昨日、Ozakiさんのコメントにあったとおり、各職場で給与カットを踏まえた緊急職場集会が行われております。
この度の政府提案は組合員にとって大変厳しい内容であり、さまざまなご意見をいただくことになると思いますが、本部としては合意に至った背景等について、組合員の納得が得られるよう丁寧に説明していきたいと思っているところです。
給与決定というとても大きな事案です。
合意に至る前段階も、組合員の理解を得るためにタイムリーな情報提供と意見聴取は絶対不可欠との思いで、緊急職場集会を設置し、随時機関紙の号外を発行してきました。
無論、それだけで十分と言うつもりはありませんが、事案が大きいだけに、執行部には誠心誠意説明を尽くしていく責任があると思っています。
これから集会が行われる職場の組合員のみなさんには、必ずご出席いただくことをお願い申し上げます。
さて、ここからは個人的意見ですが、この度の給与カットは組合員の生活(私自身の生活も含め)を鑑みると、「とてつもない」厳しい内容になったことは言うまでもありません。
しかし一方で、この交渉で得たものがあることも事実です。
中でも、労使の合意でこの課題を決着させたこと、そして政府の責任で自律的労使関係の導入に係る法案を成立させるという約束を得たことは、「とてつもない」大きな収穫だと思っています。
戦後の動乱期以降、公務員労組が長年にかけて基本権の回復を求め運動してきたことを考えると、これは間違いなく大きな前進ですし、将来的に公務労働者の社会的地位の向上にも大きく資すると期待します。
公務員の労働条件が政治から一方的に振り回されるのはもうまっぴらですし、政府に必ず約束を履行させるよう私たちももうひと頑張りして、法案成立まで見守っていかなければいけません。
公務員労働者の長年の悲願がもう目前です。
ここに至るまで諸先輩方が重ねてきた努力と苦労、払ってきた犠牲は想像するに尽きません。
歴史的にみても、今、「とてつもない」転換点に立っていると思いませんか?
(ダーツ師)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます