ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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危機意識の重要性

2011-11-18 23:24:23 | 日記

気温も下がり、いよいよ本格的な冬のシーズンの到来が近づいている。

北陸では、雪に備えて12月初めごろから冬用タイヤへの交換作業が始まり、暮れにはほとんどの車が冬タイヤへの交換を済ませる。しかし、これがなかなか面倒な作業となる。

 

なぜなら北陸地方は、1世帯あたりの自家用車保有台数が多く福井県が全国1位、富山県が2位となっているなど、成人であれば一人1台車を持っている。家族7人で5台の車を持っているのも珍しくない。これは公共交通機関網が十分整備されておらず、とにかく車がないとどこへも行けないし、何もできないことに起因している。

 

そして、冬を前にしたタイヤ交換はお父さんの仕事となっている場合が多く、北陸の多くのお父さんは雪のシーズンを前に憂鬱な気分になるのである。

我が家の場合は2台しか保有していないが、それでも面倒だなと思ってしまう。

 

ところで、昨日、仕事から帰る電車に乗っていると、次の駅に近づいたところで突然電車が止まった。どうしたのかと思っていると、社内アナウンスがあった。次の駅でホームにいた電車待ちの乗客の1人が線路に転落し、非常ボタンが押されたため緊急停止したということだった。その時、ふと思ったことが、非常ボタンなんて設置されていたかなあということであった。おそらく普段から注意して周りをみていないためであろう。もし突然、目の前の人が線路に落ち、電車が近づいてくる場面に遭遇したら、自分は適切な対応を採ることができるのか自信がなかった。

日ごろから、危機意識をもって行動し、もしこうなったらこう対処するというシミュレーションを考えておくことが必要であると思った。

組合活動に関していえば、国家公務員を取り巻く情勢が一段と厳しさを増す中、組合員一人ひとりが危機意識をもって、これからの展開に対し準備を怠らないことが重要であると改めて感じた出来事であった。

≪北陸ナマズ≫


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