デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

今年もまもなく終わります。

2015年12月30日 09時30分41秒 | その他


2015年もまもなく終わります。
この一年、皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いいたします。

来る新年が皆様にとって素晴らしい一年でありますようにお祈りいたします。

     2015年12月30日  (デジスコ撮影)実習生 


      
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新しいモバスコ(モバイル・デジスコ)を持ってフィールドへ

2015年12月09日 08時14分14秒 | 野鳥撮影実習

2015/12/07(月曜日) 晴れ


今日は那須で温泉同好会の忘年会が行われる。
そこで我が家をちょっと早めに出て途中の公園に立ち寄り、野鳥を探してみた。
そしてこの夏に作った小型のデジスコ(モバイル・デジスコ=モバスコ)を使って性能を確かめるつもりだ。
つい先頃、圏央道が東北道に繋がったのでその公園まで行くのは便利になった。
まだ、開通して間もないきれいな高速道を快適にドライブして目的地に着いた。



↓ 新モバスコ(とは言ってもスコープは10年以上も前のもの)の初フィールド記念撮影。



↓ ちょっと離れたところの紅葉を撮ってみた。 これは最ワイド端で。
   デジカメがワイド端は28mm(35mm版換算)なのでケラレが大きく出てしまう。
   合成焦点距離としては約400mmの望遠レンズ相当になる。   



↓ ケラレが消える位置ではこんな感じ。



↓ 最大ズーム位置(テレ端 140mm相当)ではこんな感じ。
   スコープが14倍だから望遠レンズでは1960mm相当になるはずだ。



↓ オナガガモを撮ってみた。


↓ その部分拡大。 羽毛の模様も見えるからまずまずかな?



公園内を歩き回ったが目ぼしい野鳥には出会えない。
遊歩道ですれ違ったカメラマンに聞いてみたが今年は野鳥が少ないとのことだった。
山側の林の中で小鳥が飛ぶのが見えた。 そして近くの枝に止まった。
暗くてよく見えない。 双眼鏡で確認してみるとなんとルリビタキだった。
急いでモバスコをを向けて狙いを定めてシャッターを切った。


↓ バックが明るくて逆光気味になってしまい、ルリビタキは黒くなってしまった。



↓ 画像編集ソフトで補正してみたが、これが精一杯だ。





野鳥には出会えないけれど日頃の運動不足を補おうと公園内を歩き回って山道を登って広場にでた。
今日は風も無く穏やかな日和で日向はとても温かい。 こういうのを小春日和というのだろう。 
座るのにちょうど良い切り株があったので早めの弁当を食べた。
その後再び山道を下っていくと、斜面の向こうに何人かのカメラマンが待機しているのが目に入った。
静かに落葉を踏みしめてそーっと近づいて行った。
待機していたカメラマンに挨拶すると「ミヤマホオジロが出てるよ」と教えてくれた。
よく見ると「舞台」が設えて(しつらえて)ある。
ここはその人が管理している「舞台」なんだそうだ。
そしてカメラマンが無闇に「舞台」に近づかないように制限線がマークされていた。
そうだよね・・・・・
こういう風に「舞台」管理する人がいるところの方が秩序が保たれて良いかもしれない。

↓ しかし、舞台はなかなか派手な演出がなされていて・・・・・・


しばらくするとミヤマホオジロが飛んで来て近くの木の枝に止まった・・・・・
が、舞台には降りず、飛び去ってしまった。




その後はなかなか姿を見せない。
もう、そろそろ引き上げて那須に向かわなくてはならない。
時計を気にしながら待機を続けた。
そのうち、いろいろ雑談が始まり、このモバスコも話題にしてくれた。

「こんなの見たこと無いよ・・・どんな具合に見えるの?」
「よく、こんなの作ったね・・・」

私は「これはオモチャみたいなもので皆さんのカメラのようにはきれいには撮れません・・」なんて
応えていたが、ちょっと嬉しかった。
そうこうしている内にとうとうタイムリミットになった。
帰り支度を始めると、皆さんが

