくれた。



この後も何度も場所を変えて止まってくれたが皆遠いところで、デジスコでもダメなぐらいだった。
ヤマセミはその場所から川の流れに向かって飛び降りてホバリングをしたり、魚を捕まえたりしていた。
そして、捕らえた魚をくわえて水面上を飛んで行く。
そのたびに川原に一眼大砲レンズを構えたカメラマンはシャッターを切りまくる。
そうだ、あれを真似してみよう。
400mmF5.6の小さなレンズで大砲群に加わるのはちょっと恥ずかしいけど・・・


↓  ヤマセミは案外動きが遅い。  何とかファインダーに入れることができた。



↓  大きな魚をくわえて飛んでいくところが撮れた。 



↓  逆巻く奔流?の上を飛行するヤマセミ。  ブレブレ、ピンあまだけど初ゲットだからアップしてしまおう。



現地で出合ったカメラマン達は皆親切で、楽しく撮影することができた。
ヤマセミ撮影はとても恐ろしいことのように思っていたが、ポイントの
直前まで車で行けて、ブラインドも必要なく、朝暗いうちに行かなくても
よくて、大ベテランの・・・・も無い、こんなところがあったんだ。
案ずるよりも産むが安し・・・で、また行ってみたいと思った。


  デジスコ:KOWA TSN-664(30xアイピース) + SONY W300
  カメラ :CANON EOS-7D + EF400mmf5.6LUSM
  レタッチユーティリティによる画像補正及びトリミング実施
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春直前の庭で

2010年02月27日 19時21分48秒 | Weblog
2010/2/26(金曜日) 曇り後雨



今日あたりから天気が崩れて雨が降るらしい。
でも午前中は明るい曇り空で何とか実習することができた。
春も近づいて地面には草花の小さな芽が顔出し始めた。
中にはもう小さな花を咲かせているものもある。
今日はこの小さな花を舞台にしてみた。
ピーカンの晴天よりもこういうぐずついた天気の方が野鳥の出が良い気がする。
今日もシメやシロハラが何度も姿を見せて演技してくれた。


↓ 「おぉー、いいねぇ・・・ 今日は自然のお花が舞台だね!」とご満悦のシメ君です。



↓ 「じゃー、ポーズ取るからしっかり撮ってよっ」



↓  「シメ君って頭でっかちで大きな顔してるね!」 「何言ってんだい、昔から役者は顔がでっかいんだよ!」



↓  そこにシロハラ君が登場。 シメ君の演技が終わるのをじーっと待っている。



↓  体の大きなシロハラ君がポーズを取ると折角の花が隠れてしまう。



↓  「シロ君、花のそばに立ってくれる?」   「これでいいのぉ?」   「はい、チーズ・・・パチリ」





冬の間中、庭にやってきていろいろ演技してくれたシメやシロハラ。
春になったら山に帰ってしまうんだろうなぁ・・・



       カメラ:CANON EOS-7D + EF400mmf5.6LUSM
       レタッチユーティリティによる画像補正及びトリミング実施


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残雪上のゴジュウカラ

2010年02月24日 21時39分26秒 | Weblog
2010/2/24(水曜日)  晴れ


春のような暖かさの一日、山奥の公園に出かけて野鳥と遊んできた。
公園の中を歩いて行くとヤマガラやコガラが集まってきて近くの枝に止まってこちらを見ている。
おやつを手のひらに乗せて差し出すとさぁーっと降りてきて指に止まっておやつをくわえて行く。
コガラはとても馴れていて、手のひらの上でおやつを選んだり、いくつもくわえたりで面白かった。
公園には先日の雪降りのときに積もった雪がまだたくさん残っていて残雪と遊ぶのも楽しかった。
そして残雪に降りたゴジュウカラを撮ることができた。 初めての情景だったのでとても嬉しかった。












      カメラ:CANON EOS-7D + EF400mmf5.6LUSM
      レタッチユーティリティによる画像補正及びトリミング実施
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春は間近に・・・・

