ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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意思がこれからを変える。

2014-10-29 23:55:00 | 主張
札幌では初雪が降り、手稲(ていね)山の頂が白くなっていました。
北海道は、そろそろ冬を迎える準備が佳境を迎えます。

先日行われた中央要求行動では、幾人かの国会議員のところへ足を運びました。
対応は様々でしたが、建て替え後の議員会館は明るく、各部屋も広くなっていました。

最近、政治資金を巡っての報道が盛んです。
政治には金がかかる、と、よく言ったものですが、この意味での使い道の多くは地元の対応をはじめとする「他人」へのものだったような気がします。
どうも報道内容を見る限りでは、議員本人や秘書の生活や何やら何とやらに使っているようです。

清廉潔白な人物がこの世の中にどれだけいるのかはわかりません。
議員や政治活動を支える人たちにも生活があることは十分承知しています。
しかし、政治に必要なお金であれば、政治に必要なものに使うのが道理だと思います。

政治は成果を出して初めて認められるものです。
その意味では、成果を出せば他のことは人に迷惑をかけない限りいいのかもしれません。
その意味では、成果を出せていない人たちの政治資金に関する報道ばかり、かも、しれませんが。



翻って労働組合と組合費、組合員の関係を考えてみましょう。

組合費は、労働組合活動のための資金です。
労働組合の活動以外に使用することはおかしい、ということになります。
さて、お金を使うべき活動とはなんでしょうか。

労働組合の本旨は、組合員の雇用と労働条件を守り、改善することです。
ということは、それらにつながる活動がお金を使うべき活動です。
改善どころか守ることもできないような活動は、やめることが必要だ、とも言えます。

全財務の活動は、果たして組合員の雇用と労働条件を守り、改善するための活動でしょうか。
そのことを検証するのが、大会や中央委員会という機関会議です。
そのことを検証するのが、代議員や中央委員、そしてすべての組合員の皆さんです。

その意味では、組合員の雇用と労働条件を守り、改善できればどんな使い方でもOKということです。

成果が見えないと言われて20年が経過しました。
この間、数多くの活動がはじめられ、数多くの活動が幕を閉じました。
日々活動を考え、動き、検証し、そして改善することが、労働組合の本旨を達成することに繋がります。
ということは、これまで行ってきたことのすべてに無駄がないということです。
これから行うすべてのことも無駄にはならない、ということでもあります。

ただし、無駄ではないためには、漫然と活動するのではなく、意思を持って活動することが重要です。



組合も政治も、意思を持ってそれぞれの目的を達成するために活動する、お金を使うことが重要なのです。




まずは、意思を持ちましょう。
そして、動いてみましょう。
それが僕たちの明日を変える、今日よりもよい明日を迎える原動力となるはず、です。


(たむらまさかず)

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