「ミヤマはこれからが本番だよ。 春までここでやってるからまたお出でよ」

と誘ってくれた。

と、そのとき誰かが

「あっ、来た、来た!」

と声をあげた。 ミヤマホオジロが来たのかと思って舞台を見たが変化無しだ。
パシャっ、パシャっ、・・・とシャッター音が響く。
皆さんのレンズは見当違いを向いている。
よく見てみると何とアオゲラが木に止まっているではないか。
また、モバスコをセットしてアオゲラに照準を合わせてシャッターを切った。


↓ ワイド側で。



↓ 中間ぐらいで。



↓ テレ端(1960mm相当)で。



「あんたはさっきは「鳥運が無い」って言ってたけど、帰り際にアオゲラが来てくれたなんて
 結構、鳥運があるかもね」

現地のカメラマン達がそう言ってくれた。
 
「また来ますのでよろしくお願いします。」







真っ赤に紅葉したもみじの下をくぐって駐車場に向かった。


         モバスコ: VIXEN 52-S
               アイピース GLH-20

         カメラ: Fujifilm XP-80 (16.4Mpix)
              (5mm~25mm5倍ズーム 35mm判換算28mm~140mm相当)

         レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
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久しぶりのベニマシコ

2015年12月04日 16時15分48秒 | 野鳥撮影実習


2015/12/02(水曜日) 曇り



久しぶりにベニマシコの撮影ができた。
友人に言わせるとオイらには「鳥運」が無いそうで、フィールドに出かけてもなかなか目的の野鳥には出会えない。
だから今日もダメかな?と弱気が走ったが、友人の鳥運に(本人に言わせると「強鳥運」を持っているとのこと)
頼って出かけてみたのだが・・・・・

フィールドに着いてみるとカメラマンが大勢待機していて、三脚を立てる場所がない。
まぁ、一番後に来たんだから当たり前だけど、一番端っこのまたその一番端っこに三脚を立てさせてもらった。
ここからはメインの舞台は見えない。 でも、ベニマシコはどこにとまるかわからないからいいか・・・・
そのうち、早くから来て良い写真を沢山撮った(と思います)人が「お先に失礼します」と引き上げていく。

その人が引き上げたとたんに、ベニマシコが現れた。
「ねっ、こんなもんだよね・・・ 誰かが引き上げると姿を見せるんだよ・・」

ところがその人が急いで舞い戻ってきた。
「今、ベニマシコが足元を掠めてこちらに飛んできたので引き返してきた!」と笑っていう。
そして、今度はオイらの次の場所に三脚をセットしなおした。

そんなこんなで早く来た人はぽつぽつと引き上げていく。
その空いた場所に順番にシフトしていく。
と、真ん中の一番良い場所?が開いているのに誰も移動しない。

「そこに行かせてください」と図々しく移動させてもらった。

周りはみんな大砲のような巨大レンズを付けたカメラ。
その中で豆鉄砲のような貧弱なレンズを付けたオイらのカメラ・・・・
同行した二人の友人も当然大砲レンズ付だ。
何だか惨めだなぁ・・・  端っこにいればよかったよ・・・・

ま、それはさて置き、この日はベニマシコが頻繁に現れてくれた。
友人が言うようにホントに「強鳥運」があるんだな・・・・















最初はメスばかりがよく姿を見せていたがそのうち赤い体をしたオスが現れてくれた。
午後は空も暗くなり、小さなレンズではよく見えなくなってきた。
大砲なら良く見えるんだろうな・・・と思いながらマニュアルでピントを合わせて撮影した。
後で確認してみるとほとんどがピンボケ写真だった。
その中で何とか見られるものを探し出してアップした。

友人達が使っている「ゴーヨン」は何十万円(百万円に近い)もするんだよ。
オイらの「よんごーろく」は15万円くらいだから、それは5、6倍も高いんだ。

「ものの性能は価格に比例する。 特に光学機器はそれが顕著である」

これはフィールドで知り合った先輩がよく言う言葉である。
(「安物買いの銭失い」ばかりしているオイらは、それを実感しております。)
だから、きっときれいに撮れることだろう。
こういうふうに暗くなるとその性能はますます発揮されるはずだ。
後でその写真を見せてもらうのが楽しみだ。

  

        カメラ:CANON EOS 7D

        レンズ:CANON EF400mm F5.6 USM
            1.4Xエクステンダー装着

        レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施 





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ポルトガルの観光もこれが最後です     - シントラ宮殿観光 -