2010年02月23日 20時29分00秒 | Weblog
2010/2/23(火曜日) 晴れ


春のような暖かい一日だった。
2月も23日、あと一週間足らずで3月だ。
3月からはいよいよ春が始まる。



↓  いつの間にか広がった桜草みたいな草に小さな花が咲いた。 「きれいだね」とシジュウカラが見物に。



↓  シジュウカラが近くの電線に止まってさえずっていた。  春はもう始まっているんだねぇ・・・




実習生の季節管理はいたって簡単だ。
3、4、5月は春。 6、7、8月は夏。 9、10、11月は秋で12、1、2月は冬といった按配だ。

植木の芽も膨らみ始めた。 地面には小さな花も咲き出した。
我が家の狭い庭にも春は公平にやってきている。
野山に出かけて可愛い夏鳥に出会うのが楽しみだ。

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雪の日の野鳥撮影

2010年02月21日 08時33分11秒 | Weblog
2010/2/21(日曜日) 晴れ


先日、待望の雪が降って貧弱な庭もうっすらと雪化粧でちょっとはきれいに見えた。
その雪もすぐ止んであっという間に消えてしまって、またもとの貧弱な庭に戻ってしまった。
あれからまだ3日した経ってないが、何だかずいぶん前のことような気がする。
そのとき撮った雪がらみ野鳥の写真がアップできずにしまってあるが、もったいないので
アップしてみよう。

(タイミングを外した写真はだいたいボツにしてしまうのですが、これは例外です。
 いや、本当のことをいうと、ブログ更新のネタがないのです・・・・・)


















   撮影日 :2010/2/18
   カメラ :CANON EOS-7D
   レンズ1:EF70-300mm F4-5.6 IS USM
   レンズ2:EF400mm F5.6L USM

   レタッチユーティリティによる画像補正及びトリミング実施
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300mmズームレンズと400mm単焦点レンズの差

2010年02月20日 10時40分24秒 | Weblog
2010/2/20(土曜日) 晴れ


最近はシジュウカラのさえずりがよく聞こえてくる。
もう、春なんだなぁ・・・
シジュウカラも縄張りを作り始めたのだろうか。
庭に遊びに来る野鳥も数がすくなくなったような気がする。
それに特別舞台にするような花も無くなってちょっと退屈だ。
そこで先日撮った写真から300mmズームレンズと400mm単焦点レンズの
撮れ具合を比較してみようとこんなことをしてみた。


↓ 画像-1

300mmズームレンズで撮った画像。(2月18日 8:26 撮影)
被写体までの距離は5m~6mぐらい。
ノートリミング/ノーレタッチ リサイズ処理のみ。

カメラ: CANON EOS-30D 
レンズ: EF70-300mm f/4-5.6 IS USM 

撮影データ
撮影モード_絞り優先AE   シャッター速度_1/50 絞り値_10.0   測光方式_評価測光   露出補正_-1/3 
ISO感度_800  焦点距離_300mm  画像サイズ_3504x2336  画質_FINE  ホワイトバランス_オート  AFモード_ワンショットAF 




↓  上の画像をトリミング拡大したもの。 (クリックで更に拡大されます。)





↓  画像-2

400mm単焦点レンズで撮った画像。(2月18日 8:38 撮影)
被写体までの距離は5m~6mぐらい。
ノートリミング/ノーレタッチ リサイズ処理のみ。

カメラ: CANON EOS-7D 
レンズ: EF400mm f/5.6 L USM 

撮影データ
撮影モード_絞り優先AE   シャッター速度_1/320 絞り値_5.6(開放)   測光方式_評価測光   露出補正_+1/3 
ISO感度_1600  焦点距離_400mm  画像サイズ_5184x3456  画質_FINE  ホワイトバランス_オート  AFモード_ワンショットAF 




↓  上の画像をトリミング拡大したもの。 (クリックで更に拡大されます。)





↓  画像-3

300mmズームレンズで撮った画像。(2月17日 15:10 撮影)
被写体までの距離は4m~5mぐらい。
ノートリミング/ノーレタッチ リサイズ処理のみ。


カメラ: CANON EOS-7D 
レンズ: EF70-300mm f/4-5.6 IS USM 

撮影データ
撮影モード_絞り優先AE   シャッター速度_1/200 絞り値_5.6(開放)   測光方式_評価測光   露出補正_+-0 
ISO感度_800  焦点距離_300mm  画像サイズ_5184x3456  画質_FINE  ホワイトバランス_オート  AFモード_ワンショットAF 




