どうなる？労働基本権

先週の土曜日をもって、全地本の地区委員会、支部代表者会議が終了しました。本部役員も地区委員会等に出席させていただくとともに、昼休み・勤務時間終了後を使ってオルグをさせていただきました。ご参加いただいた組合員の皆さん、大変ありがとうございました。

今回のオルグのテーマですが、春闘期ということもあって、①2010春闘の特徴と意義、②公務労働を取り巻く諸課題、③全財務の抱える主要課題、などを盛り込んでいましたが、参加者の皆さんの最大の関心は、④自律的労使関係制度の構築に向けて、ではなかったかと感じたところです。

オルグでは時間も限られていたこともあって、①交渉システムのあり方、②今後の取り組みの基本的考え方、③組織強化・機能強化の必要性、を中心に話をさせていただきましたが、私たち国家公務員にとっての労働基本権回復は、悲願の実現である一方で、自らの交渉によって賃金・労働条件を決定するというスタートラインにようやく立つに過ぎません。

実は1月30日の第98回中央委員会にあわせて、公務労協の岩岬副事務局長を講師にお迎えし、自律的労使関係制度についての学習会を開催し、認識を深めたところです。
その概要について、機関紙（2月15日号）に3ページにわたり記載していますので、是非じっくりとお目通しいただくとともに、この極めて重要な課題に組合員の皆さんが真正面から向き合い、議論していただくことを期待しています。（Nagano）