御嶽山の噴火、痛ましい報道が続いています。
麓の木曽町は、個人的に思い入れのある地です。
一刻も早い噴火活動の終息と、被害に会われた方の救出を祈っています。
木曽町に対する思い入れは、プライベートでの活動にあります。
パーカッションの原型のひとつと言われる、西アフリカの太鼓「ジンベ」。
その伝統的文化を学ぶ機会を、本格的に得た地が木曽町でした。
「今日まで15年間にわたり学び続けてこられたのはなぜだろう。」
そんな問いに対する答えに、今日、思い至りました。
自分に欠けているものがあるから、自分にはないものがあるから、続けてこられたのです。
欠けている自分だからこそ成長できるし、成長を実感できます。
才能豊かな方にはわからないことだと思います。
8年ほど前、「たむらさんにはジンベを続けていくうえで決定的に欠けているものがある」と指導的立場にあるドラマーに言われました。
この言葉はショックでしたし、何が足りないかはいまだにわかっていません。
それでも今日まで学び続け、新しい発見を日々得ています。
職場が成長し続けるために必要なことは何かを考えてみました。
それは、「何かが欠けている」ことかもしれません。
それと同時に、何も欠けていない職場には出会ったことはないし、満足な職場があったとするとそれ以上の満足はあり得ないわけです。
欠けているからこそ満足を得られ、ゴールがないからこそ次の満足が待っているのではないか、と感じている今日この頃です。
(たむらまさかず)
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