↓  上の画像をトリミング拡大したもの。 (クリックで更に拡大されます。)




↓ 画像-4

400mm単焦点レンズで撮った画像。(2月16日 10:40 撮影)
被写体までの距離は4m~5mぐらい。
ノートリミング/ノーレタッチ リサイズ処理のみ。

カメラ: CANON EOS-7D 
レンズ: EF400mm f5.6 L USM 

撮影データ
撮影モード_絞り優先AE   シャッター速度_1/125 絞り値_5.6(開放)   測光方式_評価測光   露出補正_-1/3 
ISO感度_1600  焦点距離_400mm  画像サイズ_5184x3456  画質_FINE  ホワイトバランス_オート  AFモード_ワンショットAF 






↓  上の画像をトリミング拡大したもの。 (クリックで更に拡大されます。)




両方の画像を比べてみると(特に拡大してみると)やっぱり400mm単焦点レンズで撮った画像が
精細にみえる。
特に画像-3と画像-4を比べてみるとその差がはっきりわかると思う。

撮影時刻も異なり、一概には言えないと思うが、300mmズームレンズは
使い始めてから2ヶ月も経つのに一度もきれいに(期待したように)撮れたことが無い。
いくらへぼ実習生でもこの間には一度ぐらいまぐれ写真が撮れそうな気がする。
これはやっぱりズームレンズの宿命なのかなぁ・・・
あっ、それにお値段も違います。
400mm単焦点レンズは13万円ちょっと。 300mmズームは6万円でした。(いずれも買値)
やっぱり値段の差かなぁ・・・
何十万円もするレンズはよっぽどきれいに撮れるんだろうなぁ・・・(よだれがたらーり)

突然

「それがどうしたっていうのっ! たかが小鳥の写真でしょう、馬鹿みたい!」というお代官さまの
声が聞こえたような気がした。

へへへーっ、ごもっともでござりまするぅ・・・
今後このようなミダラなことは考えませぬのでどうぞお許しおぉー。

                                完

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次は400mmレンズで撮ってみました。

2010年02月19日 14時19分39秒 | Weblog
2010/2/18(木曜日) 朝のうち雪後晴れ



この日は朝のうちは雪が降って我が家の庭もうっすらと雪化粧してきれいになった。
そしてこの景色の中にシメやシロハラが来てくれた。
このチャンスを待ち構えていた実習生は朝食を食べるのもそこそこに、早速撮影実習を行った。

狭い庭で撮影するには300mmぐらいのレンズが良いと思って昨年の暮れにキヤノンの
ズームレンズ(70-300mmF5.6)を購入した。
しかしこのレンズは期待したほどの画像が撮れない。(自分の腕の悪さを棚に上げて・・・)
先ほどまでこのレンズで撮っていたが、今度は3年ほど前に購入したキヤノン400mmF5.6の
単焦点レンズを装着して撮影してみた。


↓  雪をバックのシロハラ。 やっぱり400mmレンズは大きく撮れる。 わずか100mmの差なのに!



↓  シロハラまでの距離は3~4mぐらい。 図鑑写真より大写しかもね!













↓  シロハラの背中に枝から雪が落ちた。 雪も止んでどんどん解けて行く。



以上の画像は400mm単焦点レンズ( Canon EF400mmf5.6LUSM)で撮影したもので、
全てノートリミングです。
このレンズはF5.6の暗くて小さいレンズですがとてもきれいに撮れるので気に入ってます。


下の画像は少し前の時刻に70-300mmズームレンズ(Canon EF70-300mm f/4-5.6 IS USM)
で撮影したものです。
400mmで撮った画像も300mmズームで撮った画像も1200×800ピクセルにリサイズしているので
その差はあまりわかわかりませんがオリジナル画像で見比べたときはその差は歴然です。





次のブログねたでは400mmレンズで撮った画像と300mmズームレンズで撮った画像の
比較をしてみたいです。
えっ、“それが何なの!?” ですってぇ・・・
そうですねぇ、そんことはもうメーカーでテスト済みですよねぇ、きっと意味のないことですよね・・・
でもね、実習生はこういうことが好きなんです。 
ただそれだけです。


        使用カメラ: CANON EOS-7D 
        レタッチユーティリティによる画像補正(お化粧)



