ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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年休消化?

2011-01-24 23:45:48 | 日記

この前、年が明けたばかりのような気がしますが、1月も残り一週間となりました。月日が経つのは、本当に早いです。年が明けても、事務年度は替わりませんが、年休は20日増えて休暇簿は新しくなりました。

年休のストックについて、「年休消化」という言葉を耳にしますが、年休って「消化」するものなのでしょうか?。一般的には、誰だって休みたいでしょうし、仕事以外のことにあてる時間がほしいと思うのは当然のことです。ということは、年休は自分の意思で使うものだと思います。

一方で、年休を「消化」するというと、個人的には、年休を取らされているというに義務的な感じがします。職員の年休取得日数にこだわる方々にとっては、まさに義務なのかもしれませんが・・・。ただ、自分の意思で取得するべきである年休を、無理に取得させられていることがあるとすれば、その結果としての年休取得日数に、どれほどの意味があるのか疑問です。

大切なのは、個々の職員が年休を取得しやすい環境作りであり、決して年休の押し付けではないと思います。ここでいう環境には、人間関係だけでなく業務量も含まれます。各部、各課、各ライン、各個人において年休取得日数が少ないのなら、いづれかに原因があるはずです。業務量については、仮に、管理職や責任者と呼ばれる人達が、確固たる方針も持たずに場当たり的な指示を出しているとすれば、その辺りの改善も、業務量の減少に寄与するのではないでしょうか。

背景にある原因を追究せずに、一律に、「計画的に年休を取得せよ。」と言われても、「年休が取得できる環境整備が先だ。」と言わざるを得ませんが、職員一人一人が計画を立てて年休を取得することは、もちろん大事ですので、皆さんもぜひ年休を有効に活用してリフレッシュして下さい。私も、次回の年休予定日を楽しみにしながら、明日は始業前に、合同庁舎前での国公連合近畿のチラシ配布(ティッシュ配り)に参加してきます。

(きんきの山)


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1 コメント

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年休取得以前の問題として・・・ (【谷】)
2011-01-26 00:36:35
きんきの山君指摘の年休取得問題も興味深く、的を射ていると思いますが、一番の問題は日々の業務運営と超過勤務だと思います。
残念ながら公務においては、他律的な要因環境に置かれていることもあり、地方、中央関係なく超過勤務問題=タダ働き問題が存在します。
労働基準法の適用がない=政府が法律をやぶることがない性善説の世界、の中で以外に放置されている問題です。
国で働いているから、ある程度公僕としての奉公ありうべし的考えは生存権的発想では通用しませんし、何よりも、管理者のマネジメント能力を疑います。
優秀な職員=管理者ではないのです。
よく言われますが、優秀な野球選手、力士が、優秀な監督、親方ではないのと同一です。
特に公務においては、もう少し、コスト意識をもった庶民感覚の管理監督者が必要だと思いますがいかがでしょう?
組合もこうした視点で、来るべき労働基本権回復とセットで交渉能力、検証能力を高める時代にきたものと自戒する次第です。
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