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団結ガンバローの起源

2022-08-24 18:00:00 | 主張
最近、大会などで「団結ガンバロー」が話題になっていると耳にした。そういえばいつもやっている「団結ガンバロー」はいつごろから使われるようになったのか興味が湧いたことから、検索してみることにした。
 検索するといろいろなサイトが表示され、起源は不明というものも結構あったが、結構詳しく解説しているところを見つけたので、引用してみたい。

 労働組合の集会の最後は「団結ガンバロー」で締めくくるのが定番となっている。この作法・動作は一体いつごろから始まったのだろうか。
 労働歌「がんばろう」は1960年6月の安保闘争、三井・三池争議の最中に作られた。「がんばろうつきあげる空に、くろがねの男のこぶしがある、燃え上がる女のこぶしがある、闘いはここから闘いは今から」の歌詞を覚えている方は多いだろう。そして翌1961年8月の総評第17回大会の閉会時に労働歌(インターナショナル)の合唱のあと初めて、こぶしを空に突き上げる「団結ガンバロー」が叫ばれた。三井・三池争議支援に全国から集まり、作詞作曲されたばかりの「がんばろう」を歌った2万人もの労働組合活動家たちが地元に戻り、ガンバローは全国に広がったのである。それ以来、日本の労働組合にとってことあるごとに使われるフレーズと動作として定着したのである。
 では、それまでの労働組合大会の流儀はどうだったのだろうか?実は、1960年7月31日に始まった総評第15回大会の閉会は、インターナショナルに続いてなんと「万歳三唱」ををもって終わっていたのだ。(以下略)

全国労福協OB会会報第63号2015年3月「団結ガンバローと万歳三唱の起源」(高橋均氏)より引用

 思っていたより古くなく、それ以前は万歳をしていたというのも新鮮な驚きであった。いずれの所作や歌など、境遇や立場などが異なる者どうしが、心を一つにしたいという強い気持ちが込められているものだと思う。時代が変わっても、その理念は引き継いでいく必要がありそうな気がする。
 ところで、文中にある「がんばろう」という歌の歌詞を見た瞬間、幼いころ父が組合の集会後の宴会で酔っ払って、おちゃらけながら一緒に歌おうと言って歌いだした、恥ずかしいような何とも言えない気持ちと場面を鮮明に思い出した。結構強烈な歌詞と平易な音程だったので、なんとなく覚えていたが、40年ぶりくらいに、歌詞と音程をユーチューブの動画で確認すると、ほぼ記憶通りであったことも軽い衝撃であった。

南九地本 井出

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