2015年12月03日 19時46分06秒 | 海外旅行


2015/11/21 (土曜日) 朝のうち雨後晴れ


今朝はホテルを朝9時に出発して先ず、ベレンの塔、ジェロニモス修道院(いずれも世界遺産)の
見物をしました。 
そして市内に戻って昼食を食べて、午後は郊外に向かい、小高い丘の上に建つシンドラ宮殿(これも
世界遺産です)を見物しました。

シンドラ宮殿は何だかとても古い歴史があるとのことでした。
初めはムーア人が築いた城だったそうです。
ずーっとムーア人の支配者が居住していたそうですが、12世紀、ポルトガル人の祖先によって滅ぼされ
以後はポルトガルのものになったんだそうです。
ところでムーア人ってどんな人なんだろう? 名前は聞いたことがありますが、よくは知りませんでした。
この際に勉強しようと事典をひらきました・・・が、今度はベルベル人とかフェニキア人だとかまたまた
難しいことが出てきて勉強嫌いのオイらにはややこしくて理解できませんでした。
なんでも、もともとアフリカ北西部に住んでいた人々でアラブ人などの侵略で混血が進みムーア人と呼ばれる
集団になったんだとか・・・・・(こんな簡単な話ではありません。 イスラム教徒とかコーカサスとか
訳のわからないことがいっぱい書いてありました。 あぁー、頭がくらくらするよぉー)

まぁ、そんなことはどうでもいいことで、何しろ古いお城で当時の様子を今も残している貴重なものだそうです。
(だから世界遺産なんだけどね・・・・)
そしてこのシンドラ宮殿が今回のポルトガル旅行、最後の観光地です。


↓ リスボン市街を離れて郊外に向かいました。




↓ 小高い丘に建つシンドラ宮殿が見えました。



↓ シンドラ宮殿の正面?です。


↓ 世界遺産の証明書かな?



↓ 入り口です。



↓ 白い塔は煙突です。 塗装したてかな? 真っ白に輝いていました。
   この塔(煙突)の下は調理場になっています。



↓ 煙突の下から上を覗いてみました。 丸い穴が開いてました。



↓ 調理場だそうです。 王様や家来など大勢の人のご馳走を作っていたんだろうな・・・



↓ 天球儀が飾ってありました。 すぐこういうものに目が行ってしまいます。



↓ 星座や名前が刻まれていました。 



↓ このお城の主の寝台でしょうか? こういうものにはあまり興味がありません・・・・・



↓ きれいな模様の天井とか青いタイルが貼られた部屋。
   ゴシックだとかマヌエルだとかイスラム風の建築が混在しているとかこれもあまり興味なし・・・







↓ 礼拝堂には鳩の絵が描かれていました。






お城の周りには鳩が沢山いました。

↓ 期待したような野鳥には出会えず、鳩でガマン!



宮殿の観光を終えてシントラの町(村?)を見物しました。





楽しかったポルトガルの旅もこれで終わりです。
明日は朝早い時間の飛行機に乗るためにホテルを4時半に出発します。
成田を16日に発って今日は21日です。 もう足掛け6日も過ぎてしまいました。
明日は22日、飛行機に乗ったり乗り換えたりで丸1日は移動日です。
そして23日朝、成田に到着の予定です。
ポルトガル8日間の旅・・・・って言ったって3日間は移動日です。

思い出に残るのはロカ岬・・・ ポートワイン工場の美人サンデマン・・・ サンチャゴの歓喜の丘・・・
コインブラ大学の図書館・・・ ナザレ海岸の夕日・・・  朝市の様子・・・  大西洋を横断した水上機・・・
オビドスの城壁巡り・・・   ファドドリンクショー・・・ 
それから食事時に飲んだ美味しいビール・・・・
それに、初めてカメラに収めたクロジョウビタキ(野鳥)・・・・・

なぁーんだ、結構あるじゃないか・・・・ 
思えば楽しい5日間だったなぁ。

こんなわけでポルトガル旅行記はこれで完結です。
振り返ってみればアップし忘れた写真や、書き忘れた記事も沢山あります。
それはまた別の機会に書き込みたいと思います。

この独りよがりのダラダラ文章、見当外れ写真に長らくお付き合いくださった皆様、                  
                              まことにありがとうございました。

これからもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

                             (野鳥撮影)実習生
                           





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