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雪化粧の庭で

2010年02月18日 16時55分34秒 | Weblog
2010/2/18(木曜日)  朝のうち雪後晴れ



「いつまで寝てるのっ、庭は雪で白くなってるよ!」 
もう起きよう、さぁ、起きよう、と思いながら布団から離れられないでいたとき、
お代官さまが枕元でこうのたまった。
えっ、雪が降ってるの!?  それじゃー、早く起きなくっちゃ!
急いで着替えをして居間へ降りて行った。
おぉー、雪が降っている! 庭はうっすらと雪化粧している。


↓  うっすら雪化粧の庭。  何の取り柄もない庭だけどちょっとだけきれいに見えた。  (FZ28で撮影)


雪が降る庭を見ながら朝食を食べていた。
もうすぐ食事も終わる頃シメの姿が目に入った。
「あっ、シメがきた! ごちそうさまでした・・・」と急いで箸を置いて、テーブルから離れた。
お代官さまの呆れ顔を横目で見ながら大急ぎでカメラの準備をした。


↓  雪の庭にシメが来ている。 シメは気まぐれでいつ来るかわからない。 先ず一枚証拠写真を!



↓  ありゃー、シロハラもきたよ!  これは忙しくなりそうだよ!  



↓  シロハラにピントを合わせた。 当然シメはボケてしまう。  両方は合わせられないね。



↓  それじゃぁ、今度はシメにピントを合わせてみよう。  この後シメは飛び去ってしまった。



↓  シロハラはおやつを探してあちらこちらを歩き回る。  雪の上のおやつは見つけにくいのかもしれない。  



↓  「おやつはどこにあるんだろう? なかなか見つけられないよ・・・」



↓  「ねぇー、おやつをどの辺にまいたの? もっとわかりやすとこにまいてよっ!」



こんな雪の日は餌探しは大変なんだろう。
シロハラは何度も庭にやって来てはおやつ(ミルワーム)を食べていく。
おかげで雪をバックのシロハラをゆっくり撮ることができた。
しかし、この70-300mmズームレンズはやっぱりあまりきれいに撮れない。
キャノンの純正レンズなのにこんな程度の写真しか撮れない。
このあと単焦点400mmレンズに取り替えて撮ってみたが、こちらはとても
きれいに撮れていた。
後でアップしますので見比べてください。


   カメラ: CANON EOS-7D + EF70-300mm f/4-5.6 IS USM
   レタッチユーティリティによる画像補正  ノートリミング
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春の淡雪でした・・・・・・

2010年02月16日 19時31分08秒 | Weblog
2010/2/14(日曜日)  晴れ



今日は友人と温泉に出かけるのだが、例によって早めに家を出てホテル集合までの
時間を野鳥が見られる公園で過ごした。

公園に向かう高速道路を北上するにしたがって周りの山の木々が昨日降った雪で白く
お化粧してとてもきれいだった。
これから行く公園もたぶん同じように雪でお化粧してることだろう。
どんな雪バックの野鳥写真が撮れるだろうかと期待に胸がふくらんだ。



↓  駐車場を出て野鳥スポットに向かう途中の景色。 雪化粧でとてもきれいだった。



↓  すぐルリビタキに出会った。 雪バックの好いところに居たんだけど、デジスコの悲しさ、ピントを合わせてる
    うちにちょっと高い枝に飛び移ってしまった。  残念! 



↓  雪をバックに撮れたのはこのソウシチョウだけだった。 



公園に着いたときは木々の枝には雪が着いていて、野原は一面の雪でとてもきれいだったが
日が高くなるとともに見る見る解けてあっという間に普通の景色になってしまった。



↓  さっきまでこの切り株にも雪が積もってたのに・・・・・



↓  「そおぉ、それは残念だったねぇ。 じゃーちょっとだけポーズを取ってあげるよ・・」  



↓  青いルリビも撮ったけど、これじゃぁちょっと・・・・・



あっという間に解けて消えてしまった雪。
ほんとうに春の淡雪だった。
また雪が降ったらここに来てみよう。
そして今度こそは雪バックの傑作をとの思いを胸にここを引き上げて友人が待つホテルに向かった。


         デジスコ: KOWA TSN-824M (32xアイピース) + SONY W300
         レタッチユーティリティによる画像補正及びトリミング実施
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ヒヨドリ捕獲成功

2010年02月13日 14時56分44秒 | Weblog
2010/2/13(土曜日)  雨



今日もとても寒い。
朝から小雨が降って、時々雪も混じっているようだった。
庭には餌付けしたシロハラが姿を見せている。
シロハラもたぶん背脂肉を食べるだろうと思って細かく切ってあげてみた。
最初は恐る恐る近寄ってついばんでいたが、美味(おい)しさがわかったのか
喜んで食べてるようだった。
背脂肉は小さく切ってあるとはいえ、ミルワームよりはだいぶボリュームが
ある。  いくつか食べると腹いっぱいなのか、食べ残して飛び去って行った。


↓  細かく切った背脂肉を美味しそうに食べるシロハラ。 (昨日12日撮影)





どこかでそれを見ていたヒヨドリがさーっとやってきて残りを全部食べてしまった。
ヒヨドリはコゲラにあげた背脂肉でその味は先刻承知だ。
これはまずいぞ!

案の定、シロハラがやってくると、「それはオイラのおやつだぞ!」とばかりヒヨドリが急降下
してきて暴れておやつを横取りしてしまう。
シロハラは驚いて慌てて逃げて、しばらくは姿を見せなくなってしまう。

これは問題だ。
よーし、ヒヨドリ捕獲をまじめにやってみよう。
今までお代官さまにお願いしていたけど、TVを見ながらの片手間仕事ではあの頭の良い
ヒヨドリを捕まえるのは無理だ。
そこで、実習生じきじきのお出ましとなった。



↓  今日のワナはこんなところに仕掛けた。 障子を閉めればこちらの姿は見えなくなる。



↓  ヒヨをおびき寄せる餌は大好物の背脂肉の細切れだ。


↓  障子を閉めてヒヨがやってくるのをじーっと待つ。 寒いよー。



↓  来た来た、ヒヨが警戒しながらやってきた。





↓  「入れ! ワナの中に入ってくれ!」



やっとヒヨがワナの中に入った!
はやる気持ちを抑えて、ヒヨが安心して肉をついばむまで待った。
そしてついに、ワナを落とす紐を引いた。 エイヤっと!
ワナはパタンと落ちてヒヨはついに囚われの身に・・・・

(この間は緊張して紐を握っていたので写真は撮れませんでした。)


↓  哀れ囚われの身になってしまったヒヨドリ。



↓  ヒヨの仲間への見せしめのためにしばらくこうやって置いた。 



その後仲間のヒヨがやってきてワナの周りをうろついたり、網の上に乗ったりしたので
「仲間を心配してやってきたのかぁ・・感心だなぁ・・・」何て思ったりしたが
結局は残った背脂肉を食べたかっただけだったんだよ。 薄情だね!

さぁ、お仕置きはこのぐらいにして捕まえて川原に持っていって放してこようと網の中から
取り出すことにした。
ところがこれがなかなか難しいのだ。
今まで何回か同じようなことをしたが、すばしっこいヒヨは、網に腕を差し入れたときにできる
わずかな隙間から逃げ出してしまうのだ。
そこで布切れをかぶせて暗くしてヒヨをおとなしくして捕まえなくてはならないのだ。


↓  こうして布をかぶせて暗くしてから手袋をはめた手を差し込んで手づかみするんだよ。
    つかまったヒヨはギャー、ギャーと大きな声で鳴く。 こっちだっておっかなびっくりなのに!



↓  手づかみしたヒヨドリ。 とても温かくて心臓の鼓動が伝わってくる。



「もう庭に来るんじゃぁないよ、今度来たら食べちゃうからな(冗談ですよ)」と懇々と諭して
その後川原まで運んで逃がしてあげた。
でもねぇ、近くの藪にはヒヨがたくさんいるからイタチごっこだろうね。
とにかくヒヨの捕獲ができてよかった、よかった。
これで今回のヒヨドリ捕獲作戦は終了としよう。

(ほんとはヒヨドリだって捕まえてはいけないんでしょう? でもこの場合は
すぐ逃がしてあげたからいいよね・・・  愛鳥家の皆さん、許してね。
愛鳥家の皆さんがヒヨドリを皆連れってくれればありがたいのですが・・・)
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